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結婚式のゲストを決めるのはなかなか骨が折れますよね。迷いに迷って60人呼ぶと決めたけど、これってどうなの?とお悩みではないでしょうか。
ゲストが60人の結婚式は果たして見劣りしないのか、費用は?席次は?と、気になることは尽きません。ゲストが60人の結婚式について一つ一つご紹介していきます!
目次
結婚式のゲスト60人は多い?少ない?
結婚式の招待人数は全国平均で66.3名です。なので、結婚式のゲストが60人というのは多すぎもせず少なすぎもしない、ちょうどいい人数だと言えるでしょう。
いざ招待客リストを作ろうとすると「あの人も呼びたい、この人も……」と考えているうち、いつのまにかゲストの数が膨れ上がっていた、ということが多々起こります。
ですが、あまり手広く招待しては、ゲスト全員に満足のいくおもてなしができない可能性が出てきてしまいます。そのため、お世話になった方に丁寧な感謝を伝えたいと考えている人にとって、ゲストが60人の結婚式はぴったりなのではないでしょうか。
ゲスト60人の結婚式の費用相場
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結婚式の準備をする上で一番気になるのは、やはり費用ではないでしょうか。どれくらいの金額がかかるのかを大まかにでも把握しておけば、今後の見通しもかなり良くなりますよ。
ゲスト60人の場合の平均結婚式費用は約350万円!
ゲスト60人で結婚式を行った場合、式場にもよりますが最終費用の相場は320~350万円程度となります。
式場から最初に提示される見積もりは、250~270万円程度の場合が多いのですが、それにはさまざまなオプションが組み込まれていない可能性が高いです。
お色直しを追加したり、写真撮影や動画撮影などをプラスしていくと、どうしても300万は超えてしまうでしょう。
ご祝儀予想
一人当たりのご祝儀を、友人からのご祝儀平均額である3万円と仮定して計算すると、
60人×3万円=180万円
になります。
年齢や立場によってご祝儀の相場は変わってくるので、計算よりも多くもらえる可能性はあります。ですが、念のため確実に想定できる金額でご祝儀の想定をしておきましょう。
自己負担額
費用相場からご祝儀額を引いた金額が、最終的な自己負担額になります。
350万円(相場)-180万円(ゲスト60人分のご祝儀)=170万円
上記のように、ゲストが60人の結婚式では、自己負担額が170万円程度になることがわかりました。また、両親から援助があったり、親族からのご祝儀が多ければ、それだけ自己負担額が安く済むことになりますよ。
結婚式にゲストを60人呼んだ場合の見積もり例
費用相場の総額が350万円程度ということは分かりましたが、具体的にはどのような内訳となっているのでしょうか。詳しく見ていきましょう!
初回お見積り
結婚式の初回見積もりには、大体の場合下記のプランが含まれています。
- 会場費
- 料理・ドリンク
- 装飾・装花
- 演出料
- 衣装
- ヘアメイク・着付け
- お引上げ料・介添料
仮にこのプランの総額が270万円だったとして、自己負担額を算出してみましょう。
270万円(総額)ー180万円(ゲスト60人分のご祝儀)=90万円
ここで注意が必要なのは、初回というだけあって、すべての項目が最低ランクに設定されている可能性が高いということです。あくまで最低金額の基準として考えるに留めておいたほうがいいでしょう。
オプション追加後のお見積り
では、初回のプランに以下のオプションを追加し、衣装や料理のグレードを一つ上げたことを想定します。
- 司会
- お色直し
- 引菓子
- 乾杯用ドリンク
- 写真
- 動画
増えた項目は6点、グレードアップは2点ですが、それだけで総額はかなり変わります。ここでは350万円と仮定し、自己負担額を出してみましょう。
350万円(総額)ー180万円(ゲスト60人分のご祝儀)=170万円
以上のように、初回見積もり時に比べて総額は60万円程アップしました。
この結果により、初回で出た見積もり総額に加え、あらかじめ50~100万円程度の予算を用意しておく必要があるということがわかりますね。
費用は人数よりも演出内容に左右される
ゲスト1人にかかる費用は、料理とドリンクで2万円程度、その他引出物などの費用を足すと2万5千円程度です。ご祝儀の費用がそのまま出席者一人にかかる費用となるので、友人が増えても減っても新郎新婦の自己負担金額は大きく変わりません。
費用が一番変わる原因は、演出のオプション費用です。さまざまな機材や設備を駆使した派手な演出は確かに魅力的ですが、その分費用はかさみます。自分たちの希望と折り合いをつけ、ここにかける費用をいかに抑えられるかが、節約のポイントになるでしょう。
ゲスト60人の場合のテーブル数と席次
新婦側のゲストは新婦側、新郎側のゲストは新郎側に座ります。一般的な席次レイアウトをみてみましょう。
60人の場合のテーブル数
60人の結婚式では7~8席が一般的ですが、会場によって異なります。レストランの場合は10~12席になる会場もあります。
席次レイアウトを決める際の注意点
主賓など大切におもてなしをする人ほど、新郎新婦の近くに座ります。親族は後ろの席にしてレイアウトを決めるのが基本です。
60人の席次例
上図を参考に、ゲストが60人の結婚式の席次を検討してみてくださいね。
ゲスト60人の結婚式:成功のポイント
成功のポイントを押さえておくことで、結婚式の準備をよりスムーズに進めることができます。ゲスト60人の結婚式では、どのような点に気を配ればいいのでしょうか。
ゲストの人数が決まってから結婚式場を決めよう
結婚式をすると決まったら、まずは招待したいと思う人のリストを書き出します。「どうせ60人も呼べない」と思っていても、案外人数が増えたりするものです。お二人の招待したい人数、両家の招待人数を最初にまとめれば、失敗することはありません。
ゲスト60人の場合に呼べる人
ゲスト合計が60人の場合、新郎新婦で呼べる人数はそれぞれ30人ずつとなります。
【ゲストの内訳例(新婦ゲスト30人)】
親族:15人程度(両親・祖父母・兄弟・兄弟の家族・叔父叔母・いとこなど)
会社関係:5人程度
友人:10人程度
60人の結婚式だと、親族の割合が一番多くなります。親族の参列人数が確定してから、他に結婚式に呼ぶ人を決めましょう。
60人以上入る会場を選ぶのがおすすめ
結婚式場のホームページに書かれている収容人数は、ギリギリ入る人数となります。「60名まで」と書かれていたら、「新郎新婦入れて頑張って60名」なんてことも。60人の結婚式なら、70人対応くらいの会場を選ぶと良いでしょう。
60人規模におすすめの結婚式演出
ゲストが60人でもできる、ゲスト参加型の演出をご紹介します♪
席札メッセージ
新郎新婦のそれぞれのゲストが30人ずつなので、一人一人にお手紙が書ける人数です。席札に感謝のメッセージを添える演出は、ゲストを感動させますよ♪
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ダーズンローズ
ゲストから薔薇を1輪ずつ新郎が受け取って、花嫁にプレゼントをする演出です。各テーブルからお花をもらうスタイルにすることで、60人でも行える演出です。
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フォトラウンド
ゲスト60人なら全席回ることも可能なので、フォトラウンドが行えます。各テーブルとの思い出を残すのに最適♪
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ゲスト60人の結婚式なら、華やかでアットホームな式にできる!
大切な人だけで行う結婚式。ゲストが60人の結婚式なら、華やかな雰囲気でありながら団らんの時間もとりやすい、素敵な式にすることができるでしょう。
成功のためのポイントをしっかりと押さえ、晴れやかな結婚式を挙げましょう!
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019