神前式以外もあり?チャペルや人前式もできる和婚の流れ

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和婚と聞くとどのようなイメージがありますか?一番最初に思いつくのは神社での厳粛な神前式ではないでしょうか。ですが、神前式以外も和婚には挙式スタイルがあります。最近では自由度が高くオリジナルな和婚もでてきました。今回は神前式以外でおこなうときの結婚式には何があるか?また、和婚の中で人気がでてきたチャペル挙式での具体的な流れをご紹介します。

和婚とはどんな結婚式?

和装結婚式©︎ sep07_naoko – Fotolia

和婚とは和の要素を取り入れた結婚式です。衣装や料理、挙式や披露宴に日本の文化を感じられるようにします。和婚と聞いてイメージされるのが神社での挙式。ですが、最近では結婚式場のチャペルやガーデンでおこなうことも。新郎は袴、新婦は白無垢や色打掛を着て人前式スタイルでおこないます。洋風の空間で和の演出を取り入れらる新たなスタイルの和婚です。

和婚の挙式スタイル

和婚©︎ © diamondforce – Fotolia

神前式

神社やホテル、結婚式場の神殿でおこなわれます。神社の場合は参進という花嫁行列をおこなうところも。厳格で格式高い雰囲気の中で挙式が進みます。神前式の流れは三々九度、玉串拝礼、水合わせの儀など演目が多くあります。教会式では新婦に注目が集まりやすいですが、神前式では新郎が誓いの言葉を読み上げる誓詞奏上があります。また、両家が親族になることを表す親族盃の儀があり、家族の絆を大切にする挙式スタイルです。

チャペル

教会や専門式場のチャペルでおこなう和装人前式スタイルの挙式です。和装を着てカジュアルな雰囲気の中、和と洋どちらの演出もいっしょにできます。挙式が始まる前に新婦の母親による懐剣や筥迫を新婦の着物に差し込んでもらうことも。フラワーシャワーの代わりに折り鶴シャワーのアフターセレモニーができます。自分たちで流れを考えることができるのでオリジナルな挙式スタイルを選べます。

仏前式

お寺で先祖に結婚を誓う挙式スタイルです。参列できる人数が10~20名程度の少人数になります。仏前に向かい結婚式をおこなうことを報告、念珠という数珠を新郎新婦に授けて結婚式が終わるまで身につける儀式があります。日ごろお世話になっている先祖の仏事を営むお寺でおこなうことが一般的。また、有名なお寺でも結婚式をおこなうこともできます。

人前式

レストランや料亭などで出席してくれるゲストに結婚を誓うスタイルです。人前式はゲスト参加型で、結婚証明書にゲストのサインをもらうことや証人の拍手で結婚の成立にすることも。和の伝統的な儀式をプログラムに入れ、現代風にアレンジさせ自由な形式のセレモニーにする流れもあります。

最近の人気がある和婚の流れ

最近増えてきている和×洋のチャペル和婚の流れをご紹介します。

神前式の流れについては『こちら』に流れを紹介しています。 

1.筥迫・懐剣の儀、紅差しの儀
2.新婦父とバージンロードを歩く
3.開会宣言
4.誓いの言葉
5.水合わせの儀
6.指輪の交換
7.結婚証明書サイン
8.結婚成立・承認の拍手
9.閉式
10.新郎新婦退場
11.折鶴シャワー
12.記念撮影

神前式で新婦の母から最後の支度としておこなわれる筥迫・懐剣の儀、紅差しの儀。チャペル式での流れは、新婦がバージンロードを歩く前にゲストの前でおこないます。ゲストも教会式では見ない儀式で印象に残るシーンとなります。水合わせの儀という新郎新婦がそれぞれの実家で汲んだ水を一つの容器に注ぐ儀式は、チャペルや人前式和婚で人気のプログラム。現代風にアレンジして、サンドセレモニーや果実酒を作ったり、オリーブの木に水をあげたり自由に儀式をおこなうこともできます。折鶴シャワーも和婚にぴったりな演出に。ゲストが参加できる心温まるシーンになります。

神前式からチャペル、和装人前式まで、和婚のスタイルを知ろう

桜の中で結婚式© mikitea – Fotolia

和婚と聞くと日本の伝統的な結婚式で神社のイメージを持つと思います。最近は「和の要素を取り入れた結婚式」であれば、チャペルで和装や人前式もできるようになってきました。特に人気のあるチャペルでは和装人前式とも呼ばれ、衣装は和装でも挙式の流れは自由に考えられることが魅力に。伝統的な儀式を取り入れつつ現代風にアレンジができるので、参加したゲストも印象的な結婚式になります。いろいろなスタイルがありますが、自分たちがどのような結婚式にしたいかや家族の理解も得ることが大切です。伝統的にも自由なアレンジにもできる和婚。素敵な和婚スタイルを見つけられるといいですね。

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