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「結婚したら喧嘩ばかり」と、結婚をしてから喧嘩の頻度が上がったと感じたことありませんか?または、長い夫婦生活を過ごす上で喧嘩ばかりの時期もあるでしょう。
時には許せないと感じるほど長引く夫婦喧嘩になってしまったり、日頃の不満が溜まって後に引けない喧嘩になってしまう場合も。
夫婦喧嘩の原因トップ5や言ってはいけない禁句の言葉、喧嘩を長引かせない仲直りのカギなどまとめましたので、ぜひ参考にして夫婦喧嘩を防いでくださいね!
目次
夫婦間で約2人に1人は価値観の違いや違和感を感じている
結婚後の喧嘩とは一体どんな時に引き起るのでしょうか?「夫婦関係調査2019」において20代~60代の既婚男女に調査したデータによると、
- 価値観の相違や違和感を感じることがある……45.5%
と、約2人に1人は夫婦関係において何かしらを感じていることがわかりました。
このことからわかるように、夫婦喧嘩が引き起こる誘因は多くの人が抱えてることが分かりますよね。
データ参照:夫婦関係調査2019(リクルートブライダル総研調べ
結婚生活で喧嘩:喧嘩になる原因トップ5
お付き合いしていた頃の喧嘩と変わってくるのは、喧嘩の原因や質です。結婚後2人に生活が加わることで、夫婦ならではの喧嘩が起きます。夫婦喧嘩の原因、トップ5をそれぞれ見ていきましょう。
1.価値観の違い
上記のデータにもあるように、夫婦になると「価値観の違い」を感じる方が少なくなく、以下に続く項目の根底ともいえるでしょう。
2.コミュニケーション不足
結婚生活は、日常の積み重ねです。カップルの頃とは違った関係性が生まれることで、安心感に変化していきます。ですが、当たり前の生活や日常がやがてコミュニケーション不足に繋がっていくのかもしれません。
3.夫婦としてのあり方や子育てへの方針
お互いが持つ夫婦の理想像が違ったり、お子さんがいらっしゃるご家庭では子育てに対する考え方で、一度はぶつかることもあるのではないでしょうか。
4.家事の分担や方法
共働き家庭が増え、家事や炊事を分担しているご夫婦も多くいらっしゃいます。ですが、どちらか一方に負担が偏り、不平等に感じることで喧嘩が生まれることも多くあるでしょう。
5.お金の使い方
お金の使い方や価値観も、夫婦喧嘩の原因として多い理由です。生活をする上でお金は必要不可欠なもの。ですから、お互いシビアになりやすく喧嘩へと発展してしまうこともあるでしょう。
結婚生活で喧嘩:離婚に繋げない禁句の言葉
喧嘩をしている最中、ほとんどの方が感情的になっていることでしょう。「ついカッとなって……」軽々しく発した言葉が、あとで取り返しのつかないことになる場合も。
言葉というものは、傷つくことを言われた方は忘れず覚えているものです。夫婦であっても言ってはいけない禁句の言葉を覚えておきましょう。
離婚という言葉
お互いにカッとなったからといって、簡単に「離婚」というワードを口にしてはいけません。喧嘩中に思わず出た言葉であっても、離婚まで考えていたの?と、相手に重く取られかねません。
結婚しなければよかった
相手との結婚生活自体を否定する言い方をしては、元も子もありません。その言葉を言ってしまっては、喧嘩をする意味もなくなってしまいます。
容姿や人格に対して失言する
そもそも全く喧嘩に関係のないことを、引き合いに出すことは絶対にしてはいけません。仮に、喧嘩の原因であっても容姿はすぐに変えられません。人格に関しても、相手の性格を多少はわかって結婚を決めたのは自分だという気持ちを持つことが大事ですよ。
給料や家の話
生活費や学費のことで揉めた際に、どちらか一方の収入が多い方が放ってしまいがちなのが、給料や持ち家に絡めた心のない一言です。収入の大小や社会的立場で、家庭内での主従関係が決まるような言い方は、相手を深く傷つけるので避けましょう。
結婚生活で喧嘩:長引く夫婦喧嘩の解決方法
生活を共にしている夫婦にとって、長引く夫婦喧嘩ほど精神的に疲れるものはありませんよね。夫婦喧嘩を長引かせないための、仲直りのカギをご紹介いたします。
素直に謝る
素直に「ごめんなさい」と相手に伝える。これは、どんな喧嘩においても一番の解決方法です。自分は悪くない、といったような気持ちは捨て、できるだけ早めの「ごめんなさい」を心がけましょうね。
時が経つのを待つ
怒りの沸点は、人それぞれ。怒りの感情を持つ相手に追い打ちをかけないことが大切です。時間が解決するとはよく言いますが、時間の経過が効果的な場合もあるので、その時の喧嘩の質によって判断してくださいね。
いつも通りに接する
喧嘩を次の日まで持ち込まない、引きずらない、心に留めすぎないためにも、いつも通りに接することも仲直りのキッカケとなります。どちらか一方だけが謝るのではなく、何となく元通りもしこりが残らない仲直りの1つです。
結婚生活で喧嘩:タイプ別でみる仲直りのコツ
喧嘩の際の対処の仕方を、大きく2つのタイプに分けてみました。喧嘩してしまった場合の仲直りのコツを、タイプ別にご紹介いたします。
喧嘩になるとだんまりタイプ
喧嘩をすることを好まず、ベースが平和主義なタイプ。大きな声など出さず、この場をとにかく収めたいと思っています。この場合、相手が無反応なことに怒りを覚えることもありますが、すぐに解決しようとしないことが大切です。
仲直りのコツ:相手は、無駄な争い事は避けたいと思っているのでその時にあれこれ言っても無駄です。別な日に時間を設けて、相談する気持ちで投げかけましょう。不満を溜めて言えない人も多いので、お互いに冷静に吐き出すことをおすすめします。
ヒートアップで引かないタイプ
このタイプは、その時の不満や怒りを溜めておけないタイプです。一緒になってヒートアップした時点で喧嘩は終わりません。大抵の人は、冷静になったあとに謝ってくる場合が多いですが、相手の怒りに自分も乗らないことが何よりも重要です。
仲直りのコツ:時間を置いて、メールや電話で話すことも効果的です。怒りや不満を爆発させたあとはすっきりしていることが多いので、言われた方も深く気にとめる必要はありません。
夫婦喧嘩を防ぐための秘訣
夫婦でも喧嘩はする。どんな夫婦でも一度は夫婦喧嘩を経験するのではないでしょうか。しかし、喧嘩をしないに越したことはありませんよね。以下のことに日頃から気を付けて過ごしてみてはいかがでしょうか。
- 相手の考えに寄り添う
- 感情的にならない
- 相手に求めすぎない
- 自分を主張し過ぎない
そして何より、感謝の気持ちを忘れないことです。当たり前に過ぎる時間につい、忘れがちな「ありがとう」。その思いを心のどこかにいつも置き続けてくださいね。
結婚は喧嘩をして当たり前!けれど相手を尊重する気持ちを大事に
結婚してからの喧嘩は、できれば避けたいもの。する必要もない喧嘩や仲直りは、精神的にも疲弊します。ですが、お互いの意見や思いを伝え合う時間と取るのはいかがでしょうか?夫婦にとって正しい喧嘩をして、より絆を深めてくださいね。