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「結婚を前提にして付き合ってほしい」と、気になる男性から告白されたら嬉しいものですよね。ですが、付き合った先に必ず結婚があるのかと思うと、不安になるかもしれません。結婚を意識した付き合いとはどのような付き合いなのでしょうか。また、結婚を意識した付き合い方の注意点や大切にすべきポイントについて解説します。
目次
付き合う前から結婚を意識する?
付き合う前に結婚を意識したという経験はありますか?世の中には多くのカップルがいますが、結婚することがゴールになっている、結婚したいほどの相手に出会えた、家庭や子どもを持ちたいなど、付き合う前に結婚を意識する人の理由はさまざまです。
付き合いだした年齢や結婚に対する考え方によっては、付き合う前から結婚を意識するということはよくあることです。
まだ付き合いだしたばかりであっても、結婚を意識することは不思議なことではないのです。
結婚を意識した付き合いとは?
ある程度の年齢に達すると、恋愛の先に結婚を考える人もいるでしょう。しかし、結婚がまだ現実のものとして考えられない人にとっては、「結婚を前提とした付き合い方と普通の付き合い方はどう違うの?」と疑問に思うかもしれません。結婚を意識した付き合い方の具体的な内容についてご紹介します。
結婚を見据えている
結婚前提の交際と、普通の交際との大きな違いは、「結婚」を見据えているかどうかです。この交際期間は、結婚生活が続けられるかどうかの判断期間ともいえるでしょう。この期間に、お互いのことはもちろん、仕事や経済面を見直したり、両親をはじめとする家族との相性などを見極めておくことが大切です。
結婚前提と先に伝えてある
結婚を意識して付き合うということは、恋人関係の先に結婚があるということですよね。付き合うときに「結婚前提」という約束を交わすことで、結婚までの気持ちに余裕が持てるでしょう。プロポーズや婚約をしていなくても、本人同士が結婚を意識して付き合っているのなら、結婚前提の真剣な交際であるといえます。
結婚の仮定の話をよくする
付き合っていくうちに、「結婚したら」と仮定の話が増えるようになると、結婚を意識しし始めたと考えて良いでしょう。そこから話が盛り上がり、将来のイメージができたら、具体的に結婚へと話が進むかもしれませんね。
結婚に向けた準備をしている
交際中に、お互いの親への挨拶や結婚式、同棲などの具体的な話が出てきたら、それは結婚を意識しているといえます。交際相手との結婚を考えていなければ、自分の両親に紹介したり、新居に向けた話をすることはありませんよね。挨拶も済ませ、結婚式や住まいなどの話題が出てきたら、いよいよ結婚が視野に入ってきたと考えて良いでしょう。
結婚を意識した付き合い方の注意点
結婚を前提に付き合うと決めた場合、いくつか注意しておきたいポイントがあります。交際から結婚につなげられるように、きちんと頭に入れておきましょう。
相手も同じ気持ちか
自分は結婚したいと思い、いつか結婚できるかもと期待しているのに、相手にその気がなかったら悲しいですよね。結婚前提で付き合うのなら、お互いに結婚する気持ちがあるのかをしっかりと確認しておくことが大切です。きちんと気持ちを伝えておくことで、真剣な付き合いになるでしょう。
短所を受け入れる
結婚するということは、先の長い人生を共にすることです。恋人同士のときには我慢できた相手の短所も、結婚するとなるとそうはいきません。相手の良いところ、悪いところを受け入れて、二人の生活をつくっていくことが大切なのです。結婚を意識して付き合うのなら、相手との話し合いを重ね、不満を残さずに結婚できるように気をつけておきましょう。
期間を定める
結婚を前提に付き合い始めたなら、お互いに結婚する意思があることは明らかです。ただし、交際から結婚までの期間は人それぞれで、結婚までの期間を決めずに交際を続けていると、結婚のタイミングを見失ってしまいます。ある程度の期間を決めて相手を見極めることも、結婚前提の交際をするうえで大切なポイントかもしれません。
付き合ってから結婚を意識するタイミング
結婚を意識して交際をしているカップルが、実際に結婚を現実のものと意識するタイミングはどんなときでしょう。結婚に踏み切るきっかけやタイミングについてご紹介します。
信頼できると確信
結婚には、これからの人生をこの人と一緒に歩むという覚悟が必要です。相手のことを信頼できない限り、結婚に踏み切るのは難しいでしょう。心から相手を信頼し、「この人となら大丈夫」と思える瞬間や出来事があれば、結婚へ踏み出せるのかもしれませんね。
好きな気持ちが高まる
恋人同士なら、相手を好きだと思う瞬間はたくさんあるでしょう。そんな思いが高まると、「好きだな」という気持ちから「これからもずっと一緒にいたいな」と、気持ちに変化が生まれるものです。恋人として一緒に過ごすことに幸せを感じ、この時間がずっと続けばいいと望むようになったのなら、その先に「結婚」が見えてくるのかもしれませんね。
共に乗り越えた経験
二人で同じ経験を積むのは大事なことです。付き合っていれば、喧嘩になったり問題が起きたりすることもたくさんあるでしょう。その度に、ぶつかり合いながらでも二人で解決することができたなら、結婚生活での困難の乗り越え方が想像できますね。
