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結婚式が20人で行われる場合、親族中心で行われる場合がほとんどです。最近では20人の少人数婚も珍しくはないので、対応してくれる式場も見つけやすくなりました。この記事では会場の選び方から費用、席次レイアウト、注意点などご紹介します。
目次
20人の結婚式の特徴とは?
4、50人の結婚式なら聞いたことがあるけど、20人はあまり馴染みがない、という方も多いのではないでしょうか。かなりの少人数で行う結婚式、その特徴についてご紹介いたします!
費用相場はどのくらい?
ゲストが20人で行う結婚式の場合、挙式と披露宴どちらも行った際の費用相場は100~120万円程度です。挙式か披露宴のどちらかのみだったり、式場のプランによっては100万円以下に抑えることも可能なので、あまりゲストを呼ばず、なおかつリーズナブルに式を挙げたい、という方にはぴったりな式だと言えるでしょう。
20人のゲスト構成は親族中心
両家合わせて20人の少人数結婚式では、ゲストが親族のみの場合がほとんど。両親、兄弟、祖父母、叔父叔母、いとこなどを合わせて大体20人になるでしょう。結婚式では親族のご祝儀平均が高いので、親族の多い結婚式は自己負担が少なかったり、黒字になったりする場合が多いです。
ゲスト20人の結婚式は黒字になる?
20人の結婚式だからといって、かならずしも黒字になるわけではありません。しかし、20人の小規模結婚式を行って「自己負担額が少なかった」「黒字になった」という人もいます。
親族のご祝儀平均額は6.7万円
地域や年齢によっても異なりますが、ご祝儀の平均は親族で6.7万円となります。
【ゲスト20人×ご祝儀6.7万円=134万円】
となりますので、この金額内で結婚式費用を抑えれば、黒字にすることができるでしょう。
ただし上記はあくまでも平均値です。年齢層の若い親族が多い場合や、家庭によってご祝儀の上下も大きいので、必ずしも全てがこの金額に当てはまるわけではありません。
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
20人なら会費制も検討してみよう
会費制の結婚式は、適正な会費額を設定した場合、黒字になることは少ないですが大幅な赤字にもなりにくいです。ゲスト20人規模の結婚式であれば、会費制結婚式を検討してみるのもいいのではないでしょうか。
結婚式ゲスト20人の席次レイアウト
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20人で行う少人数結婚式の場合、席次レイアウトに決まりはありません。自由に席次レイアウトは決められるので、ご両親とも相談しながら決めると良いでしょう。新郎新婦ゲストでテーブルを分ける場合の席次レイアウト案をご紹介します。
20人規模でできる結婚式の演出
20人規模の結婚式だと披露宴ではないので、派手な演出はあまりしませんが、親族が楽しめそうな演出は1~2個入れると良いす。
二人の馴れ初めムービー
ゲストが親族なので、二人のプロフィールムービーより、馴れ初めムービーを流すほうがおすすめです。
ゲスト全員スピーチ
20人からお祝いの言葉を1分頂いても、20分程度で終えられます。せっかくならみんなから一言もらうのも良いでしょう。
両親へのお手紙
披露宴ではなくても取り入れられる演出です。親族ゲストも感動します。
ゲスト20人で行う結婚式:挙式のみ
最近では20人程度の親族ゲストを招待して、挙式のみを行うスタイルがあります。挙式後には近くのレストランでお食事をする場合や、集合写真を撮って解散する場合もあります。
こんなカップルにおすすめ
費用を抑えたい、短期間で結婚式を行いたい、写真だけは残しておきたい、シンプルな結婚式をしたい方など。
挙式のみ行う場合の費用
最近では20人やそれ以下の少数婚向けに、10万円以内で結婚式を行えるチャペルもあります。神前式などになると衣装代が高いので、挙式のみでも50万円程度かかる場合もあります。
ゲスト20人で行う結婚式:お食事会(会食)のみ
挙式を行わず、両家のお食事会だけを行うスタイルです。
こんなカップルにおすすめ
挙式にこだわりを持っていない、結婚報告の場をもうけたい、アットホームな雰囲気で行いたい、シンプルに済ませたい方など。
お食事会(会食)のみを行う場合の費用
選んだレストランによって異なります。挙式なしの1.5次会スタイルを選べば、1人会費20,000円でフルコース料理、写真撮影込み、衣装やウエディングケーキ付などのプランを用意している会場もあります。
ゲスト20人で行う結婚式:挙式&お食事会(会食)
披露宴ほど形式ばらないけど、挙式とお食事パーティはしっかり行うスタイルです。1.5次会的な結婚式スタイルとも言えます。
こんなカップルにおすすめ
20人の少人数でもしっかりとした結婚式にしたい、ゲストをしっかりおもてなししたい方など。
挙式&会食を行う場合の費用
こちらも会場によって異なりますが、100~120万円程度を考えておきましょう。1.5次会に対応した会場なら、費用を抑えながら挙式とアットホームなお食事会を行えます。
20人規模の結婚式の注意点
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20人の結婚式でも成功できるように、注意点を押さえておきましょう。
少人数に対応していない会場も多い
最低人数30人~や40人~という結婚式会場も多いです。会場選びは20人の少人数でも対応してくれるところを選びましょう。
会場の広さを一度下見しよう
会場が広すぎる場合や、広いスペースに仕切りをして少人数に対応する会場もあります。自分たちのイメージ通りか一度しっかり下見をしましょう。
招待しないゲストに対して
20人の結婚式では、ゲストが親族のみとなってしまいますので、友人を呼べない場合がほとんどです。結婚式は親族のみで行って、友人には1.5次会や二次会形式のお披露目パーティを行うと良いでしょう。
もし友人の為のパーティーを行わない場合は、ご祝儀やお祝いを頂いた際に内祝い(お返し)を忘れずに。
司会の有無は演出の内容で決める
20人規模の結婚式では司会を立てない方も多くいますが、演出を取り入れる際や、メリハリが欲しい場合は司会をプロにお願いしても良いでしょう。
20人の少人数でも特別な結婚式にできる
少人数ゲストの結婚式は、お二人の生い立ちを見守ってきた親族のみをお招きして行います。20人って少ないかな?寂しい式になるかな?なんて不安を抱える方も多いですが、ご安心ください。
大切な人たちとだけで行う結婚式には、特別感があります。大人数の結婚式にはない良さもたくさんあります。ぜひとも当日結婚式に来てくれるゲスト20人を、最大限におもてなししてあげてください♪きっと素敵な結婚式になりますよ!