結納の服装の正しい選び方!結納の服装マナーを押さえて両家の印象アップ

結納の服装© iStock.com/kokouu

結納の服装選びで大切なのは、両家で服装の格を揃えることです。結納には正式結納と略式結納があり、結納の形式と会場の雰囲気に合わせた服装で、両家で格を揃えましょう。結納の服装選びのポイントをご紹介します。

結納には正式結納と略式結納がある

結納とは両家が金品を贈り合って、婚約の成立を行う伝統的な儀式となります。結納には正式結納と略式結納がありますが、最近では正式結納を行うことがほぼなくなり、略式結納が主流となっています。2つの結納の特徴を見ていきましょう。

正式結納

仲人が両家を行き来して行う結納の形式となります。直接両家は集まらず、仲人が結納品や受書を届けます。仲人の負担が大きいので、最近ではこの形式で結納が行われることはほとんどありません。

略式結納

両家と仲人が女性の家やホテル、料亭などで集まって、行う結納の形式となります。最近では仲人を立てない場合が多く、男性の父親進行で結納を行うのが多くなってきています。

結納での服装は両家で格を揃えることが大切

結納の服装選びで最も大切なのは、両家で服装の格を揃えることです。まずは主役である男性と女性本人の服装の格を選び、それに両家と仲人が格を揃えるのが基本になります。決して本人たちがダークスーツやワンピースを選んでいるのに、仲人や家族がそれよりも格上の服装を着ることはありません。服装の格は必ず揃えましょう。

本人≧仲人≧両親≧家族

の順番で服装の格を決めます。服装の格は基本みんな同等にするか、自分よりも上の立場の人よりもやや下げます。

結納に相応しい服装の格選び

結納に相応しい服装の格選び© iStock.com/violet-blue

結納に相応しい服装の格を選んで、フォーマルあるドレスアップをしましょう。基本的には結納の種類や、結納の会場の雰囲気に合わせた服装を選びます。

服装の格 男性の服装 女性の服装
正礼装 (洋装)モーニングコート
(和装)五つ紋付羽織袴
(洋装)アフタヌーンドレス
(和装)大振袖、中振袖、黒留袖、五つ紋色留袖
準礼装 (洋装)ディレクターズスーツ、夜はタキシード
(和装)三つ紋付羽織袴、色無地の五つ紋付羽織袴
(洋装)セミアフタヌーンドレス、夜はセミイブニングドレス
(和装)訪問着、色留袖
略礼装 (洋装)ブラックスーツ、ダークスーツ
(和装)三つ紋付羽織袴、一つ紋付羽織袴
(洋装)ワンピース、スーツ
(和装)色無地紋付、付け下げ
略装 ダークスーツ
※和装を着ることはない
ワンピース、スーツ
※和装を着ることはない

結納の種類別で服装を選ぶ

結納の種類別で服装を選ぶ© iStock.com/Satoshi-K

結納の種類に合わせた、結納の服装の選び方をご紹介します。略式結納の場合でも両家で服装の格を揃えることが基本ですが、最近では両家略礼装の洋服を選んでも、主役である女性本人は振袖などの和装をすることもあります。

立場 正式結納 略式結納
男性本人 正礼装:五つ紋付羽織袴 略礼装:ブラックスーツ・ダークスーツ
女性本人 正礼装:大振袖、中振袖 略礼装:ワンピース、スーツ
※和装で振袖や訪問着を着ることもある
仲人男性 正礼装:五つ紋付羽織袴 略礼装:ブラックスーツ・ダークスーツ
仲人女性 正礼装:黒留袖、五つ紋色留袖
※未婚なら振袖も可
略礼装:ワンピース、スーツ
※和装で振袖や訪問着を着ることもある
両家の父親 正礼装:五つ紋付羽織袴 略礼装:ブラックスーツ・ダークスーツ
両家の母親 正礼装:黒留袖、五つ紋色留袖 略礼装:ワンピース、スーツ
※和装で訪問着を着ることもある
家族 正礼装もしくは準礼装 略礼装:ワンピース、スーツ
※和装で訪問着を着ることもある

