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ある程度の交際期間を重ねたり、結婚適齢期と言われる年齢に差し掛かったりすると気になってくるのが、交際中の彼氏が結婚相手としてふさわしいのかどうかではないでしょうか?
でも、彼氏のどんな点に注目しながら、結婚相手として見極めていいのか見当がつかない女性もいらっしゃいますよね。
そこで、彼氏が結婚相手としてふさわしいかを見極める期間や見極める方法を中心にご紹介していきます。
目次
まずは結婚相手へ求める条件を挙げてみよう
彼氏が結婚相手としてふさわしいのかどうかを見極める前に大切なことは、あなた自身の「結婚相手へ求めるもの」が何かを知ることです。
人によって結婚に求める理想や条件は違ってきますが、内閣府による「家庭形成と結婚に関する意識調査」の結果を元に、女性が結婚相手に求める条件をご紹介していきますので、ご自身の条件と照らし合わせながら参考にしてみてくださいね。
1 | 一緒にいて楽しいこと | 80% |
2 | 一緒にいて気をつかわないこと | 80% |
3 | 価値観が近いこと | 78.5% |
4 | 金銭感覚 | 57.4% |
5 | 経済力があること | 52.5% |
6 | 恋愛感情 | 46.1% |
7 | 親が同意してくれること | 37.6% |
8 | 自分の仕事を理解してくれること | 36.0% |
9 | 共通の趣味があること | 31.2% |
10 | 家事分担 | 29.8% |
11 | 容姿が好みであること | 27.3% |
12 | 職 種 | 16.7% |
13 | 年 齢 | 15.9% |
14 | 家事や家計をまかせられること | 13.6% |
15 | 学 歴 | 10.1% |
16 | 無回答 | 5.8% |
17 | その他 | 4.1% |
18 | 自分の親と同居してくれること | 3.5% |
女性が結婚相手として男性に求める条件は、日々の暮らしや結婚後の生活を意識した理由が多いように感じられますね。
共働きが一般的となりつつある現代ですが、結婚相手には贅沢な生活を望まないにしても、生活が成り立つ程度の安定した経済力を求めていることがデータから分かります。
結婚は生活を伴うものであり現実的な条件を挙げる一方で、結婚後も社会との繋がりを持ちたいと考える女性は多く、家事や育児、仕事に対する協力や精神的な支えが必要だと考えているのでしょう。
代表的な一例を見て、あなたが結婚相手に望むものが何か整理できましたか?
次からは、彼氏を結婚相手として見極める期間の目安や結婚相手として見極める方法を解説していきますので、一緒にチェックしていきましょう。
データ参照:内閣府「平成26年度 結婚・家族形成に関する意識調査」
結婚相手として見極める期間はどのくらい?
結婚相手として彼を見極め始めるタイミングは、結婚を意識し始めたころから大体半年~1年位を目途に検討してみてはいかがでしょうか。
結婚相手に求める条件や見極めたい点によって必要な期間は変わってくるといえますが、短すぎても条件に当てはまるか分かりきれなかったり、長すぎても結婚するベストなタイミングを逃してしまったりする可能性があります。
結婚を意識し始めてから見極めの期間を決めれば、望んだ結婚を彼と叶えることができるのか考えながらお付き合いしていけますよね。
彼氏を結婚相手として見極める方法とポイント!
