妊娠中の二次会のお呼ばれはどうする?参加する場合の注意点

妊娠中の二次会©Rohappy – iStock.com

妊娠中に二次会に招待されたら、嬉しい半面不安な気持ちもあるかもしれません。大切な友人のお祝いをしたいけれど、もし体調が悪くなってしまったらと考えてしまう妊婦さんもいると思います。参加する場合はなにに気をつけたらよいのでしょうか。妊婦さんが二次会に参加するときの注意点や、参加できないときの断り方をご紹介します。

妊娠中に二次会に参加するかしないかの判断ポイント

妊娠中に二次会にお呼ばれしたとき、出席しようか欠席しようか迷う方も多いと思います。二次会に参加するかしないかは、「妊娠の時期」や「二次会の場所」を確認してから決めていきましょう。

妊娠の時期

二次会当日が、妊娠何カ月なのかによっても参加できるかできないかが変わってきます。自分では体調がよいと感じていても参加する前に医師に相談しておくと、妊娠の経過によって気をつける点などアドバイスをもらえるので安心です。

二次会の場所

二次会会場の場所が近ければよいですが、会場が遠いときは何かあったときのことを考え、休む場所があるのか、迎えに来てくれる人がいるのか対処方法も決めなくてはいけません。会場の場所によって判断しましょう。

二次会に参加できる妊娠の時期

次会に参加できる妊娠の時期©CentralITAlliance – iStock.com

医師と相談の上、問題がなければ基本は参加してもよいでしょう。ですが、妊娠の時期や体調によっては二次会の参加を検討しなければいけないこともあります。

妊娠初期

妊娠初期の4カ月までは、つわりや貧血とった体調不良が多い時期になります。まだまだ安定もしていないため、無理をして体調をくずしてしまうこともあるでしょう。人によってはつわりが少ない人もいるので、初期の妊婦さんは自身で体調を考えたうえで参加するかどうか検討が必要な時期です。

妊娠中期

妊娠5~7カ月の中期は、安定期といわれてます。この時期は、つわりが落ちつく人もいて二次会も参加がしやすくなります。お腹が張りやすいなどのトラブルがないか、妊娠の経過によって参加するのか決めましょう。

妊娠後期

妊娠8~10カ月は後期となり、お腹の大きさも目立つようになります。後期のトラブルとして、動機や腰痛、お腹の張りなどがあります。二次会に参加する場合、体調にも気をつけなくてはいけませんが、なにかあった場合に備え、二次会会場までの距離や交通手段、緊急連絡先を幹事に伝えておくなどの対策をしっかりしておきましょう。出産予定日が近い場合は、参加を検討したほうがよいかもしれません。

妊婦さんが二次会に参加するときの注意点

妊娠中であることを早めに伝える

新郎新婦が妊娠中だと知らない場合は、二次会に招待された時点で早めに伝えておきましょう。妊娠中は急に体調が変化することがあります。初期や中期といった時期にかかわらず、二次会当日に体調の変化でドタキャンしてしまう可能性があることを伝えておくと、新郎新婦も対応しやすくなります。妊婦さんが参加しやすいような対策も考えてくれるでしょう。

ゆったりとした服装選び

妊娠中は少しずつお腹の大きさが変化してきます。締め付けがある服装は苦しく感じてしまう人も。お腹を圧迫しない動きやすい服装を選ぶとよいでしょう。他に、二次会は立食スタイルが多いため、妊婦さんには負担がかかってしまうこともあります。高いヒールは避け、安定感のある靴で参加しましょう。

体を冷やさない

妊婦さんにとって体を冷やすことはよくありません。会場によっては、冷房がしっかりかかっていて寒いと感じてしまうこともあります。冷え対策として、少し生地の厚めなドレスを選んだり、お腹を冷やさないような下着を身に着けたり、ストールや羽織るものを一枚持っていると安心です。

食事に気をつける

妊娠中の食事には気をつけなくてはいけません。お肉や魚など加熱していないものは注意が必要です。ビュッフェの場合はご自身で気をつければよいのですが、コース料理の場合は、新郎新婦に「食べられないもの」を事前に伝えておくとよいでしょう。

無理をしない

妊娠中は無理をすることが一番体によくありません。「少し疲れた」「お腹が張ってきた」と感じたらすぐに休むことが大切です。もし体調がよくならない場合は、途中退場も考えなくてはいけません。体を一番に考え、無理はしないようにしましょう。

二次会に参加できないときの断り方

どうしても二次会に参加できない場合は、どのように連絡をすればよいのでしょうか。

早めの連絡

参加が難しいと感じたら、早めに欠席の連絡をしましょう。前日や当日に、急に体調が悪くなってしまった場合は、新郎新婦は準備で忙しく電話をしてもつながらないこともあります。つながらないときはメールでお詫びをし、後日改めてお詫びの連絡をしましょう。幹事がいる場合は、幹事にも連絡を忘れずにしてください。

断った後のフォローも大切

二次会を欠席する場合、当日に電報を送ったり、プレゼントを送ったり、後日お祝いをするなど、新郎新婦へのお詫びとお祝いの気持ちを伝えるとよいでしょう。

メールで送る場合の例文

メールで断る場合、次のような内容を書きましょう。
・お祝いの言葉
・欠席すること
・断る理由
・フォロー

例文1:
ご結婚おめでとうございます。
二次会に招待していただき嬉しいのですが、
あいにく妊娠初期のため、残念ながら欠席させていただきます。
落ち着いたらお祝いさせてください。
お二人の末永いお幸せをお祈りしています。

例文2:
結婚おめでとう。
お二人のお祝いをしたかたんだけど、
出産予定日が間近なため残念ながら欠席させていただきます。
せっかく誘ってくれたのにごめんね。
またゆっくり話を聞かせてください。
本当におめでとう。末永くお幸せに。

例文3:
ご結婚おめでとうございます。
先ほど電話したのですが、つながらず、メールになってしまい申し訳ありません。
体調がすぐれないため、本日の二次会を欠席させていただきます。
急なキャンセルで本当に申し訳ありません。
緊急連絡先の幹事さんには連絡をしておきました。
また、改めてお詫びの連絡をさせていただきます。

妊娠中の二次会のお呼ばれはどうする?参加する場合の注意点まとめ

妊娠中に二次会に招待されたら、早めに新郎新婦に伝えておくとよいでしょう。妊娠中の参加は、妊婦さんにとって不安もありますが、お祝いしたい気持ちもあると思います。医師と相談して、問題がなければ参加をしてもよいでしょう。当日、安心して参加できるようご自身の体を第一に考え、無理をしないようにしてください。

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