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結婚式とセットで考えられつつある、結婚式の二次会。結婚式よりもカジュアルな雰囲気で、参加者全員が楽しめる、というイメージを持つ方も多いでしょう。
しかし、中には、結婚式の二次会を迷惑だと感じる人もいるようです。そこで、結婚式の二次会が迷惑だと思う理由についてご紹介します。
さらに、迷惑にならないための対策もお伝えしますので、ぜひ参考にしてみてください。
目次
結婚式の二次会は迷惑?
結婚式の後に開かれる二次会には親しい友人を呼ぶことが多く、みんなで盛り上がれるイメージがありますよね。二次会は結婚式のような緊張感がなく、懐かしい仲間との再会に喜びを感じる人もいるでしょう。
そんな楽しそうな二次会ですが、実際のところ、参加者全員が満足するのは難しいものです。そればかりか、結婚式の二次会は迷惑だと思っている人さえいます。
イメージとの違いにがっかりするかもしれませんが、そのような人がいることを受け止め、二次会が迷惑になるポイントを把握しておきましょう。
結婚式二次会のこんなところが迷惑!
結婚式の二次会では、どんなところが迷惑だと感じるのでしょうか。ゲスト・新郎新婦、それぞれの目線で考えてみましょう。
ゲストが感じる迷惑ポイント
ゲストが二次会で迷惑だと感じるものには、次のものが挙げられます。
- ご祝儀とは別に会費がかかる
- 結婚式からの拘束時間が長い
- 二次会だけの参加も中途半端
- 幹事などの役割を依頼される
お金がかかる、拘束時間が長いなどの理由はありますが、二次会に呼ばれること自体が迷惑だと思う人もいます。二次会とはいえ、結婚式の延長線上にあると感じる人も多く、ゲストにとっては意外と断りづらいものです。
また、結婚式に参加していなくても、二次会だけ呼ばれることもあります。通常、二次会は夕方から夜にスタートするので、二次会から呼ばれると、かえって都合が悪いという人もいるようです。
そしてもう一つ、ゲストにとって迷惑なのが、受付や司会など、二次会の幹事を任されることでしょう。二次会の幹事は打ち合わせや買い出しなどの準備も多く、何かと忙しいものです。
心から祝福したい相手なら話は別ですが、二次会の幹事を頼まれて迷惑だと感じない人は、案外少ないのかもしれませんね。
新郎新婦が感じる迷惑ポイント
結婚式の二次会で迷惑に感じることがあるのは、ゲストだけの話ではありません。主催者側である新郎新婦が迷惑だと思うこともあるのです。
迷惑ポイントしては以下の点が挙げられるでしょう。
- 当日のドタキャン
- お酒を飲みすぎる
- 幹事等の人選ミス
「結婚式ほど堅苦しくないし、ドタキャンしても大丈夫だろう」などと、結婚式の二次会を軽く考えているゲストも中にはいます。ですが、どんな場面でも急なキャンセルは迷惑極まりない行為です。
また、ついつい楽しくなってお酒を飲みすぎたり、幹事が暴走してしまったりするケースも、新郎新婦の頭を悩ませます。どちらの場合も、他のゲストやお店に迷惑をかけることは目に見えますね。
結婚式の二次会で迷惑をかけない方法
ゲストと新郎新婦、それぞれの立場から、結婚式の二次会で迷惑に感じるポイントをみてきました。では、ゲスト・新郎新婦に迷惑がかからないようにするにはどうすれば良いのでしょうか。
ゲストが心がけること
新郎新婦に迷惑がかからないよう、ゲストは次のことに気をつけましょう。
- 飲みすぎないように注意
- キャンセルは早めに連絡
- はっきり断る勇気も必要
二次会に参加する場合は、お酒飲みすぎないように注意してください。お祝いの席で楽しくなり、お酒を飲みすぎてしまう人もいるでしょう。しかし、深酒してしまうと、交友関係に亀裂が生じる可能性もあります。
また、当たり前のことですが、二次会に出席できなくなった場合は、早めに連絡を入れてください。急な事情で欠席になるときは、すぐに幹事に伝え、後で新郎新婦にお詫びの言葉を入れると良いですね。
もし、二次会に行きたくない、幹事をやりたくない、と思ったら、はっきりと断るのも大事なことです。不満そうな顔をして出席されても、新郎新婦は嬉しくありませんし、自分自身も無駄な時間を過ごしていると感じるでしょう。
つまらない思いをしてお金と時間を使うくらいなら、二次会という席ではなく、新郎新婦を含めた親しい仲間同士で、後日食事に行った方が心から楽しめるはずですよ。
新郎新婦が心がけること
一方、迷惑にならないために、ゲストに対して新郎新婦が配慮すべきことは、次の通りです。
- 二次会をやらない選択をする
- 二次会の会費を安く設定する
- 二次会幹事代行会社を用いる
結婚式の二次会を開催する人が多いからといって、無理に行うことはありません。やりたいと思わなければやらなくて良いですし、ゲストの負担を考えて、二次会をやらない選択をするのもアリです。
もし二次会を行うなら、会費を安めに設定したり、拘束時間を短めにしたりするなど、ゲストが参加しやすい二次会を目指しましょう。
また、幹事などの役割をお願いされて迷惑に思うゲストもいるので、予算に余裕があれば、二次会幹事代行会社を利用するのもおすすめです。
くだけた雰囲気の二次会でも、おもてなしと配慮を忘れず、ゲストに負担がかからないように気をつけましょう。
少しの配慮で結婚式二次会は迷惑にならない!
結婚式に比べると、気軽なムードがある結婚式の二次会。ですが、ゲストも新郎新婦も、結婚式二次会を迷惑だと感じることはあります。
幹事を頼まれたり、飲みすぎたゲストに困ったりなど、迷惑に感じる理由はさまざまですが、自分がどちらの立場になっても対応できるように、各々の理由を知っておきましょう。
そして、理由を把握した上で、迷惑だと思われないための対策方法を確認すると良いですね。大切にしてほしいのは、ゲストと新郎新婦が、お互いの気持ちになって気を配ることです。
それぞれを思いやる心を忘れずに、結婚式の二次会を楽しいものにしてください。