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アットホームなゲストとの距離感で、カジュアルな結婚式が挙げられるイメージのレストランウエディング。自分達で自由にプロデュースできることが多い反面、パーティのイベント企画で必要なスタッフや、ゲストのおもてなしに不足している設備をチェックして、自己手配したり解決策を考える必要がある場合もあるのです。
目次
レストランウエディングを検討する前に必要な確認と準備とは
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ゲストへのおもてなしのお料理にこだわる新郎新婦に大人気のレストランウエディング。ホテルや専門式場での結婚式と違って、ゲストとの距離が近くアットホームなイメージです。また、漠然と「結婚費用・コストが低く抑えられる」というイメージがあります。
レストランは料理を提供する専門スペースのため、ゲストへの飲食代がホテルや専門式場と同じグレードでも安く済むのは確かです。が、施設としては、もともと結婚式を行うようには作られておらず、一度に大勢のゲストに対応できなかったり、通常の結婚式プランで用意されているサービスがなかったりする場合もあります。
最初から結婚式を想定して作られているレストランと、想定していないレストランとでは、自分たちで準備する設備やスタッフに差が出てきますが、それが自己プロデュースする「自由度」としての利点につながる場合もあるのです。
会場紹介サイトからレストラン会場を探す場合
幾つかの結婚式会場紹介サイトを利用してレストランウエディングの会場を探す場合は、間にプロデュース会社が入って、必要なアイテムの用意や提携会社でのサービス提供など、結婚式として成り立つように手配されているケースが多いです。また、大まかなサービス内容や提供してくれるアイテムが確認できるため、事前に準備しなければいけないものの予想も立てやすくなっています。
二人が選んだレストランでウエディングを計画する場合
二人が味やサービスに惚れ込んだレストランで結婚式を計画したい場合、まずはインターネットの検索で結婚式を行うサービスを提供しているかどうかの確認が必要です。サービスを行っているレストランであれば、公式サイトか会場紹介サイトにプランを掲載しているはずです。
しかし中には、そういったサービスを出していないレストランもあります。そのような場合は、自分たちでレストランの運営者に直接交渉し、必要なものを手配するか、ウエディングプランナーに依頼して間に入ってもらい、結婚式ができるよう設備・サービスを整えてもらう必要があります。
レストランウエディングができる会場の種類
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有名・高級レストラン
名の知れたオーナーシェフが運営したり、誰もが知っている星つきのレストランで、美味しい料理を堪能して結婚式を挙げることができます。名の知れたレストランでは、専属のプランナーがついていることがほとんどです。挙式スペースが併設されている場合と、提携しているチャペルや神社での挙式になることがあります。
一軒家レストラン
一軒家のレストランを貸し切りにして結婚式を挙げられます。チャペル形式の挙式会場を併設していたり、ガーデンやテラスがあり、ゲストハウスのような雰囲気を楽しめる会場も。比較的設備や控室は充実しています。
ビル内に入っているパーティ用レストラン
商業施設や、駅に近いビルに入っているレストランです。高層階のレストランであれば、都会的な眺望を楽しむこともできます。有名結婚式場が手掛けるパーティ用レストランも多く、結婚式やパーティに特化しているため、会場内に挙式スペースを併設している会場も多いです。そういった会場では、設備面も充実しています。
ホテル内にあるレストラン
ホテル内に入っているレストランでは個室も充実しているため、親族だけの少人数でのウエディングも計画しやすいメリットが。また、設備面でもホテルの設備・サービスを共有できるため、安心して結婚式が計画できます。
料亭
和のおもてなしに最適な料亭では、基本挙式スペースがないため、近隣の提携している神社・チャペルで挙式のあと、移動して披露宴を行う形になります。古式ゆかしい和装が見直されつつあり、神社での神前式の後、料亭での会食を楽しむ新郎新婦が増えてきました。料亭はもともと宴会をするための場所であるため、音響・プロジェクターなどは整っていることが多く、控室もゆったりと貸してくれることがほとんどです。
カジュアルレストラン
一般的なカジュアルなレストランウエディングをイメージしている方は、こちらのレストランが当てはまります。ラフでカジュアルな着席スタイルの結婚式や、立食スタイルでの1.5次会や二次会などで利用されます。結婚式にかかる費用は安く抑えられることが多いですが、設備・サービス面では、プランについているもの、ついていないものがあり、自己手配が必要なケースも。
その分持ち込みに関しては自由度が高く、結婚式をセルフプロデュースしたい場合には最適な会場とも言えます。
カフェレストラン
レストランよりさらにアットホームなカフェレストランでの結婚式も増えてきました。カフェでの結婚式を想定した新しい会場が多く、プロデュース会社が企画していることが多いため、自社のウエディングプランナーが付くケースが多いようです。衣装やブーケの持ち込みの自由度が高い反面、カフェのインテリアを生かした装飾には自己手配やプロデュース料がかかるため、こだわりを追求しすぎると自己負担は高くなることも。
レストランウエディングの設備サービス面チェックと自己手配方法
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挙式設備
挙式設備があるレストランもありますが、ついていない場合は近隣の提携している教会・神社で挙式するか、レストラン会場内で宴内人前式を検討する必要があります。
自分で手配する場合
挙式会場がない場合は、まずは検討している会場に提携しているチャペル・神社がないか確認してみましょう。提携している挙式会場があるなら、そちらでお願いしたほうがお得で、ゲストが会場に移動するの際の交通手配などのサービスが受けられることも。
