レストランウエディングにかかる準備期間と流れ

レストランウエディング©ruslanshramko – iStock.com

美味しいお料理でゲストをおもてなししたいと考えた時、検討するのはレストランウエディングです。通常の結婚披露宴よりカジュアルなイメージがしますが、準備期間や準備することは違うものなのでしょうか?レストランでおこなう結婚式をスムーズに進めるために、全体のスケジュールを把握しておきましょう。

レストランウエディングの会場探し

©maximkabb – iStock.com

会場見学

まずは気になる会場をピックアップして、どんな会場が実際に見学に行きましょう。遅くても「3カ月前」までには会場を決定して、結婚式当日まで約3カ月間の準備期間を設けておくのが理想的です。これ以上後になってしまうと、直前になって慌ててしまったり、ドレスやギフトなどのアイテムの手配が間に合わない等のトラブルが発生しかねません。大安吉日や、人気シーズンの結婚式を考えている場合は、半年前から会場探しをスタートしてもよいでしょう。人気のレストランは空き状況も変わってくるので、あとで後悔しないために、仮予約をしておくと安心です。しかし、仮予約の場合キャンセル料が発生する場合もあるので、その都度会場側に確認しておきましょう。会場決定を早めにして、準備期間はできるだけ余裕を持った方が準備も楽になります。

見積り作成してもらう前に

レストランウエディングはカジュアルな結婚式のイメージが強く、ご祝儀制か会費制か悩むカップルが多くいます。会場見学に行く前に、どちらの方法をとるか決めておきましょう。見積りを作成の時に、だいたいの予算を知る必要があるからです。ご祝儀制か会費制かの決め方は以下の記事を読んで参考にしてみてください。

会費制かご祝儀制か悩むレストランウエディングのアドバイス

レストランウエディングの準備期間

レストランウエディングの準備

レストランウエディングの本格的な準備は3カ月前からスタートします。基本的に、レストランウエディングは自由度が高いといわれていますので、会場装飾やテーブル装飾などの飾りつけやペーパーアイテムにお二人らしさを出してこだわる方が多いようです。そういったオリジナルウエディングをおこないたい方は、この3カ月の中でやりたいことをリストアップしてきちんとスケジュール管理しておきましょう。

3カ月前にすること

3カ月前になったら「招待ゲストのリストアップ」「招待状の検討(用意)」「衣装の検討」を行いましょう。まずは自分たちの招待したいゲストをリストアップをします。そして、どんな形の招待状を送るかを検討しましょう。フォーマルな結婚式にする場合は招待状を郵送します。紙の招待状はデザインや印刷の時間が必要になるので、早めに準備しておきます。カジュアルなレストランウエディングをおこなう場合は、WEB招待状やメールで済ませる人も増えています。会費制にする方は余計なコストをかけないように、こういった形を選んでいるようです。お二人のスタイルに合った招待状を作成しましょう。招待ゲストをリストアップしたら口頭やメールで打診しておきましょう。
衣装探しもこの期間におこないます。ドレスショップに足を運んで、実際に試着をした上でドレスを選んでおきましょう。レストランで提携しているドレスショップでレンタルするか、提携外でレンタル・購入して持ち込むかでも準備期間が変わってきます。提携外で探す場合は、もっと早い期間から探し始めてもよいでしょう。人気のあるドレスは早めに予約をしておかないと確保できない可能性が高いので、できるだけ早めに行動しておくのが得策です。

2カ月前にすること

2カ月前になったら、招待状を郵送する場合は「招待状の発送」を行います。メールで招待する場合も、このくらいのタイミングで送信しておいても良いでしょう。
そして会場に足を運んで、「料理・ドリンク・ケーキなどの相談」を行います。実際に会場に足を運んでスタッフと相談をしたり試食をしながら決める人もいますが、時間がなければ電話やメールで手配をすることも可能です。自分たちの予定に合わせて臨機応変に進めましょう。
ドレスだけではなくプロのヘアメイクを希望する場合は「ヘアメイクの手配」も済ませておきます。
そして、「式当日のプログラム」もこの期間に考えておきます。プログラムの内容によってアイテムの準備や司会者の手配、余興の依頼などが必要になるため、この作業も早めに行うのがおすすめです。受付や乾杯の音頭を友人にお願いする場合もこのくらいに依頼しておきましょう。

1カ月前にすること

1カ月前には「料理・ドリンク・ケーキ」や「当日のプログラム」はすべて確定させておきましょう。そして必要な小物も抜かりなく手配します。
具体的には、ゲームに使用する小物・ゲストへのギフト・花嫁の持つブーケ・当日会場で使用するBGMや映像などです。こういったアイテムを「会場が用意してくれるんでしょ?」と油断をしていてはいけません。会場側ときちんと確認をして、「用意してもらえるもの」「自分たちで用意すべき物」を明確にしておく必要があります。基本的には、すべてお二人が手配する必要があると考えておきましょう。
これらの準備が整ったら、後は最終確認です。「ゲストの人数」「アイテムの発注内容」「当日の進行」を最終確認し、当日自分たちで会場へ持ち込む「持ち込み品」を会場側にきちんと事前報告しておきましょう。

レストランウエディングの準備期間と内容まとめ

カジュアルでアットホームなレストランウエディングも、準備する内容は通常の結婚披露宴とさほど変わりません。準備期間を短くするコツとしては、余興をなくして歓談時間を多めに設定したり、招待状をWEBにしたり、装飾があまりいらない雰囲気があるレストランを選ぶなどがあります。せっかくお料理が美味しい場所での結婚式にするのであれば、ゲストにじっくり堪能してほしいもの。お料理メインのおもてなしができるような準備をしていきましょう。