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結婚の意思を固めたお二人が次にする、お互いの親への結婚報告。ほとんどの方が、和やかな雰囲気の中での挨拶を、思い描いていることと思います。
ですがその中には、さまざまな理由によって、彼の親から結婚を反対されて悩んでいる方もいらっしゃるかもしれません。
これから家族になる彼の親から反対されてしまっては、一瞬にして気持ちが沈んでしまいますよね。
彼の親がお二人の結婚を反対するのかには、何かしらの理由があるはずです。そこで、彼の親が結婚を反対する理由や、反対されたらどうするべきかの対処法をご紹介していきます。
目次
彼の親に結婚を反対されたらどうする?
二人の気持ちが結婚へ向けて固まっているのに、一番祝福されたい親から反対されてしまったら、どうすればいいのでしょうか?
対策を立てるために必要なことは、まず先に、彼の親がどんな理由から結婚を反対するのかを知ることです。
- 子離れできていない
- 家柄や学歴を重んじている
- 良い印象を持っていない
- どうにもできない部分にこだわる
彼の親に結婚を反対される理由として、以上の項目が考えられます。それぞれについて詳しくご解説していきます。
彼の親が結婚を反対する理由:子離れできていない
親にとって自分の子どもは、いくつになっても大切な我が子。結婚を機に親元から離れていくことに寂しさを感じて、結婚を認めることができないといったケースがあるようです。
子どもを手放す決意ができず子どもへの依存度が高いと、結婚を受け入れるまでに長い時間を要することが少なくありません。
「あなたのために言っている」などという言葉を使い、いかにも冷静な目線で反対しているかのような振る舞いをされることもあるかもしれませんね。
ですが、実際は自分自身が感じている寂しさや不安から、結果的に子離れできておらず結婚を認められないだけ、という可能性も考えられますよ。
彼の親が結婚を反対する理由:家柄や学歴を重んじている
親世代が生まれ育ってきた環境の影響で、親によってはあなたの学歴や出身地を気にしたり、家柄や親の職業を見極めたいと考えている場合があります。
彼の親が世間体や学歴などを重んじるタイプであった場合、あなたがマナーやモラルを兼ね備えていても、認めてもらいにくいといえるでしょう。
彼の親が結婚を反対する理由:良い印象を持っていない
家族間の繋がりが生まれる結婚は、親によってはかなり重要な出来事だと捉えている場合があります。
- 同棲後の報告となり不信感を与えた
- 結婚挨拶時のマナーが悪かった
など、以上のように親からすると不義理と感じるような出来事や何かのきっかけで得た悪い印象などから、結婚を反対してしまう原因となることがあります。
または、歳の差や離婚歴などあなたの経歴に不安があるため、良い印象を持てずに、結婚を反対してしまう理由になるようです。
彼の親が結婚を反対する理由:どうにもできない部分に不満がある
どうにもできない部分に不満があることで、結婚を快諾できないといった親もいるようです。例えば、「自分好みの容姿ではない」「なんとなく気に入らない」など、理由が明確に分からず、自分では改善のしようがないことが原因で結婚を反対されてしまう場合もあります。
彼の親から反対されたら?対処法の例をQ&Aで紹介!
