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「社内恋愛」と聞くとなんだか特別な言葉のように感じられますが、実は職場での出会いがきっかけで結婚した人の割合はかなり多いのだそう。
では、具体的にどのようなきっかけがあって恋愛に発展することがあるのでしょうか。
また、職場の人と結婚することにはどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。詳しくご紹介していきます。
目次
職場での出会いがきっかけで結婚した人の割合は?
結婚相手との出会いのきっかけとして、どのようなケースが多いのでしょうか。「ゼクシィトレンド調査2019」によると、以下のような調査結果が出ています。
- 1位……同じ会社や職場で(21.4%)
- 2位……同じ学校やクラスで(13.4%)
- 3位……合コン以外の友人の紹介で(16.3%)
- 4位……サークルや趣味・習い事の活動を通じて(8.4%)
- 5位……合コンで(8.0%)
なんと、職場や会社での出会いが堂々の1位にランクイン!全体の2割以上を占めるという結果になりました。
このように、職場が同じことがきっかけとなり結婚したというパターンは、かなり王道だということが分かりますね。
次からは、職場結婚のきっかけをもう少し深堀りしながらご紹介していきます。
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
職場結婚のきっかけ:同じ部署だった
部署が同じということは、職場で過ごす時間の大半を共にするという事です。もしかしたら、席が隣や向かいということもあり得ますね。
また、職務内容的にも深く関わる機会が多いため、距離が縮まっていくのにもそう時間は掛からないのではないでしょうか。
職場結婚のきっかけ:共通のプロジェクトを通して
仮に部署は異なっていても、共通のプロジェクトを通して協力し合うこともあるでしょう。普段関わりの薄い相手ほど、新鮮さを感じるのではないでしょうか。
力を合わせて準備を進め、無事にプロジェクトが成功した時、達成感がお二人の心を通わせてくれることがあるかもしれませんね。
職場結婚のきっかけ:飲み会で
職場の人々で飲み会を開くこともあるでしょう。
普段は仕事の話しかしていない相手とプライベートな会話をすることで、共通の趣味が発覚したり、思いがけない一面が垣間見えることも。
アルコールには人の気持ちを柔らかくする力がありますので、その作用も相まって気持ちが盛り上がることもあるのではないでしょうか。
職場結婚のきっかけ:相談に乗ってもらった/乗ってあげた
相談に乗ってもらったり、逆に乗ってもらったりすることで、信頼関係がより深くなることも。それがきっかけで、相手への気持ちが芽生えることも珍しくはありませんよ。
自分の弱いところをさらけ出した/さらけ出してもらったということで、他の人相手には感じられない特別感を覚えたという声もありました。
職場結婚のきっかけ:同期だった
会社にもよりますが、同期は何かとセットで動くことが多いもの。自然と打ち解ける段階も早くなることでしょう。
そうでなくても、同期がいるというだけでかなり心強い気持ちになれますので、よっぽどな相手でない限りマイナスの感情は生まれにくいのではないでしょうか。
職場の人と結婚するメリット
では、職場の人と結婚するメリットやデメリットとして、どのようなものが考えられるのでしょうか。まずはメリットからご紹介していきます。
お互いのスケジュールを把握しやすい
例えば飲み会の予定が入っていたり、会議で残業になりそうな時、家でのスケジュールを調整する必要がありますよね。
そんな時、同じ職場にいれば予定を把握しやすいというメリットがあります。やましいことが無い限り、かなり大きな利点ではないでしょうか。
ちょっとした頼みごとを直接伝えられる
例えば保育園のお迎えを代わってほしいというような頼みごとを、口頭でササッと伝えることができます。
ちょっとしたお願いでも、メールやSNSのやり取りだと案外まだるっこしいもの。そういった類のストレスを感じずに済みますよ。
仕事の活力になる
大切な人がすぐ近くで働いているという事で、仕事への活力がみなぎってくるという意見も。前向きな気持ちで仕事ができると、効率も上がりますよね。
職場の人と結婚するデメリット
続いて、職場の人と結婚するデメリットをご紹介していきます。
異動のリスクがある
社内結婚をした結果、どちらかの異動が決まったというケースは非常に多いようです。
必ず決まっているわけではありませんが、仕事に私情が入る恐れがある、周りの人が気を遣うという理由で職場を離されてしまうことも……。
念のため、前もって就業規則を確認しておきましょう。
喧嘩したときに気まずい
喧嘩した後、お互いが別の職場へ向かえばクールダウンにもなるでしょうが、同じ職場となればそうはいきません。
仕事にプライベートを持ち込んではいけないという思いと、気まずいという気持ちに板挟みになり、なんとも居心地の悪い感じがしてしまうようですよ。
結婚するまで関係を隠さなければならないケースも
職場は仕事をするところですので、悪い言い方をすると、社内恋愛は公私混同だと思われてしまいかねません。
そのため、職場の人とお付き合いをしている場合、結婚まで隠し通さなければいけなケースも出てくるでしょう。
多くの嘘を重ねることにもなりますので、それがどうしても辛い人にはあまり向いていないのかもしれませんね。
職場がきっかけで結婚する人は多い
職場がきっかけで結婚する人は、かなり多いと言えます。
やはり、物理的・心理的に距離が近くなりやすいことから、お付き合いや結婚に発展するケースが増えるのかもしれませんね。
ですが、相手によっては公私混同だと思われかねないので、お付き合いの段階ではあまり大っぴらにしすぎないよう注意する必要がありますよ。