略式結納での男性の服装選びのポイント

略式結納での男性の服装選びのポイント© iStock.com/maroke

略式結納での男性の服装選びのポイントをご紹介します。

スーツカラーは「黒」がよりフォーマル

略式結納での男性のスーツは「ブラックスーツ」もしくは「ダークスーツ(紺やグレーなど)」となりますが、最もフォーマルである「ブラックスーツ」を選ぶ場合がほとんどです。悩んだら、黒のスーツを選びましょう。

シャツカラーは「白」が基本

黒のフォーマルスーツには基本白のワイシャツを合わせます。

ネクタイは「白」もしくは「シルバー」

フォーマルなネクタイカラーは「白」もしくは「シルバー」となります。カジュアルな結納なら、色味のあるネクタイでも問題はなく、最近では柄の入ったネクタイを選ぶ方も多いです。

靴は黒のひも付き革靴

靴はフォーマルな黒のひも付き革靴を選ぶのが一般的です。

靴下は「黒無地」

靴を脱ぐ会場でも、脱がない会場でも黒無地の靴下を選びましょう。

略式結納での女性の服装選びのポイント

略式結納での女性の服装選びのポイント© iStock.com/miya227

略式結納での女性の服装選びのポイントをご紹介します。

ワンピースは黒以外を選ぼう

男性がブラックスーツを着るので、雰囲気が暗くならないように女性は黒以外のワンピースを選びます。おめでたい席に相応しいワンピースで、ドレスアップをしましょう。

肌の露出には注意

ワンピースを選ぶ際には、脚・肩・胸の露出に注意をしましょう。肩の出るものはジャケットを羽織ります。タイトなワンピースは着席時に着丈が上がるので、注意をしてください。胸は、お辞儀をした際でも見えないものが安心です。

必ずベージュのストッキングを

フォーマルな場ではタイツや黒のストッキングを避けます。必ずベージュのストッキングを選びましょう。

アクセサリーはシンプルに

結納は結婚式のような派手なパーティではないので、品の良いシンプルなアクセサリーがおすすめです。

靴は5cm以上のヒールのあるパンプス

フォーマルな服装には、5cm以上のヒールのあるパンプスを合わせます。しかし、マタニティや足腰が悪い場合、路面が凍結してたり雪の時はペタンコ靴でも問題ありません。

結納での服装選びの注意点

結納での服装選びの注意点をいくつかご紹介します。

略式結納では女性だけ和装をすることもある

基本的には結納は両家で服装の格を揃えますが、略式結納の場合、男性が略礼装であるブラックスーツ、ダークスーツを選んでも、女性が正礼装である振袖や、準礼装である訪問着や色留袖を選ぶこともあります。基本的に問題はありませんが、事前に相手方のおうちに伝えるようにしましょう。

服装のバランスで写真写りが左右される

結納では両家で服装の格を合わせると共に、雰囲気も合わせたほうが写真に綺麗に写ります。片方の家がダークカラー一色で、片方だけ明るい雰囲気だとアンバランスになるので、ご注意ください。

会場に合った服装選びを心がけよう

略式結納では、会場が女性の家からホテルや料亭などと幅広いです。女性の家の場合、あまりかしこまった服装だと相手方に緊張を与えます。逆にホテルなどの場合はよりフォーマルな装いが求められます。必ず結納の会場の雰囲気に合わせた、服装にしましょう。

家族は本人たちよりもやや格を下げた服装を選ぼう

結納で本人、仲人、両親以外の家族が参加をする場合、基本的には本人たちよりもやや格を下げた服装を選びます。男性ならダークスーツ、女性ならワンピースを選ぶのがおすすめです。

結納の服装はフォーマル感あるものを選ぼう

結納の服装はフォーマル感あるものを選んで、両家で良い印象を与えられるようにしましょう。最近ではそこまでかしこまった結納も少なく、細かい服装マナーを気にする人も減りつつあります。大切なのは、見た目的に「フォーマル感」のある服装かどうかになります。会場に合った服装で、主役のお二人よりも目立ち過ぎない服装を選びましょう。

関連するキーワード