ゲストへの心遣いを!結婚式料理のイレギュラーメニューの対応

結婚式のイレギュラー料理©triocean – shutterstock.com

結婚式の中でゲストの多くが楽しみにしているのがお料理。そのため、新郎新婦も力を入れるポイントではないでしょうか。しかし招待するゲストは年齢も幅広く、妊婦や子ども、アレルギーを持っている方などさまざまいます。ゲスト全員が楽しんでもらえる料理にするには、どのように対応していけばよいのでしょう。結婚式の料理のイレギュラー対応の仕方や気をつけることをまとめました。

結婚式料理のイレギュラー対応

結婚式のイレギュラー料理©Halfpoint – shutterstock.com

結婚式では幅広い層のゲストが集まります。ゲストの中には赤ちゃんや子ども、妊婦、食物アレルギーがある方や食べられない食材があるゲストもいるかもしれません。その場合、ゲストに合わせて飲み物の配慮やアレルギー対策が必要になります。できればゲスト全員が楽しめる料理を用意したいですよね。そのためには事前対応が大切になります。

会場側に確認

ゲストにアレルギーなどの有無をたずねる前に、まずは結婚式場にどのような対応をしてもらえるのか確認しておきましょう。
 
・年配の方や子どもでも食べやすいメニューを用意してもらえるか
・ゲストに好き嫌いやアレルギーがある場合、別メニューにするのか、別の食材に変えるのか対応方法
 
などアレルギー対策について細かく聞いておくことが、ゲストを招待する上で安心材料になります。会場によっては対応の仕方が異なるため、事前の確認は忘れずにしておきましょう。

ゲストに確認

会場側に確認ができたら、ゲストに確認をします。確認方法は、招待状がスマートです。
招待状には、

お召し上がりになれない食材が「ある」「ない」
お召し上がりになれない食材がある場合はメッセージ欄にお書き添えください
出来る限り配慮させていただきます

というように、食べれない食材の有無をゲスト本人に記載してもらいます。
完全にアレルギー対応が難しい場合もあるため「対応できます」と言い切らず「出来る限り」と一言添えておくとよいでしょう。
アレルギーがあるという方には、完全除去したほうがよい場合とそうでなくてもよい場合があります。招待状だけではわからない部分は、本人に直接確認をしましょう。

再度式場と相談

ゲストに確認ができたら、再度式場に相談しましょう。アレルギーが入っている食材を確認しながら、どのような対応をしていくのか話し合いながらメニューを決めていきます。

ゲストへの対応策

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妊婦への対応

妊娠中は、アルコールやカフェインを控えたほうがよいため、飲み物にも気を使いましょう。乾杯時には、アルコールの代わりに炭酸水に変更するのもよいでしょう。乾杯以外の飲み物では、ノンカフェインコーヒー、麦茶、ルイボスティなどカフェインレスのもの準備しておくとゲストも安心できます。お料理では生ものを控えてる妊婦が多くいるため、お刺身やお肉などの生ものは出さないように配慮をするのもよいでしょう。妊娠中は好みが変わりやすい時期のため、本人に直接食べられないものを詳しく聞いておくのがおすすめです。

赤ちゃんや子どもへの対応

赤ちゃんや子どもは、年齢によって食べられるものと食べられないものがあります。さらにアレルギーの心配もあるため、事前にアレルギーはないか、食べられないものはないかを確認した上でお子様メニューを用意したほうがよいでしょう。小さい子どもの場合、料理がいらないこともあるため料理が必要かも確認しておきましょう。事前に赤ちゃんや子どもを連れてくるとわかっている場合は、招待状に「子どもは何歳か」「食事は必要か」「お子様メニューを利用するか」「必要な場合アレルギーや食べれないものはあるか」など、子どもについての情報がわかるようにしておくとよいでしょう。その他、子どもが食べやすいよう小さくカットしておくなどの配慮があるとゲストに喜ばれます。

結婚式料理のイレギュラー対応で気をつけること

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必ず本人に確認

食物アレルギーの場合は、生卵はだめだけど加熱していればOKという場合や、エビのアレルギーであれば、エビそのものを避ければよいのか、エビといっしょに調理したものはNGなのかなど、症状はさまざま。招待状でアレルギーありと記載してあっても、詳しく書いてないこともあるため本人に直接聞いておくことが安心です。事前に予定している料理のメニューを見せるのもよいでしょう。そうすることで、実際に食べられないものや「これなら大丈夫」など直接意見が聞けて対応しやすくなります。

細かい配慮も必要

食べられない食材やアレルギーがある場合、他のゲストとコースメニューが全く違うと気にしてしまうゲストもいます。アレルギーを知られたくないゲストもいるかもしれません。そうならないために、食べられない食材だけを抜いて他の食材にしてもらったり、同じメニューに見えるような対応をしてもらったりするのもよいでしょう。魚介類のようなメインの食材が食べられない場合はそれを抜いてしまうと寂しい料理になってしまうため、代わりになるメイン食材を用意してもらい、ゲストの間で不公平さがでないような配慮も必要です。

結婚式料理のイレギュラーメニューの対応まとめ

結婚式のお料理はゲストも楽しみにしているため、すべてのゲストに満足していただきたいと考えるカップルも多いはず。料理を決める前に、アレルギーなどゲストに合わせた対応をどのようにするのかきちんと確認しておくことが大切です。食べられない食材があるゲストには細かく聞いておくことでお互いが安心でき、結婚式を楽しむことができます。参加者全員に喜んでもらえるようしっかりと対応できるよう準備しておきましょう。