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結婚式をすると決めたら、まずは結婚式の時期を決めると思います。理想の時期を思い描く人もいれば、一度も考えたことがない、という人もいるでしょう。
せっかくなら、自分たちはもちろん、ゲストに迷惑をかけない時期を選べると良いですよね。ですが、12ヶ月もあると、いつにしたら良いか迷ってしまうはずです。
そこで、1~4月の結婚式をピックアップして、1月・2月・3月・4月の結婚式は迷惑になってしまうのか、その理由や迷惑をかけないための工夫についてご紹介します。
目次
なぜ1月・2月・3月・4月の結婚式が迷惑だと感じられるのか?
年明けから春先にかけては、仕事の繁忙期を迎えたり行事が多かったりと、何かと忙しい時期です。そのため、1月・2月・3月・4月に結婚式を行うと、迷惑だと思われてしまうことがあります。
また、結婚式に参加するゲストの服装は薄着になりがちで、寒い季節の結婚式に参加することに不安を感じる人も少なくありません。
1月から4月の結婚式は迷惑だと感じられてしまう理由について、月別にみていきましょう。
1月の結婚式が迷惑な理由
1月は年の初めなので、年始は自宅でゆっくり過ごしたいと考える方、帰省をする方など、すでに予定が決まっている可能性があります。
また、気候的にも寒い時期となり、地域によっては積雪なども予想されます。そんな時期に結婚式を行ってしまうと、迷惑だと感じてしまうのかもしれません。
2月の結婚式が迷惑な理由
2月は1月に比べると行事が少なく、慌ただしさが薄れる時期です。しかし、日本における2月は、一年で最も寒いとされており、悪天候の影響で、交通手段に支障が出てしまう可能性も考えられます。
繁忙期ではないにしても、結婚式の場所やゲストの交通手段などに気を配っておかないと、2月の結婚式は迷惑だと思われてしまうでしょう。
3月の結婚式が迷惑な理由
暦の上では春となる3月。そんな3月に結婚式を挙げようと考える人も少なくありません。ですが、3月は年度末にあたるため、多くの会社が繁忙期を迎え、学校は春休みに入るなど、忙しさが増します。
また、春先とはいえ、まだ肌寒いのが3月の気候です。忙しい上に過ごしやすい気候でもない時期の結婚式に招待されても、迷惑に感じてしまうのは仕方のないことかもしれませんね。
4月の結婚式が迷惑な理由
4月というと、新生活のスタートをイメージする方もいるでしょう。4月は年度初めにあたり、会社の異動や転勤、進学、就職など、行事が多い季節です。そのため、全てのゲストに配慮が行き届かない可能性があります。
また、4月の後半になるとゴールデンウィークに突入し、帰省や旅行を計画しているゲストもいます。迷惑をかけないためには、連休を避けて結婚式の予定を立てた方が良いでしょう。
1月・2月・3月・4月の結婚式で迷惑をかけない工夫
式場の空き状況はもちろん、全てのゲストに配慮して結婚式の日程を決めることは難しく、1月から4月の間に結婚式を行う場合もありますよね。
ですが、心配することはありません。たとえ1月・2月・3月・4月に結婚式を挙げることになっても、ゲストへのおもてなしを重視すれば、結婚式を成功させることは可能です。
ゲストに迷惑をかけないためには、それぞれの季節の良さを活かす工夫をしてみてください。例えば、1月や2月の寒い時期の結婚式なら、カイロやホットドリンク、ブランケットを準備する、ナイトウエディングやガーデンウエディングを避けるなど、ゲストに配慮した演出にすると良いでしょう。
また、3月の結婚式では上旬を選ぶ、4月の結婚式は中旬を選ぶなど、月の中でも比較的忙しさが紛れる時期を選ぶ配慮も大切です。さらに、春らしい演出や旬の食材を生かした料理で、ゲストをもてなすのも素敵ですよ。
1月・2月・3月・4月の結婚式は迷惑にならない!
一年の中でも忙しく、寒さが厳しい季節に結婚式を挙げると、迷惑だと感じられてしまうのは仕方のないことです。しかし、実際に、1~4月に結婚式を成功させているカップルもいます。
1月・2月・3月・4月の結婚式は決して迷惑になるものではありません。大切なのは、招待したゲストに対して最大限の配慮をすることです。
その季節にしか味わえない食材やできない演出を取り入れ、ゲストを楽しませる工夫をしてみてくださいね。