いとこ(従兄弟)の結婚式に呼ばれた!ご祝儀は3万円?連名の場合などご祝儀相場と参列マナー

いとこと新婦© iStock.com/Schwin-Pikulsawad

友人や同僚の結婚式への参列とは違った、従兄弟・従姉妹の結婚式。招待されたら、「ご祝儀はいくら包むの?」「立場上、どんな振る舞いをすればいいの?」と、悩まれる方もいらっしゃるかと思います。

いとこの結婚式へ参列する場合の、ご祝儀相場や服装などのマナーをご紹介していきます。

いとこの結婚式に参列したらどんな立場?

あなたのおじ・おばの子どもである「従兄弟・従姉妹」。その、いとこの結婚式へ参列する場合、どのような立場で参列することになるのでしょうか。

いとこの結婚式へ参列する場合、親族側としてゲストを迎える立場となります。

つまり、友人や同僚の結婚式に招待され時とは違い、ホスト側として立ち振る舞いが求められるといっていいでしょう。

ですから、親族として参列する場合の服装マナーや振る舞いに沿って、参列することが大切です。

いとこの結婚式は出席するもの?

友人のように親しいけれど友人でもなく、兄弟でもない関係性であるいとこから、結婚式の招待が届いた場合、出席するかしないか悩んでしまう場合がありますよね。

悩まれる理由は、いとことの関係性や親族付き合いの深さによってさまざまでしょう。出席するべきかどうかは、これまでの間柄や親族との関わりによって判断します。

親族との関わりは、自分が把握していなかった関係性がある場合もあるので、事前に親に確認するなどしてトラブルのないように出席を決めてくださいね。

付き合いのないいとこから招待状が届いた場合

こちらも、普段からの付き合いの深さや、親族間との関係性によって出席するべきかどうか判断していいでしょう。

本来、ご祝儀などのお祝いは「貰ったから返すもの」ではなく、お祝いの気持ちを表すものです。

自分は付き合いがないけれど、親同士の付き合いが続いている場合などがあります。そういった場合で招待状が届いた際は、お祝いの気持ちとしてご祝儀を渡すケースもあるでしょう。

いずれにしても、家同士の決まり事もある場合や負担になることもあるので、親族間に詳しい親に相談して決めることをおすすめします。

【立場別】いとこへのご祝儀相場とは?

ご祝儀© iStock.com/zepp1969

年齢やいとことの関係性によってご祝儀の金額は変動しますが、一般的なご祝儀金額をご紹介していきます。親族間の決まり事や地域性によっても、ご祝儀に対するルールが違ってくることもありますので、事前に親や親族へ確認しておくことをおすすめしますよ。

独身の場合:親と共に出席

親と参列する場合は、連名で包んでもかまいません。一般的なご祝儀相場は、5万~10万円程度とされています。

独身で独立している場合

独身で独立している場合は、友人同様3万円~が相場とされています。ですが、親が出席せず、家族の代表として参列するケースもあります。

その場合は3万円~5万円など、金額が変わる場合がありますので、ご両親とご相談しましょう。既婚で一人で参列する場合などは、年齢によって渡すご祝儀相場は変わりますので注意して、事前に親族同士で金額を合わせるなど打ち合わせをすることをおすすめします。

既婚で夫婦(&子ども)で出席する場合

夫婦で出席する場合は、5万円~7万円を基準としましょう。子どもも参列する場合は、5,000円~1万円程度を目安にしたギフトを贈るといいでしょう。

いとこの結婚式に呼ばれていないけれどご祝儀は必要?

親族にあたるいとこ(従兄弟)の結婚式ですから、あなたのご両親などから、いとこが結婚式を挙げることを知る場合もあるでしょう。

そういった場合、「結婚式に呼ばれていないけれど、ご祝儀って必要なの?」と悩まれるものですよね。

そこで、ご祝儀を渡すか渡さないかを決めるべきポイントを見ていきましょう。

  • ご両親はいとこの結婚式に出席する
  • 親族間の繋がりの深さや普段からの関係性
  • 自分の結婚式に呼んでいる

基本的には、ご祝儀はお祝いの気持ちを表すものですから、ご祝儀を渡す渡さないは、あなた自身のお気持ちや付き合いの深さによって考えるといいでしょう。

いとこの結婚式にご両親が参列する場合、ご両親がご祝儀を渡しているので渡さなくてもいいケースもあります。

ですが、普段から付き合いがあり親しい間柄であれば、親族相場でご祝儀を渡すのが大人としてスマートだといえるでしょう。

また、自分の結婚式にいとこを呼んでいる場合などは同額のご祝儀金額でお返ししましょう

いとこにご祝儀以外でギフトを贈る場合とは?

いとこが結婚式を挙げると聞き、ご祝儀以外の贈り物を渡そうと思われる方もいらっしゃいますよね。どういった場合にギフトを贈るのでしょうか?

  • 結婚式に参列したがご祝儀にプラスしたい
  • いとこの結婚式をやむを得ず欠席する
  • 挙式を行わない

ご両親と一緒に参列する場合など連名でご祝儀を渡すため、いとことの関係が親しい間柄であれば、プレゼントをプラスして贈りたいと思うこともあるでしょう。

また、招待を受けたけれど欠席する場合やいとこが結婚式を挙げない場合なども、ご祝儀の代わりに渡すこともありますよね。

ご祝儀を渡す場合は、プラス3,000円~5,000円程度のものをベースに選びましょう。間柄によって金額は変わってきますので、ご自身との関係も考慮したプレゼント選びをしてくださいね。ご自身も頂いている場合などは、同額のものをお返しするようにしましょう。

いとこの結婚式を欠席する場合はどうする?

友人や同僚の結婚式を欠席する場合と同様に、早めの連絡を心がけましょう。結婚式を欠席する場合の金額目安は、以下の通りとされています。

  • 本来のご祝儀の1/3~1/2くらい

とされています。ですが、いとこにご祝儀を貰っている場合などは、同額のご祝儀を渡しましょう。いとことの間柄や親戚間の考え、その土地の慣習によって変わる場合がありますので、こちらも事前にご両親と相談することをおすすめします。

いとこの結婚式での服装マナー

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上述したように、親族としての立場で参列するいとこの結婚式。いとこの結婚式へ参列する際の服装マナーは、親族同様「フォーマル」が基本です。

親族はゲストをお迎えする側となるため、デザインはシンプルで落ち着いた雰囲気のものを選びましょう。地味になりすぎず上品でエレガントな衣装で、親族同様の振る舞いで参列してくださいね。

いとこの結婚式は親族同様の心がまえで参列しよう

いとこの結婚式でのマナーやご祝儀事情は、友人や同僚への参列とは違った決まり事があることがわかりました。

いとことして参列する結婚式は、親族と同様の立場として見られます。正しいマナーと服装で、いとこである新郎新婦へはもちろん親族全体が恥ずかしい思いをさせることのにないように配慮しましょうね。

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