© iStock.com/mammuth
離婚へ至るまで、多くの困難や苦労を乗り越えられてきたことでしょう。これから再婚を控えている方、または離婚後の恋愛に戸惑いを感じている方などさまざまかと思います。
また、子どもを連れての再婚で不安を抱えている方もいらっしゃるでしょう。再婚で後悔する出来事はどんなことがあるのか、現在後悔している場合の解消法や、再婚で後悔しない幸せになる方法などをご紹介いたします!
目次
再婚で後悔する人はいるの?
一度結婚を経験しているからこそ、再婚は慎重になるもの。同じ失敗をしたくないと願い、再婚へ踏み切ります。しかし、相手が違えど結婚生活で起こる問題や悩みは、意外と同じような壁にぶつかってしまうものです。
また、再婚だからと身構えてしまったり、過度な期待を持つことで生じる現実と理想のギャップなどで「再婚したことは間違っていた」と後悔することは、誰にでも一度はあるでしょう。
その中でも、後悔がやがて失敗と感じてしまうこともあります。この人なら!と決めて再婚したものの、交際中には分からなかったことが再婚後、浮き彫りになることがあります。
また、再婚は失敗したくないといった気持ちが、パートナーに求めるハードルを上げてしまう原因となります。後悔を越えて、再婚は失敗だったと感じることは少なくありません。
どんなときに再婚で後悔してしまう?
一般的にどんなときに再婚を後悔したと感じてしまうのでしょうか?なぜ、再婚を後悔してしまうのか原因を知るために、いくつかの例をご紹介いたします。
前の結婚と比べてしまう
再婚後の生活でうまくいかないことがあると、前回の結婚と比べてしまい後悔を感じることがあります。不満や悩みが続くと、良かったころと比較してしまいがちです。
結婚相手が違えば悩みも変わりますが、以前の幸せな時期と比べてしまい「どうして再婚してしまったのだろう…」と後悔してしまいます。
離婚後の寂しさで再婚をした
一度家庭を持ち温かな生活を経験すると、独身の頃には感じなかった寂しさと向き合う瞬間があるでしょう。子どもが居て離婚した場合など、賑やかな生活から独り身の生活になったり、これまで手伝いの手があったけれど、相手の手助けがなくなることで、家族のありがたみを感じます。
もう一度家族を持ちたいといった気持ちの焦りから、再婚を早まることで後悔することがあります。
再婚を喜ばない親族との関係性
離婚自体に否定的だったり、再婚を時期尚早と思われたりなど、親や親戚から良く思われないまま再婚してしまった場合、再婚して後悔したと感じてしまうことがあります。
理解を待つとタイミングを逃したりなどさまざまな理由がありますが、親や親族との関係がこじれることが二人の間がギクシャクしてしまいます。
子連れの為、再婚を急いでしまった
子どもがいて離婚した場合、さまざまな問題と向き合うことになっていきます。二人で子どもを育てるのと、シングルで育てていくことは、多少の違いが生じます。
また、子どもがお父さんやお母さんの存在を求めるといった理由で、再婚を急ぐ場合があるでしょう。生活の確率や家族としての成り立ちを求め再婚を急ぎ、その後さまざまな問題に対処できずに、再婚を後悔してしまいます。
再婚に対して期待を持ち過ぎた
離婚を経験しているため、次の結婚は失敗したくないと感じてしまいます。そのことから、再婚に至るまで慎重になり、理想も多くなりがちです。
次はこうなりたい!といった期待を持ち過ぎたことが原因で、再婚後に起きる想定外の出来事に、対処しきれないといったこともあるでしょう。
再婚をして後悔している場合の解消法
再婚を後悔している方へ、後悔する気持ちの解消法をいくつかご紹介していきます。
- 話し合いをすることを恐れない
- 同じ失敗を繰り返していないか見つめ直す
- 再婚だからと我慢していないか考える
- 期限を決めて再婚相手と距離を置く
- 2度目の離婚もありと割り切る
離婚の経験から、一度ダメと感じるとあとは悪くなる一方といった考えを持つ場合があります。そのことから、話し合いをすること自体から避けてしまったりしていませんか?
基本的には、相手としっかりと心を向き合わせ、話すことが重要です。また、再婚だからと必要以上に我慢をしていたり、前と同じような考えや行動で自分自身を苦しめているのではないでしょうか?
再婚しているから、次の離婚はありえないだろう。そういった考えも一度捨ててみましょう。自分に対して逃げ道を無くすのはやめて、再婚に対しての後悔を考えてみましょうね。
再婚したら後悔するのでは?と不安な場合の対処法
再婚してもまた同じようになってしまい、後悔するのでは?と、再婚前だけど後悔を恐れている場合もあるでしょう。そういった不安の場合は、どんな対処法があるのでしょうか?
- 前回の結婚と比べない
- 再婚が怖いうちはしない
- これまでの自分の価値観を変える
- 再婚を焦らない
- バツイチであることを恥じない
再婚に踏み切る時期やタイミングは人それぞれです。時期によって、状況が大きく変わることからも、なかなか決意できないのも当然といえます。
バツイチで子連れの場合は、子どもの受け入れの問題があるでしょう。また、子どもがいて養育費など支払いの都合で、再婚の時期に慎重になることもありますよね。
人それぞれ、さまざまなご事情があるかと思います。ですが、再婚の時期やタイミングをしっかりと見極めることで、再婚への不安を少なくすることはできます。
焦らず、あなたに合ったタイミングで再婚を考えていきましょうね。
再婚しても後悔せずに幸せになる5つの方法
後悔してしまう再婚は、誰も望んでいないはずです。元々、なぜ自分は離婚に至ったのかを考え、過去の経験をしっかりと活かしていきましょう。再婚後の生活を幸せに過ごす方法を、いくつか挙げていきますので、ご自身で意識して過ごしてみてくださいね。
- 離婚原因を自分でしっかりと見つめ直す
- 金銭感覚・価値観を理解する
- 家事や育児について話し合う
- 双方の親族から理解を得る
- 過去の経験を活かす
大切なのはご自身が経験されてたことを前向きに捉え、今後の生活に活かすことです。後悔を生まないためには、再婚相手と生活におけるさまざまなことを話し合っていきましょう。
金銭感覚や価値観は生活する上で大切なポイントですので、お互いの考えをしっかりと理解する努力をしましょう。
家事や育児においても、前回の結婚から得た経験を元にどんなことを望むのか二人で意見を言い合い、すり合わせることをおすすめします。
双方の親や兄弟、親族から理解を得ることも再婚を後悔しないために、必要なこととなってきます。結婚は家族が繋がることです。少しでも不安を取り除いた再婚を選んで幸せになりましょう。
再婚で後悔しても乗り越えられると考えよう!
離婚を経験しているからこそ、次は失敗できないといった不安は誰にでもあります。再婚を考えるきっかけや時期は、人それぞれでしょう。
世間体やあなたの仕事の環境、またはお子さんがいらっしゃれば子どもの思いを考えてなど、さまざまな不安をクリアした時に、再婚を考えていくものかと思います。
前回の結婚で得たものを糧に、これからは同じ問題が起きても乗り越えられる力が備わっています。また、結婚によって相手に対して求めるものがはっきりしている分、多くを望まない考えも持ち合わせています。
自分自身の経験を信じて、再婚の後悔を恐れずに、進んでいってくださいね!