提携している挙式設備がない場合は、比較的近い教会や神社に直接、挙式だけのプランの申し込みを検討しましょう。その際、ゲストの会場間の移動手段も忘れずに確認し、遠いようなら交通の手配をしましょう。カジュアルに考えるなら、会場内で宴内人前式をセレモニーとしてプログラムに入れることができます。
控室
新郎新婦控室
大抵はレストラン内の個室を新郎新婦・親族の控室として貸してくれます。しかしもともと控室としての作りがなく、ドレスの着脱や親族がくつろぐ場合には狭く感じる場合も。
ゲスト控室
レストランウエディングでは、ゲスト控室がある場合とない場合にはっきりと分かれます。カジュアルレストランやカフェレストランでは、ゲストの控室や着替えができるスペースの用意を会場内で確保することが厳しいケースも多いです。
自分で手配する場合
控室がない場合、まずは会場側の担当者にどうにかできないか掛け合ってみましょう。近隣の設備を貸してもらう、またはレストランの使わない個室を貸してもらう等で対応できないかの確認を。
自分たちで手配する場合は、近くのホテルを探して着替えや準備の控室として利用できるよう何室か抑え、着付けや介添えに出張で来てもらうことも考えられます。
またはドレス・着物を着付けしてもらう美容室で親族も一緒にまとめてお願いして荷物を預かってもらう、移動にはハイヤー・タクシーを利用するなどの段取りと工夫をしましょう。
化粧室
化粧室は大勢対応できる会場であれば複数ついていることが多いのですが、一度に大人数を想定していない会場では、フロアごとに1づつしかついていないケースもあります。
メイク直しができる広さが十分か、数は足りているかどうか確認し、別フロアの化粧室への案内など不安な場合はゲストに事前にアナウンスしましょう。
音響設備・プロジェクター設備
大抵はついていることが多いか、ない場合も式当日には手配してくれるケースがほとんどです。ただ、DJを呼んだイベントを企画していたり、高度な映像設備を求めたりしている場合は、レストランが用意している機材がそこまでではないことも多く、別途自己手配か、オプションでの用意が必要な場合も出てきます。
自分で手配する場合
音響・プロジェクター設備ともに、まずは担当者に手配してもらえるかどうかの確認を取りましょう。自分でレンタルする場合は、レンタル希望の設備のセッティングが可能かどうか、持ち込みのオプション料金がかからないかの確認を。
専属のウエディングプランナー
会場紹介サイトに掲載されているレストランであれば、大抵の場合は会場専属のウエディングプランナーか、または窓口となる担当者が常駐していることがほとんどです。仲介しているプロデュース会社がプランナーとして派遣されることもあります。
ただ、中には本当にプランナーがいない、または少人数ウエディングの場合はプランに入っていないケースがあります。
自分で手配する場合
自分たちですべて手配してプロデュースするのが不安な場合は、間にフリーのウエディングプランナーにお願いして入ってもらうことをお勧めします。フリーのプランナーはインターネットで検索して探します。プランナー紹介サイトに登録している方や、自分のホームページを持っている方などさまざまです。
プランにプランナーがついていない場合は、必要かどうかを担当者と相談して、オプションでつけるかどうするかを検討しましょう。
司会者
大抵の場合は会場専属のプランナー・または担当者が、提携している司会者事務所から適任と思われる人をピックアップしてくれます。まれに司会者がついていない、または提携していない場合もありますので、その際はゲストの数や顔ぶれを見て、自分での手配が必要になります。
自分で手配する場合
友人に依頼する場合とプロに依頼する場合があります。プロに依頼したい場合は、インターネットで司会者派遣事務所の所属司会者のプロフィールを見て面談を依頼してみましょう。フリーランスで仕事をしているプロ司会者も多く、自分のホームページやブログを運営している方がほとんどのため、その内容を見て選ぶこともできます。会場を通すよりも安く済むケースがほとんどです。
装花装飾
装花に関しては食品を扱う場所なので衛生問題面と、会場設営時間が限られていることもあり、専属のフローリスト業者に任せいている会場がほとんどです。カジュアルなレストランでは、ブーケ・ブートニアの持ち込みは自由な会場は多いです。
まれに、もともと結婚式のサービスを行っていない会場では、指定業者がなく、自分で装花を手配することができる場合もあります。
自分で手配する場合
まずは会場担当者と、どの程度のボリュームの装花演出が可能かしっかり打ち合わせをしましょう。フローリスト業者はできるだけ会場から近い業者を選ぶほうが何かと迅速かつ便利です。結婚式の装花装飾は請け負っていない業者も多いので、できるだけ早めに調べ、業者が決まったら会場担当者を交え、装花デザインの打ち合わせと当日の段取りを組むために打ち合わせのセッティングを。
宿泊施設
ゲストの宿泊施設の手配は、ホテル内やプロデュース会社が介在している会場であれば、提携宿泊施設を紹介してくれるケースが多いので相談してみましょう。
ただし、まったく用意していない会場も多く、そういった場合は自分での手配が必要になります。
自分で手配する場合
できるだけ会場近くか、または最寄り駅近くの宿泊施設を検討しましょう。ホテル予約サイトで手配する場合や旅行会社を使う場合は、通常予約が早ければ早いほど料金が安いため、早めの手配がおすすめです。ホテル予約サイトでは、通常半年前からの予約が可能です。
レストランウエディングに必要な準備手配のまとめ
レストランウエディングにはさまざまな会場があり、結婚式を挙げることを想定して作っているレストランと、宴会のみ想定しているレストラン、食事の提供のみを想定しているレストランがあります。そのため、ウエディングを想定した場合、設備や提供できるサービス、スタッフに差が出てきてしまうのです。その分持ち込み装飾が自由であるケースも多く、新郎新婦の主導で結婚式を個性的にプロデュースすることが可能です。不安な場合は会場担当者や、ウエディングプランナーをお願いしてよく相談しましょう。会場をよく知ればレストランのさまざまな特性を生かした、素敵なウエディングが計画できるでしょう。
