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結婚式といえば、たくさんの友達に囲まれた新郎新婦の姿を思い浮かべる方も多いでしょう。しかし、結婚を控えた方の中には、友達を結婚式に呼びたくないと思う人もいるようです。
なぜ、結婚式に友達を呼びたくないと感じてしまうのでしょうか。その理由と対処法を知って、結婚式のゲスト決めをスムーズに進めていきましょう。
目次
友達を結婚式に呼びたくない!
「結婚式のゲスト=友達」といっても良いほど、招待ゲストのイメージが強い友達。結婚式には友達をたくさん呼んで結婚を祝ってほしい、と考えている人は多いでしょう。
その一方で、結婚式には友達を呼びたくないという人もいます。友達の付き合い方は人それぞれですが、友達だからこそビジネスライクに伝えられないのが辛いところです。
招待したくない理由をストレートに言えば傷つける可能性がありますし、曖昧な言い方だと気まずい関係が続いてしまうかもしれません。
良好な交友関係を維持するためにも、理由や伝え方には十分注意した方が良さそうですね。
友達を結婚式に呼びたくない理由とは?
友達がいる結婚式は楽しくなりそうな気がしますが、呼びたくないと思うのはなぜでしょうか。その理由には、以下のものが考えられるようです。
- 性格が合わない
- 楽しく飲めない
- 常に悪態をつく
- ネガティブ思考
- デリカシーがない
- 子どもがいて気を遣う
- 友達関係が薄れてきた
- 異性関係が乱れている
- そもそも友達がいない
年齢や環境が変われば、友達や付き合いの深さも変化していきます。「当時は仲が良かったけれど、卒業したら疎遠になってしまった」なんてこともありますよね。
さらに、大人になるとそれまでは知らなかった友達の酒癖やマナーの悪さ、異性関係などに気付くこともあるでしょう。
友達の行動に良い印象がなければ、大事な結婚式に呼びたくないと思うのは当然かもしれません。
また、女性にありがちなのが、グループ付き合いでの不都合です。グループ全員が親しいわけではなく、仲の良い人がいれば苦手な人もいるなど、グループ内での関係に差があります。
そのような場合、結婚式に呼んだ・呼ばれなかったことが原因で、友達関係に亀裂が入ってしまう可能性があるのです。
友達を結婚式に呼びたくない場合の対処法
友達といっても他人同士の関係ですから、人によって性格や価値観は異なります。何を言っても気にならない人、気にしすぎたり根に持ったりする人などさまざまです。
そのため、それぞれの性格を踏まえて伝える必要があります。結婚式に呼ばないことを友達に伝える際は、次のことに気をつけてください。
- 会場の大きさや人数制限を理由に
- パートナー側のゲストに合わせた
- 両家で話し合ってゲストを決めた
- 「親しい人だけ」はNGワード!
- 二次会は「友達中心」にする予定
ポイントは「やむを得ない理由」があることです。本音では呼びたくないと思っていても、ストレートに伝えるのは気が引けますよね。
そんなときは、結婚式の会場や人数、結婚相手の家などを理由にしてみましょう。ただし、ウソをついてはいけません。あくまでも事実の範囲で理由を探すことが重要です。
そのうえで、「自分の気持ちだけでは叶えられないこともある」というニュアンスを含んで話してみてください。きっと友達もわかってくれるはずです。
そして、もう一つ大切なのが「友達の認識がある」と示すこと。たとえ呼びたくない相手でも交友関係を続けたいのであれば、友達だと思っていることをしっかり伝えましょう。
「親しい人だけ」と伝えてしまうと、私は親しくないの?と思われるかもしれませんので、「親族だけ」「二次会は友達中心の予定」などと相手をフォローしてあげることも大事ですよ。
結婚式に呼びたくない友達がいてもウソはだめ!
結婚式に呼びたくない友達がいる場合、どうすれば良いか困ってしまいますよね。
「結婚式には呼びたくないけど、関係を壊したいわけじゃない」というのが本音だと思います。その場合は、友達の意思を示しつつ、避けられない理由を明確に伝えてください。
大切なのはウソをつかないこと。人と人とはどこで繋がっているかわかりません。ウソをついたことがバレて、結果的に友達関係が悪化してしまう恐れもあります。
どんなことでも、断る際は気を遣うものです。友達を結婚式に呼ばない場合、伝え方に気をつけて、気持ちよく結婚式を迎えられるようにしましょう。