自分が望む結婚相手かどうか彼氏を見極める条件や期間は、人によってさまざまであることは述べてきましたが、結婚相手として見極めるポイントは、一体どこに置いたらいいのでしょうか。
結婚を決意する上で見極めておきたいポイントと、結婚相手として見極める方法をご紹介いたします。
彼氏の価値観と近しいか
価値観とは、物事に対する個人の考え方や思想を指します。結婚を決める上でも大きなポイントとなってくるのが、価値観ではないでしょうか。
価値観の定義は人によって異なることから、価値観の相違を感じる瞬間があっても仕方がないことだといえるでしょう。
とはいえ、「何に重きを置き、大切にするか」といった、ベースが全く一致しない相手と結婚生活を続けていくのは難しいと感じてしまいますよね。
価値観は、日頃の生活や金銭感覚、仕事、対人関係などあらゆる面において、指針となるものです。
「価値観」に関する見極めポイントは、以下の通りです。
- 彼氏の価値観を理解できるか
- 彼氏の考えに寄り添えるか
生まれも育ちも違う相手と、価値観は必ず一致しないものだと分かっていても、彼氏の考え方を不満に思うこともあるかもしれません。
ですが、全く自分と同じ価値観の相手と、結婚をした人はどれほどいるのでしょうか。結婚生活は長く続くものであり、価値観が変化していくこともあります。
交際中は気付けなかったけれど、結婚や出産、親戚との関わり方、病気やケガをしたことで初めて分かる価値観もあります。
大切なことは、相手の価値観に理解できるか、寄り添うことができるかどうかです。
あなたが最も大切にしたいと思っている価値観と全く合わなければ、結婚をしても喧嘩に繋がることとなり、結婚生活の維持も難しくなる可能性が高いでしょう。
彼とのお付き合いを続けていきながら、彼の本質をしっかりと見極める必要がありますよ。
金銭感覚
彼氏が普段どのような買い物をしているか、趣味の種類や交友関係の広さなど、金銭感覚を知るポイントはいくつかあります。
「金銭感覚」に関する見極めポイントは、以下の通りです。
- 身の丈に合った買い物や生活をしているか
- 貯蓄に対する考え方
- 趣味や食事に対するお金の使い方
入ってくるお金以上に浪費するような癖がある男性は、借金を抱えている場合もありますので、注意が必要です。
趣味に多額なお金が必要な場合も、家計を圧迫する心配がありますので、どんな趣味を持っているのかを知っておくことも大切でしょう。
お金の使い方や貯蓄に関しては、あなたと同じ金銭感覚であれば問題はありません。
例えば、貯蓄は後回しにしても美味しいものを食べたい、二人で旅行に行きたいなど、あなたも彼も同じような考えであれば楽しく結婚生活を過ごせるでしょう。
ですが、同じような金銭感覚を持ち合わせていないと、結婚後に夫婦として楽しみたいことも、節約を優先されることで窮屈な思いをするかもしれません。
このように、あなたがお金を使いたい部分と使いたくない部分が同じかどうかを見極めることが、大きなポイントとなるでしょう。
経済力
結婚において、お金が重要だと考える人は多くいるでしょう。彼氏の職業や年収はどれほどなのか、結婚相手として考えるのであれば知っておきたいものですよね。
「経済力」に関する見極めポイントは、以下の通りです。
- お金の使い方
- カードと現金支払いのバランス
- 転職歴や勤続年数
- 仕事への考え方
日常的なお金の使い方やカードの使用頻度など、彼がどんな使い方をしているか見ることで、基本的な経済力が見えてくるでしょう。
また、経済力の安定は仕事に対する意欲やこれまでの職歴、現在の勤続年数からも分かることがあります。
すぐに仕事を辞めてしまうような彼氏では、結婚後の生活費を維持することも難しくなってしまうため、どんな仕事を選んできたかも彼から聞いておくと安心ですよ。
仕事や家事・育児への理解度
結婚をして子どもを望む場合、仕事を持っている女性であれば出産後の家事や育児など、彼が協力的かどうかは気になるものですよね。
また、結婚後も社会との繋がりが欲しいと考えて働きたいと考える女性も同様に、家事の協力や仕事の継続に理解が欲しいと思う方もいらっしゃるでしょう。
「仕事や家事・育児」に関する見極めポイントは、以下の通りです。
- 料理や掃除は自分でできる
- 男女に対する区別をつけていない
- 何か頼んでも嫌な顔をしない
