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幼馴染との結婚は、少女マンガや恋愛映画の世界ではもはや王道になっています。ですが、現実に幼馴染と結婚するカップルはどれくらいいるのでしょうか?
また、幼馴染との結婚ならではの出会いのきっかけも気になるところ。
幼馴染と結婚したカップルの割合や、メリット・デメリットなどの情報も併せてご紹介していきます。
目次
幼馴染と結婚する割合はどれくらい?
幼馴染と結婚と聞くと、なんだか特別めいたものを感じるという方もいらっしゃることでしょう。
では、実際に幼馴染同士で結婚したというカップルはどれくらいの割合なのでしょうか。
「ゼクシィトレンド調査2019」によると、出会いのきっかけとして以下の理由が挙がっています。
- 1位……同じ会社や職場で(21.4%)
- 2位……同じ学校やクラスで(13.4%)
- 3位……合コン以外の友人の紹介で(16.3%)
- 4位……サークルや趣味・習い事の活動を通じて(8.4%)
- 5位……合コンで(8.0%)
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- 15位……幼なじみ・隣人だった(0.7%)
この結果から、約1%のカップルが幼馴染と結婚していることが分かります。
決してメジャーではありませんが、だいたい100人に1人が該当することになりますので、意外に多いとさえ感じられますね。
憧れを抱く方も多い、幼馴染との結婚ですが、どのようなきっかけで結婚に至るのでしょうか。次から例をご紹介していきます。
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
幼馴染と結婚するきっかけ:中高生から付き合い続けてそのままゴールイン!
学生時代に交際を始めてそのままストレートで結婚したり、別れと復縁を繰り返して「やっぱりこの人がいい!」という確信を得てから結婚したりと、そのパターンはさまざま。
かなりの長い時間を共に過ごし、それでも飽きるのではなく結婚したいと感じるのですから、相性はかなりのものではないでしょうか。
幼馴染と結婚するきっかけ:友達の関係から
よく遊ぶ友達同士だったはずなのに、いつの間にか……という流れでお付き合いに発展し、結婚までしてしまったというご夫婦も。
友達としてでなく恋人として接することで、今まで見えていなかった一面が垣間見えるのも、長い付き合いをしてきたからこその醍醐味ですよね。
共通の友人からの反応も気になるところです。
幼馴染と結婚するきっかけ:同窓会で再会
過去にそれほど交流が無かったものの、同窓会で再会したことがきっかけで結婚した、というケースもあるそう。
元々は興味が無かった相手でも、年数を重ねたことで昔とは違う魅力が身に付き、自然と惹かれあってしまうのではないでしょうか。
ずっと仲の良かった幼馴染同士よりも、お互いに発見の多い関係性になれそうですよね。
幼馴染と結婚するきっかけ:SNSの繋がりから
SNSがきっかけで知り合ったら、実は幼馴染だった!という、それこそファンタジーのような出会いもあるのだとか。
どんな相手が来るか不安なところに、見知った顔の相手がいたら、安心感と高揚でその場はきっと盛り上がることでしょう。
このパターンの場合、趣味で繋がった相手であることも珍しくはないので、意気投合もしやすそうですよね。
幼馴染と結婚するきっかけ:「〇〇歳までお互いが結婚してなかったら」という約束
果たされない事の方が多いような気もしますが、中には本当に「〇〇歳で独身だったら結婚しようね」という約束から本当に結婚してしまうカップルもいるようです。
半ば冗談とは言えそのような約束をするくらいですから、お互いに気を許し合っている関係のはず。
いざ結婚してみたら想像よりもずっと楽しい毎日になった、なんてことが起きても不思議ではないですよね。
幼馴染と結婚するメリット
では、幼馴染と結婚することにはどのようなメリットやデメリットがあるのでしょうか。まずはメリットからご紹介していきましょう。
過去を知られているので変に取り繕うことが無い
ある程度大人になってから出会った相手には、自分のことを良く見せようと頑張ってしまいがち。
ですが、幼少期から知っている相手に自分を偽ることはできません。結果、変に取り繕うことなく、自然体で接することができるそうですよ。
共通の思い出が多い
幼馴染が相手なら、過去の思い出話に事欠くことはないでしょう。共通の思い出を振り返って楽しむことにおいて、幼馴染同士で結婚した方たちの右に出る者はありませんよ。
結婚することで新たな一面が見えることも
「昔から知っている=相手のことを知り尽くしている」とはならないのが、人と接する上での興味深い部分です。
近くにいたからこそ、見えていなかった一面を結婚後に知ることができる、という楽しさがあるかもしれません。
義両親になる人と最初から顔見知り
結婚する上で気がかりなのが義両親との関係ですが、幼馴染なら相手の親と関わる機会も多いため、人によっては結婚当時すでに良い関係を築けていたという方も。
結婚生活における難しい問題の一つが最初から無い、というのはかなり心強いのではないでしょうか。
幼馴染と結婚するデメリット
続いて、幼馴染と結婚するデメリットについてご紹介していきます。
共通の知り合いが多くて不便な場合も
パートナーとの関係が悪くなり離婚、そこまで行かずとも別居、というような事情が、共通の友人の間で一気に広がってしまうことが考えられます。
いちいち事情を説明するのにもうんざりしてしまいそうですし、何よりプライベートが筒抜けになっているというストレスは図り知れません。
義両親との関係が良くないと地元で暮らしにくい
特に地元が田舎だと、スーパーや銀行など日常的に利用する施設が、義両親と被ってしまうこともしばしば。
なので、義両親と不仲だと、地元で暮らすのがかなり大きな負担になってしまいますよ。
悪い噂が共通のコミュニティ内を駆け巡ることも
例えばどちらかの不倫などの不祥事が発覚した時、パートナーと共通するコミュニティ内をその噂が駆け巡ることになるでしょう。
今後の友人関係もギクシャクしてしまい兼ねないということが、容易に想像できるのではないでしょうか。
幼馴染との結婚は特殊ではない!
幼馴染同士で結婚することは確かに珍しいですが、決して特殊ではありません。
幼馴染との結婚だからこそ別れやすいということも、逆にいつまでも仲良くいられる保証も無いと言えるでしょう。
結婚相手が誰だとしても、結局はお互いの努力によって結婚生活が成り立つということを忘れずに、相手といつまでも良い関係を築き合ってくださいね。