彼の親が結婚を反対する理由は、ここまで挙げてきたように多種多様だということがわかりました。
適切な対処をするためには、彼の親が結婚を反対する心情をよく理解することが大切です。なお、効果的とみられる対処法は以下の5つです。
- 親の不安が解消する具体例を伝える
- 時間をかけて理解してもらう
- 彼を介して手紙で思いを伝える
- 反対していないどちらか一方の親に協力をお願いする
- 兄弟や親戚、第三者の説得も視野にいれてみる
では具体的に、どのようなケースで使える対処法なのかをQ&A方式で紹介していきます。
Q.「共働きも視野に入れてほしい」と彼の親から相談されました。収入面の心配をされており、どうしたら納得してもらえるか分かりません。
A.親の不安が解消する具体例を伝える
現代では共働き家庭も増えており、経済的安定を図るためにも結婚後の収入を心配する親も少なくありません。
収入が低いことで心配されている場合は、収入の上昇プランを彼の親に説明したり、仕事が不安定なことを懸念されている場合は、今後の活動を明確に提示したりすることで、理解を得ましょう。
実際に得られる収入がわかる資料を準備するなどで、彼の親が感じている不安を減らすことができるはずです。
Q.彼の親から、学歴やこれまでの経歴が気になるといわれてしまいました。
A.時間をかけて理解してもらう
これまでの経歴や家柄などは、簡単に変えることはできませんよね。どうにもできない理由から、彼の親から結婚を反対されてしまったら、何度か会ってもらうことで人柄を知ってもらいましょう。
彼がなぜあなたを好きになり、結婚を決意したのかなど、結婚相手として選んだあなたを、彼から伝えてもらうことも大事です。時間をかけて丁寧にあなたの人柄を知ってもらいましょうね。
Q.彼の親へ挨拶に伺った際の印象が悪かったようで、その後会うチャンスをもらえず困っています。
A.彼を介して手紙で思いを伝える
失礼があった場合は、彼に間に入ってもらうことでその理由を聞き出してもらいましょう。
誤解を解くためには、しっかりと原因を知ることです。彼の親があなたに抱く不安を理解した上であなたの思いを手紙に托し、彼から手渡しで届けてもらうことをおすすめします。
会ってもらうまで時間を要する場合もありますが、我が子を案じる親の心情に心を寄せて、焦らずその時を待ちましょうね。
Q.「結婚はまだ早くないか?」と彼のお母様から一言。現時点での結婚を認めてもらえません。
A.彼の父母、どちらか一方の親に協力をお願いする
ご両親どちらからもあなたとの結婚を反対しているといったケースは、そう多くはないですよね。
彼のご両親のうち反発が薄い方に相談をし、反対の理由を探ってもらうなど、協力をお願いしてみましょう。
問題解決できることで反対しているのか、時間の経過と共に結婚は承諾してもらえるのかなど、解決の糸口を見つけてもらうことで、現状を突破する手がかりをつかむことができるかもしれませんよ。
Q.彼の両親どちらからも結婚を反対されています。彼の話もなかなか聞き入れてくれずに悩んでいます。
A.彼の兄弟や親戚、第三者の説得も視野に入れてみる
彼の両親どちらからもあなたとの結婚を反対されているような場合は、彼の兄弟や親戚など、第三者の介入も考えてみてはどうでしょうか。
第三者への相談や介入によって、お互い感情的になっていた部分がクリアになることも。自分たちだけでは知り得なかった親の真意を知ることができれば、自体は一気に解決に向かうかもしれませんよ。
どうしても彼の親が結婚を反対している場合は?
これまで彼の親がどんな理由で結婚を反対してしまうのかを、ご紹介してきましたが、一番重要なことは、彼の親が反対する理由を理解した上で、改めて彼と話し合いをすることです。
最も理解されたい親に反対され続けることで、あなたはもちろん、彼も疲弊してしまいますよね。
また、どのような手を尽くしても、彼の親から結婚を反対され続ける場合もあるかもしれません。
成人していれば親の承諾は必要ないため、仮に認めてもらえなくても結婚自体はできます。
ですが、親との繋がりに支障をきたすことは避けられないことですので、それを理解した上で、結婚をするかどうかの選択をしましょう。
彼の親から結婚を反対されてもお互いの気持ちを高め合うきっかけに
幸せに向かって進むだけと思っていた結婚を、祝福してほしい彼の親から反対されてしまうことは非常に心苦しく、悩まれていることと思います。
反対されることで、彼との今後や現在の関係性にまで影響することもあるかもしれません。
ですが、この壁を乗り越えることができなければ、無理やり結婚できたとしても、まっさらな気持ちで結婚生活を送ることはできないでしょう。
ここが最後の正念場ですので、この機会をお二人の気持ちを高め合うきっかけとして、幸せな結婚を迎えてくださいね。