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一生に一度の結婚式を大成功でおさめたいと思っていても、予期せぬトラブルに見舞われてしまうことがあります。
中には、結婚式を共に作り上げるはずのプランナーが原因でトラブルが起こってしまうケースも。
大切な結婚式でプランナー関連のトラブルが起きてしまったら、どのような対応をすればいいのでしょうか。
目次
プランナーが原因で起こる結婚式のトラブルって?
残念なことに、プランナーのミスにより結婚式でトラブルが起きてしまう可能性はゼロではありません。
考えられるトラブルとして、
- ダブルブッキング
- 演出ミス
- 料理や装花の間違い
などが挙げられるでしょう。
また、当日だけに留まらず、準備段階でトラブルが起こってしまうことも。
- レスポンスが遅い
- 要望がうまく通らない
- 手違いが多すぎる
という相手が担当者では、強い不安を感じてしまいますよね。
では、結婚式の準備段階や当日にプランナーとのトラブルが起きてしまった場合、どのように対応すればいいのでしょうか。
結婚式にの準備段階でプランナーとのトラブルが起きたら
結婚式の準備段階でプランナーとのトラブルが起きてしまったら、まずはトラブルやミスの「程度」と「頻度」を見極めましょう。
普段はしっかりしているプランナーが些細なミスをするのと、接客態度があまり良くない相手がミスをするのとでは、不安に思う気持ちも段違いですよね。
また、たとえ頼りにしているプランナーでも、取り返しのつかないようなトラブルやミスをされては「この人で本当に大丈夫?」と感じてしまうでしょう。
結婚式の準備で感じた不安や不信感は、当たることが少なくありません。なので、
「このプランナーさんはなんだか不安だ」と感じたら、担当者を変えてもらう
のが無難ですよ。
ただし、結婚式の当日が迫っている段階での変更はおすすめできません。かえって現場が混乱してしまいかねませんので、担当変更をするならできるだけ早めに申し出ましょう。
結婚式の当日にプランナーによるトラブルが起きたら
では、結婚式の当日にプランナーによるトラブルが起きてしまった時はどのように対処すべきなのでしょうか。詳しく見ていきましょう。
速やかに式場へ連絡
式の最中は新郎・新婦共に忙しく、ミスを指摘し修正してもらう程の余裕がないことがほとんどです。
もしもその場で指摘や対処ができなかった場合は、式後速やかに式場へ連絡を入れましょう。
結婚式の当日から日が経つほど、ミスに対するお詫びや返金を受けにくくなるので、なるべく早く動き始めることが大切ですよ。
やり取りはメールで
トラブルが起こった時、一番面倒なのが「言った、言わない」の水掛け論が起きてしまうことです。
お互いがこの調子ではいつまでも話が前に進みませんので、文章として明確に記録に残るメールでやり取りをすることをおすすめします。
要望をはっきりとした言葉で伝える
トラブルやミスの指摘と合わせ、「結局どうしてほしいのか」という要望をはっきりとした言葉で伝えるようにしましょう。
- 謝罪がほしい
- 返金してほしい
などの要求を、正当な理由と共に明確に先方へ伝えることで、落としどころがはっきりと見えてきます。
結婚式のプランナーによるトラブル対応をする際の注意点
結婚式のプランナーによるトラブルを解決に導くためには、いくつか注意しなければならない点があります。ご紹介していきましょう。
高圧的・感情的にならないよう気をつけて
話し合いの場でもっとも重要なのは「冷静さ」です。
一生に一度の結婚式でトラブルを起こされてしまった怒りや悲しみはあるでしょうが、その感情をそのまま相手にぶつけてしまっては議論になりません。
高圧的になったり、感情的になりすぎないよう、グッとこらえて話し合いに臨んでくださいね。
証拠となる記録はなるべく残しておこう
プランナーとの間にトラブルが起きた際、新郎新婦の主張を何よりも裏付けしてくれるのは、過去のやり取りに関する記録です。
準備の段階から資料やメールはすべて保存し、可能であれば時系列ごとにまとめておけば、話し合いをスムーズに進めることができますよ。
話しが通じないならさらに上の役職の人に訴えて
担当プランナーに対してトラブルやミスの指摘をしても、真剣に取り合ってくれないこともあるそう。
もしもそのような状況になってしまったら、担当者よりももっと上の役職の方に相談してみるのも手です。
相談相手を変えたことで手こずっていた問題があっさり解決した、なんてケースもあるそうですよ。
プランナーが原因で起こるトラブルもあると想定しておこう
プランナーによる結婚式のトラブルは、まったく想定していない状況で起きてしまうとかなり混乱してしまいます。
最初から疑ってかかるのは明らかに行き過ぎですが、あらかじめ「そういうこともある」と頭に入れておくだけで、対応速度がかなり早くなるでしょう。
あらゆる可能性を想定しながら準備をすることが、結婚式を成功させるカギですよ。