ブライダルフェアの内容を知って効率よく会場探しをしよう!

ブライダルフェア©ChesiireCat – iStock.com

会場を探していると、よく目にする「ブライダルフェア」という文字。ブライダルフェアに参加しようと思っても、様々な種類があってどれに参加すればいいかわからないという方も。ブライダルフェアの主な内容と、どのような事が出来るのか、そのフェアでチェックするポイントを調べました。

ブライダルフェアとは

ブライダルフェアとは簡単に言うと結婚式場主催の見学イベントのことです。結婚式をしたいと思うカップルに、式場のことをより詳しく知ってもらえるよう、本番さながらのイベントをおこないます。式場を探しているお二人にとって、式場設備や雰囲気がよくわかり、自分達の希望としている結婚式のイメージにあうか細かくチェックができる場です。式場担当者に直接話しができる時間もあるので、見積りや費用の相談にものってもらえます。

ブライダルフェアの内容の違い

ブライダルフェアにはいくつか種類があります。内容の違いを知り、自分達の結婚式で大事にしたいポイントと照らし合わせて参加するフェアを選びましょう。これから紹介するのは主流となっているフェアの内容です。

会場見学

会場見学©aon168 – iStock.com

実際におふたりが挙式・披露宴を行う場所を見学します。実際の会場の広さや雰囲気を体感できるので、気になる式場があれば必ず参加しましょう。式場内に備わっている施設や設備も見学できるので、裏側の部分も細かく確認できます。

チェックポイント
・挙式会場(チャペルなど)の雰囲気とゲストの収容人数
・予定している人数に対する披露宴会場の広さ(予め招待人数を把握しておく)
・実際のテーブルレイアウトはどうなるか
・入場や退場の導線や、やりたい演出の場所と広さ
・映像上映する際のスクリーンの位置や、大きさ
・新郎新婦の控室、親族控室、ゲストのフィッティングルームを確認
・クロークの有無、お化粧室の清潔さ、エントランスと受付の広さ

会場コーディネート

会場コーディネート©Tsezarina – shutterstock.com

実際に披露宴をイメージした会場装飾がされているので、当日のイメージがわきやすいイベントです。披露宴会場(バンケット)がいくつもある会場は、それぞれにイメージに合った装飾がされています。

チェックポイント
・装飾をされているお花やデコレーションを実際に行う際の料金
・コーディネートはどの程度自由が利くのか
・自分がやりたいイメージがある場合、会場とマッチするか確認

お料理(もしくはデザート)の試食

料理試食©Bytmonas – iStock.com

式場で提供されるお料理を実際に試食が出来るイベント。試食をすることでより安心して式場を決めることが出来る材料の1つとなります。無料試食が多いですが、日にちや内容によって有料になる可能性もあります。予約する時に確認しましょう。

チェックポイント
・招待ゲストに合った料理内容か(ご年配の方が多くいる場合など)
・試食しているのはウエディング用のメニューか、違う場合は何が違うのか
・披露宴時にイレギュラーな対応が出来るのか(食材の指定や、アレルギーをお持ちの方への対応)
・サービススタッフの対応
・お皿、ナイフ、フォーク、グラスなどの手入れ具合

模擬挙式

模擬挙式©Satoshi-K – iStock.com

挙式会場(チャペルや神殿)で実際の式の流れに沿って、カップルに向けに挙式を披露をしてくれるもの。式場でおこなう挙式をゲスト目線で体感できるので、未来のお二人を想像して参加しましょう。具体的にどんなことをするのかも確認します。

チェックポイント
・チャペルの雰囲気
・お二人がゲストからどう見えるのか、後ろの席でも十分に見れるか
・音の質、聖歌隊(キリスト式で賛美歌を歌ってくれる方)の声量の確認

衣装(ウエディングドレス)の試着

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会場が提携している衣装店や、衣装室で取り扱っている衣装を試着できます。ドレスの重みや動きやすさを体感できるので、実際にどんなドレスを選べばいいか参考になります。試着をした場合は写真に撮って、あとで見直してみるのもおすすめです。

チェックポイント
・取扱い点数や、好みの衣装があるか確認
・小物類の充実度
・ウエディングドレスのトレンドを確認
・新郎の衣装の種類

相談会

相談会

式会場専属のプランナーと直接相談ができます。見積りの作成や日程の空き状況などを教えてもらえるので、より具体的な結婚式のプランが立てられます。見積り作成をしてもらう場合は、どのような商品のラインナップがあるのか、一通り確認してから希望を伝え、作成してもらいましょう。自分達が希望するもので作成をしてもらう事で、より自分達にマッチした料金がわかります。会場の雰囲気もOK、見積も検討可能であれば、日程を一定期間抑えられる「仮予約」が可能な場合も。可能であれば、その期間、料金の発生の有無を確認しましょう。

チェックポイント
・持込料や持ち込む物の制限、会場利用の決まりごとを確認
・プランごとの割引や特典内容
・料金の支払い方法(披露宴前に全額入金、一部入金、披露宴当日に入金、後日入金、カード利用の不可など)
・可能であれば実際に担当してくれるプランナーさんはどんな方なのかを確認
・日程の空き状況は変動があるので開催時期や時間帯は家族に確認しておく

※持込とは…会場で紹介している商品以外のものを、自分達で用意して、会場へ持込をすることで、持込が出来る場合と、出来る場合でも「持込料」として料金が発生する場合があります。

効率よい会場探しをするポイント

ブライダルフェアは雑誌やインターネットの写真だけではわからない実際の会場をよく確認できるチャンスです。しかし、お二人の具体的な結婚式の希望や内容を決めずに行ってしまうと、迷ってる間に希望の日程が埋まって後悔してしまったり、何度も会場に足を運ばなくてはいけなくなったり、効率よい会場探しができなくなってしまいます。
ブライダルフェアに参加する前に、だいたいの招待人数、希望の日程(家族も含め)、お二人が用意できる予算、お二人が結婚式でもっとも大事にしたいポイントは話し合って共有しておきましょう。

ブライダルフェアの内容まとめ

専門式場のブライダルフェアの場合、紹介した内容が1日で体験できる場合もあります。しかし、開催日が限られていることが多いので、まずは毎週末開催される、ブライダルフェアに参加してみるとよいでしょう。お料理でのおもてなしを大事にしたい方は試食のフェアを、チャペル挙式に憧れている方は模擬挙式のフェアを…というように、大切にしたいポイントを基準に、参加するフェアを選んでみてください。