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「結婚はしたいけど妥協はしたくない!」と思っている方は多いでしょう。そもそも結婚に妥協は必要なのでしょうか。それとも妥協はせず理想を求めた方が良いのでしょうか。
そんな悩みを抱える方のために、結婚の妥協点についてご紹介します。後悔しない結婚を手に入れるためにも、ぜひ参考にしてくださいね。
目次
なぜ結婚に妥協が必要といわれるのか?
誰でも、結婚に対して何らかの理想はあると思います。ですが、理想の人と出会い結婚できる人はそう多くはないでしょう。
理想の結婚を追い求めるのも大事なことですが、必ずしも理想の人が現れるとは限りません。「もっと良い人がいるかも…」と吟味しているうちに、結婚のタイミングを逃してしまう人は少なくないのです。
理想の相手と出会い結婚に至るのは決して簡単ではないことが、結婚に妥協が必要だといわれる理由かもしれませんね。
それでは、結婚に妥協できる部分と結婚で妥協したくない部分についてみていきましょう。
結婚相手に妥協できる部分
結婚に妥協できるかどうかは、結婚相手に妥協できるかどうかです。妥協しても良い部分についてご紹介します。
年齢・容姿
結婚相手の年齢に理想を持つ人がいるかもしれませんが、年上でも年下でも、考え方が似ていたり共通点が多かったりなど、年齢を感じない人はいます。
それは容姿にもいえることで、理想の容姿はあったとしても、一緒に過ごしているうちに容姿は見慣れていくものです。
年齢や容姿で結婚相手を選んだとしても、年を重ねるごとに見た目は変化していきます。見た目以外にも魅力がなければ、結婚生活を続けることは難しいかもしれません。
外見でその人の価値が決まることはないのですから、結婚において年齢や容姿は妥協できると考えて良いでしょう。
学歴・年収
学歴や年収などのステータスを気にする人もいるでしょう。ですが、重要なのは学歴ではなく相手の中身や人格です。
一般的に高学歴=高収入というイメージが持たれやすいですが、人によって仕事も収入額も様々ですから一概にはいえません。
結婚当初の収入が少ないとしても、出世や転職で年収が上がったり、子どもを授かったことで精力的に仕事に取り組むようになったりなど、家計が好転していくことも考えられます。
生活の基盤でもあるお金ですが、仕事があって生活していくことに問題がなければ、学歴や年収にそれほどこだわらなくても良いのではないでしょうか。
結婚相手に妥協したくない部分
では反対に、結婚相手に妥協したくない部分についてみていきましょう。
性格・価値観
当たり前のことかもしれませんが、結婚するとほぼ毎日パートナーと過ごしますよね。
もし一緒に暮らす相手と性格や価値観が合わない場合、どんなことが考えられるでしょうか。結婚生活を送る中で苦痛やストレスを感じ、最悪の場合破局を迎えてしまうかもしれません。
性格や価値観には育ってきた環境が大きく関わるため、そう簡単には変えられません。交際中には許せたことも結婚相手になると我慢できなくなることもあるでしょう。
結婚したからといって、お互いを完全に理解し合うのは難しいものです。完璧な相性ではなくても、性格や考え方が近い相手を選ぶのは大事なことかもしれませんね。
金銭感覚
結婚相手の収入や貯蓄額を重視する人も多いのではないでしょうか。確かに収入や貯金が多いに越したことはありませんが、安心して暮らしていける収入があれば問題はありません。
結婚後に出世や転職などで収入が増える可能性もありますし、共働きで補うという妥協点を見出すことができます。
そんな収入面よりも重要視したいのは金銭感覚です。
たとえ高収入でも浪費家では安定した生活を送れるとはいえませんし、それほど年収が高くなくても倹約家であれば堅実的に貯蓄することもできるでしょう。
金銭感覚のずれが深刻なトラブルになり、結婚生活が破綻することも珍しくはありません。そんな事態を引き起こさないためにも、金銭感覚のすり合わせが大切ですね。
結婚の妥協点を整理しておこう
結婚相手を妥協できるかは、許せる部分があるかどうかがポイントです。相手の許せない部分を妥協してしまうと、不満が溜まり離婚に近づいてしまうかもしれません。
妥協できるポイントは人それぞれですから、結婚相手に何を求めるのか、妥協できるのは何かなど、自分が許せるもの譲れないものを明確にしておくことが大事です。
理想の相手ではなくても、それ以上に良い部分が発見できたり、慣れたりすることもあります。生理的に受け付けられないレベルでなければ、結婚には妥協が必要なのかもしれません。
結婚後に後悔することがないよう、自分にとって重要なことを整理して、妥協するポイントの見極め方を確認しておきましょう。
結婚したいなら妥協ができる余裕も大切!
結婚はゴールではなく、新しい生活のスタートです。結婚に理想ばかり追い求めると、現実の生活に対応できなくなってしまうかもしれません。
理想の人と結婚すれば幸せになれるとは限りませんし、たとえ結婚に妥協をしても幸せな生活を送ることはできます。
確実ではない理想を求めるよりも、妥協できる余裕を持って目の前の現実を手に入れることが大切ですね。ほどよく妥協して後悔しない結婚生活を手に入れましょう。