年齢・交際期間
結婚する年齢に対して意識している人、意識していない人、それぞれいると思います。しかし、30歳などの節目の年齢を迎えたり、一般的にいわれる結婚適齢期にさしかかると、結婚を意識するようになるのかもしれません。また、交際期間が長くなったり、3年・5年などの節目を迎えると「そろそろ結婚」と考えるようになるカップルも多いでしょう。
結婚ラッシュ
同級生や友人たちが、タイミングを計ったかのように一斉に結婚する時期があります。結婚はまだまだ先のことと思っていても、実際に結婚する様子を目の当たりにすると、結婚に対する考えがかわってくるものです。焦りにも似たその気持ちから、結婚を考える人も少なくないのでしょう。
貯蓄できた
結婚は新しい生活のスタートです。同時に、二人だけで生活をしていかなければなりません。同居はもちろん、結婚式を挙げるにしても、子どもを考えるにしても、とにかくお金が必要になるのが結婚です。目標の金額が貯まったとき、結婚しようと決めているカップルもいるのでしょうね。
仕事の経験
社会人として経験が浅かったり、転職したばかりのうちは、身も心も落ち着かないものですよね。しかし、仕事に慣れ、今後の人生や周りの状況を冷静に考えられるようになると、心に余裕が生まれてくるものです。そんなとき、結婚を視野に入れるようになるのかもしれません。
結婚を意識した付き合い方で大切なこと
結婚を前提に付き合う期間は、相手との結婚を判断する期間でもあります。幸せな結婚をするために、結婚を意識した付き合い方で大切にしたいポイントをご紹介します。
隠し事をしない
結婚は共に過ごす時間が長くなり、共有するものが多くなります。特に相手の経済状況は気になる部分でもありますが、デリケートな問題でもあります。しかし、結婚を前提として交際している場合、秘密にしたままだとトラブルの原因になってしまうかもしれません。相手への不信感を抱いて結婚生活を送ることにならないよう、お互いの現状を明らかにして、前向きに結婚へ進みたいものです。
お互いの家や家族を意識する
結婚すると、お互いのことだけでなく、お互いの家族や親戚同士のつながりも意識しなければなりません。結婚後は、冠婚葬祭や長期の休みなど、親族同士が同席する機会も増えるでしょう。結婚を意識した付き合い期間には、家族との相性を見極めるという意味合いも含まれているものだと心得ておくと良いですね。
将来設計を考える
結婚するとなると、子どもや家など、将来のことを考えなければなりません。お互いが将来についてどう考えているのかを見極めながら将来設計をしていくことが重要です。現実的な話から目をそらさずに話し合いができる関係になれると良いですね。
お互いを受け入れる
価値観の合う人と結婚したいと考える人は多いです。しかし、価値観が完全に一致する人はなかなかいませんよね。価値観や考え方が合わなくても、相手のことを否定しないことが大切です。理解できなくても、違いを受け入れることができれば、結婚してからも二人の関係は良好であるといえるでしょう。
結婚を意識した付き合いで別れることも?
結婚前提で付き合っていたとしても、必ずしも結婚できるとは限りません。理由は様々ですが、結婚前提の付き合いは、好きという感情だけで付き合う交際とは違います。交際後に相手との結婚に良いイメージを抱くことができなければ、たとえ良い人でも別れを選ぶことになるのかもしれませんね。
生活スタイルの違い
夫婦が共働きの場合は、仕事の出勤時間や帰宅時間によってすれ違う可能性があります。
また、休日の過ごし方でも、ゆっくり家で過ごしたいのに、外出ばかりさせられるなど、どちらか一方が我慢させられると不満につながってしまうでしょう。将来結婚を考えるのなら、二人の時間をどう作っていくのか、どんなふうに過ごすのかを話し合っておくことも大切ですね。
相手の両親との関係
結婚は当人同士だけのものではないとよくいわれます。結婚するなら、お互いの家族との関係も良好であることが望ましいですよね。しかし、いざ両家の付き合いを始めてみると、コミュニケーションの取り方や価値観の違いに戸惑ってしまうこともあるでしょう。少々我慢できるくらいのことなら良いですが、我慢できないほどの価値観のズレがあると別れに発展してしまう恐れがあります。たとえ家族のことでも、結婚してからの不安をなくせるように、交際相手にきちんと伝えることが大事です。
違いを受け入れられない
人には絶対に譲れないことがあるものです。好きなものが共有できないことよりも、譲れない、許せない部分が相手と全く一致しない方が辛いかもしれません。付き合い当初はどちらかが我慢して抑えられていたとしても、月日が経てば喧嘩に発展することになるでしょう。
全く違う考えの人を理解することは難しいですが、人間ひとりひとりに違いがあるように、それぞれの考え方に違いがあることを受け入れるのが大切です。
結婚を意識した付き合いから結婚につなげよう!
結婚を意識した付き合い方で大切なのは、現実的な視点を持つことです。その中で、相手や相手の家族と自分の相性を見極めなければなりません。結婚してから大きな違いが生まれないように、結婚後の生活を見据えて付き合うようことが大切ですね。
結婚前提の交際期間を結婚の判断期間と考え、交際から幸せな結婚につなげられるように、二人一緒に交際期間を大事に過ごしましょう。