©Alex Andrei – shutterstock.com
親族の立場でレストランウエディングに出席する場合、親や兄弟、姉妹などの身内はどのような服装がよいのか悩みます。ホテルや専門式場よりカジュアルとされているレストランウエディングですが、一般の結婚式よりカジュアルダウンしてもよいのでしょうか。レストランウエディングでの親族の服装のマナーをご紹介します。
目次
レストランウエディングに出席する親族の服装のマナー
結婚式での親族の服装には、最も格が高い「正礼装」と、その一格下の「準礼装」があります。ホテルや専門式場での結婚式の場合は「正礼装」。レストランやカジュアルウエディングであれば「準礼装」がよいとされています。ですが、レストランといってもさまざまな会場があり、すべてがカジュアルな雰囲気ではなく格式によっても親族の服装は変わってきます。格式あるレストランの場合は、正礼装を選ぶとよいでしょう。カジュアルレストランの場合、着物など正礼装がいけないわけではありませんが、会場の雰囲気によっては堅苦しくなってしまうこともあります。正礼装にするか、準礼装にするか迷った場合は、新郎新婦の装いに合わせましょう。
親族の服装の選び方
©DGLimages – shutterstock.com
両家の雰囲気を統一する
レストランウエディングでも両家の親が横並びになることがあります。そのときに両家の服装がバラバラではよくありません。相手の両親が洋装の場合は洋装で合わせるか、和装と洋装が違っても「正礼装」か「準礼装」服装の格を合わせましょう。親族紹介や記念撮影をすることもあるので、兄弟や姉妹も両家の雰囲気に合わせた服装選びをしましょう。
華やかさをプラスする
結婚式に出席する親族は、黒やネイビーといった落ち着いた色を選ぶとよいとされていますが、レストラン会場の雰囲気によっては、ベージュやモスグリーンといったきれいめな色味のドレス選びをするのもよいでしょう。親族も、控えめな装いの中にアクセントのあるネックレスやブローチ、色や柄のあるネクタイなど華やかな小物を使うのもおすすめです。華やかといっても、派手すぎる柄やミニ丈、胸元が大きく開いたデザインのものは親族の服装に好ましくないので気をつけましょう。
レストランウエディングに出席する親族におすすめの服装
父親
格式のあるレストランであれば、男性の正礼装にあたるモーニングか、夜からの場合は、テールコートがよいでしょう。カジュアルレストランであれば、ディレクタースーツやタキシードがおすすめです。父親の基本色は黒ですが、ネクタイやポケットチーフなどの小物に明るめのカラーや柄を取り入れると華やかなレストランウエディングにぴったりなスタイルになります。
母親
格式の高いレストランであれば、正礼装として留袖やフォーマルアフタヌーンドレス、夜の場合はイブニングドレスがおすすめです。スカートは正装となるロング丈を選びましょう。カジュアルレストランであればセミアフタヌーンドレスがよいでしょう。着物を着る場合、カジュアルなレストランウエディングの雰囲気に合わせ、柄が華やかなものを選んでもよいかもしれません。
兄弟、姉妹
格式の高いレストランの場合はホテルや専門式場と同じで、男性はブラックスーツかダークスーツ。女性はフォーマルなワンピースで控えめな色を選びましょう。カジュアルレストランであれば、男性も女性も小物に明るい色を取り入れて華やかな印象にするとよいでしょう。
レストランウエディングで出席するときの親族の服装のマナーまとめ
レストランウエディングに出席する親族の服装は、レストランの格式によっても変わってきます。格式が高いレストランであれば、ホテルや結婚式と同じ正礼装を選び、カジュアルなレストランの場合は準礼装にし、会場や新郎新婦の雰囲気に合わせた服装選びをするとよいでしょう。新郎新婦の理想の挙式イメージや、会場に合わせて親族側もコーディネートしていきましょう。