結婚前から掃除や料理を自分でしていた場合、結婚後もすんなりと家事分担を受け入れてくれる傾向にあります。
また、「家事は女性がやるもの」といった、男だから女だからと区別をつけた考えを持っている場合は、結婚後に仕事を続けたいとお願いしても、難色を示す可能性があります。
基本的に、頼まれごとをして嫌な顔をせずにすんなりと受け入れてくれる男性は、柔軟な考えを持っている場合が多いので、日常的に何かお願いごとをしてみるなど、彼の様子を見てみるといいかもしれませんよ。
親や家族、友達との関わり方
結婚は、相手の家族や彼の友人関係との関わりも生まれるものです。ですので、結婚前に彼がどんな接し方をしているのか見極める必要があります。
「親や家族、友達」に関する見極めポイントは、以下の通りです。
- 親との関わり度や接し方
- 外食したときなどの他人への接し方
- 友人に対する彼の態度
年末年始の帰省や親の誕生日、兄弟のお祝い事といった、家族行事における彼と家族の関わり方を見てみたり、どんな対応をしているかなどチェックしてみましょう。
結婚後、夫婦として相手の家族とどのくらいの親密度で接していけばいいのか知ることができますし、同時にあなたの親や親族に対する接し方も知ることができるでしょう。
また、外食した際の店員さんに対する対応や、彼が友人に対する対応や態度なども、素の彼を垣間見ることができます。
結婚をすると人との関わりは避けられないため、周囲の人を大切にできる人が結婚相手として安心できるといえるでしょう。
食べ物の好みや趣味嗜好
食べ物の好みなどの趣味嗜好は、普段のデートや彼の行動から分かりやすいといえるでしょう。
「食べ物の好みや趣味嗜好」に関する見極めポイントは、以下の通りです。
- 趣味の種類
- 趣味に充てる時間や金額
- 苦手な食べ物の種類
趣味に費やす時間が多い、趣味に必要なお金がかかりすぎるなど、趣味の種類によっては結婚後の生活に影響が大きいものもあります。
例えば、遠出が必要な趣味の場合は家を空ける時間が増えることで、家族として過ごす時間を削ることとなります。
あなたも同様の趣味であれば一緒に楽しむことはできますが、彼の趣味に理解をすることができるかどうかが、重要となってくるでしょう。
好きな食べ物は多少それぞれ違っても大きな支障はないかもしれませんが、嫌いな食べ物があなたが大好きな食べ物だと、結婚後の食事に困ってしまうかもしれません。
ですが、見るのも嗅ぐのも嫌なほどの食べ物でないのであれば、お互い譲歩し合えるものですよね。
こんな相手とは結婚してはいけない!見極め方法とポイント
結婚相手としてふさわしい条件はここまで述べてきましたが、反対に結婚相手としてふさわしくない男性には、どんな特徴があるのかも知っておきましょう。
- 責任感がない
- 威圧的
- 虚言癖がある
- 浮気癖
- 協調性がない
- 仕事が続かない
言うまでもなく、責任感がない男性は仕事に対する意欲が低く、結婚生活自体にも支障が生じてしまいます。彼の仕事に対する考え方やこれまでの転職歴がどの程度かを聞いておくことで、見極めることができるでしょう。
普段から威圧的な態度をあなたに取るような彼も、結婚相手として適しているのか考える必要があるのかもしれません。あなたの交友関係に口を出す、「これはしてもらいたくない」といった細かい要望が多い場合は、結婚後あなた自身に制限をかける可能性があるため、注意が必要です。
嘘をつくような男性や、結婚前から浮気癖が分かっている場合も、夫婦としてやっていくこと自体困難なことが多いといえるでしょう。
彼氏のことがどんなに大好きでも、結婚生活は長く続くものであり、我慢を強いられてまで続けるものではありませんので、結婚前に見極めておくことが重要ですよ。
彼氏を結婚相手として見極めるためには自分自身のことも見つめてみよう
結婚相手として彼があなたにとってふさわしいかどうかは、結婚してみないと正しい答えは得られないかもしれません。
ですが、結婚は自分の人生に大きく影響を及ぼすものであり、失敗したくないと誰しもが思うものです。
大切なことは、共に人生を歩んでいけるかであり、彼を結婚相手として見極めることばかりに捉われずに、自分自身の内面にも目を向けることも必要です。
最終的に幸せな結婚かどうかを見極めることができるのは、自分自身です。彼氏との結婚を叶えたいと思ったら、あなたの心にある目を信じて見極めていきましょうね!