心づけとは?結婚式スタッフに渡すべき?失敗しない為のマナー

結婚式のお心付け© Adobe Stock/hayakato

結婚式で渡す心付け。「感謝の気持ち」と「宜しくの気持ち」を込めて渡すものです。この記事では結婚式で心付けを渡す相手や金額、タイミングなどをご紹介します。心付けは必須ではありませんが、是非とも検討をしてみてください。

結婚式の心づけとは?

心づけとはお礼の気持ちを込めて渡すお金のことです。海外でいう「チップ」のようなものですね。「素敵なサービスをしてくれてありがとう」の気持ちを込めて、結婚式でお世話になったスタッフの方に心づけを渡すことがあります。また、最初に「本日は宜しくお願いします」とお世話になる方に渡すことも。

心づけを渡すことは必須ではありませんが、結婚式場のスタッフに感謝の気持ちを伝えたければ、心づけを渡すことも考えると良いです。心付けをもらうと、人間より良いサービスを心がけてくれるので、当日スタッフさんに渡すのもおすすめです。

結婚式の心付けのマナーまとめ!渡す相手や金額など

心付けのマナーまとめ© Adobe Stock/c11yg

結婚式の心付けに関しての、基本情報やマナーをご紹介します。

心付けを渡す相手

  • ウエディングプランナー
  • ヘアメイクや着付けスタッフ
  • 会場スタッフ
  • 介添え人
  • 司会
  • カメラマン

心付けで一番多いのは、長い期間お世話になったプランナーさんに渡すことです。心付けを渡す相手は自由なので、プランナーさんのみに渡しても良いですし、他のスタッフさんに渡しても大丈夫です。

心付けの金額相場

結婚式の心付けは3,000円、5,000円、10,000円と渡すことが多いです。金額は基本両家で話し合って決めます。会場やお世話になるレベルも結婚式によってさまざまなので、自分の結婚式で妥当だと考える金額を渡してあげて下さい。

心付けを渡す相手 金額相場
ウエディングプランナー 5,000円~10,000円
ヘアメイクや着付けスタッフ 3,000円~10,000円
会場スタッフ 3,000円~10,000円
介添え人 5,000円~10,000円
司会 5,000円~10,000円
カメラマン 3,000円~10,000円

心付けを渡すタイミング

結婚式の当日しか会わないスタッフには、基本的に当日渡します。その他の方には結婚式の前日や後日に渡しても問題ありません。決まったタイミングはありませんが、なるべくバタバタしている時間帯は避け、余裕のある朝一や挨拶時に渡してあげましょう。

心付けを渡す相手 誰が渡すのか いつ渡すのか
ウエディングプランナー 本人 結婚式の前後もしくは後日
ヘアメイクや着付けスタッフ 本人 挨拶時
会場スタッフ 本人もしくは両親 挨拶時
介添え人 本人 挨拶時
司会 本人もしくは両親 挨拶時
カメラマン 本人もしくは両親 挨拶時

心付けの渡し方は両親と打ち合わせを

心付けを誰が渡すか、いくら渡すか、どのタイミングで渡すのかを事前に両家両親と打ち合わせを行いましょう。当日は新郎新婦も忙しいので、両親の協力は必須です。事前に話し合って、結婚式の前日に最終確認を行うと安心です。

心付けの袋には名前を書かない

基本的に心付けの袋には名前を書きません。誰に渡すものかをわかるために、付箋を貼って、渡す直前ではがしてから渡します。

結婚式場によっては心付けの受け取り禁止のところも

結婚式場によっては契約書に「お心付けはお断りいたしております」と記載されているところも。この場合は心付けの準備は不要です。どうしても感謝の気持ちを伝えたければ、お金以外でお菓子などを渡すのが良いです。ただしあくまでも契約書でも断りを入れているので、相手が気を使わない程度にしてください。

結婚式の心づけの準備

結婚式の心付けの準備は簡単ですが、早めの対策が必須です。

準備するもの

  • 渡す相手のリスト(名前と金額)
  • お金(新札)
  • ポチ袋
  • 付箋

心付けを準備するタイミング

心付けは遅くても結婚式の1週間以上前には準備をしましょう。心付けは新札の準備や袋の準備
が必要になってきます。結婚式直前は何かとバタバタをしているので、そんな中で銀行に出向くのも大変。必ず余裕をもって準備をしましょう。

予備の心付けも忘れずに

結婚式当日の万が一に備えて、予備のポチ袋とお金も用意をしておきましょう。

結婚式の心付けはお金以外もOK

結婚式の心付けはお金以外もOK© Adobe Stock/zolga

感謝の気持ちを伝えるには必ず「お金」である必要はありません。スタッフで分けられる菓子折りや、プランナーさん用にギフトを渡すのも喜ばれるでしょう。お金以外のかたちで渡すことのできる心付けをご紹介します。

  • みんなで分けられるお菓子(結婚式の縁起物が良い)
  • 新婚旅行のお土産
  • 紅茶ティーバッグ
  • マグカップ
  • タオルギフト

お金は当日ポケットに入れて持ち運べますが、お菓子やギフトは渡す側ももらう側も大変です。事前に渡すか、後日渡してあげると良いでしょう。

結婚式の感謝は心付けに込めて

結婚式の心付けは、あくまでも新郎新婦からの気持ちとなります。渡さない方も多いですが、やはりお世話になるスタッフに気持ちを伝えるには、一番良い方法かと思います。この記事では結婚式の心付けに関して色々まとめましたが、あくまでも参考程度に考えてみてください。「自分が渡したい相手」に「渡せる金額」を渡せばOK。渡す側も気持ち良いですし、心付けをもらう側も喜びますよ。

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