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結婚式はふたりだけでしたいけど、親は呼ばなきゃダメ?とお悩みの方もいらっしゃるかと思います。ふたりだけの結婚式は世間に浸透しつつあるもののまだまだ少数派なので、よく分からないことも多いですよね。
親を呼ばなかった時の対応や、呼んだ場合のもてなし方などについてご解説していきます!
目次
ふたりだけの結婚式、親を呼ばないのはアリ?
結婚式をふたりだけで挙げようと考えた時、気がかりになるのは双方の親です。呼ぶべきか、呼ばないべきか、そもそも結婚式に親を呼ばずふたりだけで挙げるのは非常識なのか……?と思い悩んでしまいますよね。
結論から言えば、ふたりだけの結婚式に親を呼ばないという選択自体は、ナシではないです。ですが、その決断はかなりの確率で親を悲しませたり、残念な気持ちにさせてしまうことになるでしょう。
そのため、もしふたりだけの結婚式に親を呼ばない時には、アフターフォローを万全にする必要があります。
ふたりだけの結婚式:親を呼ぶ場合
では、もしふたりだけの結婚式に親を呼んだ場合、どのようなことに気を配ればいいのでしょうか。
教会・神社での式
特別なことをする必要はありませんが、例えば会場の装飾や演出があまりにも派手すぎたり、特殊すぎたりすると驚かせてしまうでしょう。
ふたりだけの結婚式なのであまりそういったことは起こらないかと思いますが、親がゆっくりとお二人の晴れ姿を目に焼き付けられるように気を配ってあげられるといいですね。
新婚旅行を含めた式
結婚式は良いけど、新婚旅行も一緒に過ごすの……?とご心配されている方、ご安心ください!
発着のタイミングをずらせば、お二人だけの時間を過ごすことは十分に可能です。全行程のうち数日は親も一緒に、ということにはなってしまいますが、親孝行も兼ねて共に旅行を満喫しましょう。
ふたりだけの結婚式:親を呼ばない場合
反対に、親を呼ばないと決めた時にはどのような対応をすればいいのでしょうか。
後ほど披露宴やパーティを行う
挙式はふたりだけで、その後は親族や友人を呼んで披露宴やパーティを行うというスタイルにすれば、子どもの人生の門出を祝いたいという親の気持ちも報われるはずです。一つの区切りとしてもいいのかもしれませんね。
参加に強い希望を示されたら
あまりにも強く参加を希望されたら、親を招待することも考慮した方がいいかもしれません。ですが、本当に呼びたくないというなら話しは別。徹底的に隠し通す必要がありますので、親の前で余計なことを話さないよう細心の注意を払いましょう。
ふたりだけの結婚式に対して親はどう思っている?
ゲストは誰も呼ばない、正真正銘のふたりだけの結婚式に対して、親はどのような気持ちを抱くのでしょうか。
寂しい
口では「素敵じゃない!」と肯定してくれたとしても、心の中では寂しいと感じる人が多いようです。こう思っている親のためにも、先ほどご紹介した「後日にパーティを行うという」フォローが必要ではないでしょうか。
本当は行きたかった
たとえ快く送り出してくれたとしても、本当は行きたくてたまらなかったと思っていることも。大々的な式は開かないにしても、後日何らかの形で晴れ姿を見せてあげることができればいいですね。
なぜ呼びたくないのか?
ふたりだけで結婚式を挙げるというのは、親の世代によっては理解しにくいということもあるでしょう。もしや自分たちになにか落ち度があったのでは?と不安に感じてしまっている可能性もありますので、もし理由を聞かれたらきちんと説明をしてあげましょう。
怒りを感じる人も
親を結婚式に呼ばないなど言語道断!と烈火のごとく怒り出す親もいます。この場合、説得するのはなかなか骨が折れますので、最悪ふたりだけで挙げるという予定そのものを変更することになってしまうかもしれません。
ふたりだけの結婚式に親を呼ばない時の注意点
どのようなスタイルで挙げるか、ゲストはどれくらい呼ぶかなど、結婚式にまつわることは基本的に自分たちで決めるものですが、親の気持ちも無視することはできません。結婚式の費用を一部でも親が出してくれるというのなら、なおさらでしょう。
それを踏まえた上でどうしてもふたりだけの結婚式がいいと言うのならば、その理由をきちんと親に説明し、納得してもらう必要があります。
億劫に感じてしまうかもしれませんが、後々に禍根を残さないために避けては通れない道ですので、もし反対されても逃げずに真正面から向き合うことが大切です。
ふたりだけの結婚式は、親と折り合いをつけてから!
結婚式はあくまで自分たちのもの。ですが、親と今後も良い付き合いをしていくためには、ある程度の配慮が必要です。
どうしてもふたりで挙げたい理由をうまく伝えられなければ、親との関係に亀裂が入ってしまうことも十分に考えられます。ふたりだけの結婚式は親の理解を得ることがスタートラインだと考え、慎重に準備を進めていきましょう。