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長い時間と苦労をかけてようやく迎えた結婚式当日、緊張のあまり失敗したらどうしよう……と誰もが思うことでしょう。
緊張を完全に打ち消すことは難しいかもしれませんが、いくらか和らげることはできます。
結婚式の緊張を軽くする方法をご紹介していきますので、ぜひご参考にしてみてくださいね。
目次
結婚式で緊張するのはどんな時?
結婚式では、新郎新婦がゲストの視線を一身に浴びることになります。普段から人の目に慣れている方なら問題ないかもしれませんが、大半の人はそうではないでしょう。
そのため、
- 新郎新婦入場
- 誓いのキス
- 新郎スピーチ
- 花嫁の手紙
など、どうしても視線を集めてしまうポイントで緊張してしまう、という方もかなり多いのだとか。
緊張はミスを誘発し、そのミスによってさらに緊張が高まるという悪循環を生み出しますので、できれば平常心で臨みたいものです。
100%緊張を消す方法はありませんが、少しでも心の負担を和らげる術はあるはず。次からは、結婚式の緊張を軽くするのに有効な方法をご紹介していきます。
結婚式の緊張を軽くする方法:①予習をカンペキにしておく
練習に裏打ちされた行為には、自然と自信が生まれるもの。それは結婚式でも同じです。
式のプログラムやスピーチなど、当日こなさなければならない事をカンペキに予習しておけば、「あんなに練習したんだから大丈夫!」という落ち着きが出るでしょう。
なんとかなるはずと見切り発車で臨んでしまうと、案外うまくいかないものです。成功率を高めるためにも、事前準備は必要不可欠ですよ。
結婚式の緊張を軽くする方法:②カンペを用意しておく
スピーチの内容を完全に暗記したつもりでも、マイクの前に立つと覚えたはずのことがすべて吹っ飛んでしまったというケースもあるそう。
そのため、お守り的な意味合いとしても、カンペは手元に置いておいた方がいいでしょう。
全文を詳細に書き、それを読み上げる形でももちろん構いませんが、ライブ感を大事にしたいという方は要点のみを順序だてて書きつけておくといいですね。
結婚式の緊張を軽くする方法:③適度に体を動かす
体が強張ることにより呼吸が浅くなり、緊張度合いがどんどん加速してしまいます。
なので、軽く肩を回したり、手のひらを握ったり開いたり、状況次第では軽く歩き回ったりして、適度に体を動かすようにしましょう。
体と一緒に、気持ちもほぐれること間違いなしですよ。
結婚式の緊張を軽くする方法:④パートナーと会話する
パートナーと会話をすることで、いくらか心をリラックスさせることができます。
お互いに緊張しているかもしれませんが、だからこそ控室などで軽くコミュニケーションを取ることで、お互いの気持ちを軽くすることができるでしょう。
結婚式の緊張を軽くする方法:⑤深呼吸をする
ゆっくりと、気持ちを落ち着けて呼吸をすることで、気分を切り替えることができます。
息を吸い込むよりも、吐くことに集中した深呼吸をすることで、大きなリラックス効果が期待できますよ。
結婚式の緊張を軽くする方法:⑥「間違えてもしょうがない」と開き直る
どんなに手を尽くそうと、緊張する時はするのです。
そんなときは、「あんなに緊張をほぐそうとしたのに!」と焦るのではなく、多少間違えてもしょうがないと開き直ることも大切ですよ。
結婚式での多少の失敗は、ゲストにとっては愛嬌のようなものです。
ミスを気にして委縮してしまうよりも、新郎新婦が笑顔で式を挙げる方が、ゲストもずっと良い気分でいられるはずですよ。
危険!これをすると結婚式の緊張が悪化するかも
緊張をほぐすためにとった行為が、かえって逆効果になってしまうことも。以下のことに気をつけながら、ご自分なりのリラックス方法を見つけてくださいね。
吸うのがメインの深呼吸
心身が緊張していると、体は過呼吸のような状態になってしまうそう。そのため、吸うことばかりに集中した深呼吸をしてしまうと、かえって緊張状態が酷くなってしまうようです。
そのため、深呼吸をする際は「息を吐き出し切る」ことと「深く吸いすぎない」ことを意識しましょう。
気をつけの姿勢で立つ
直立不動の姿勢は、体を強張らせてしまいます。
姿勢が悪く見えないように気をつけつつ、体重を傾けるバランスに左右で変化をつけてみたり、軽く足を開いたりと、少しずつ体勢を変えることを意識してみてくださいね。
体の前で手を重ねる
体の前で手を重ね、手のひら同士を組むとなんとなく落ち着くような気がしますが、実はこれも逆効果。
手や腕に力が入りすぎないよう、軽く体をほぐせるのがベストですよ。
結婚式に緊張は付きもの!
「緊張して失敗したらどうしよう」と不安になるよりも、割り切った方がうまくいくことも多いです。
結婚式は緊張するものだと割り切ることで、過度なストレスを感じずに式を進めることができますよ。
ただし、失敗しないに越したことはありませんので、事前準備をしっかりしておくことが大切ですよ。