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二次会は結婚式に比べてカジュアルな雰囲気でおこなわれ、自分たちらしさをだせるパーティです。新郎新婦が座るメインテーブルの高砂も結婚式とは雰囲気を変えてオリジナル感をだしたいですよね。二次会ではどのように高砂を作っていくとよいのでしょうか。結婚式と二次会の高砂の違いや準備の仕方、費用を抑えるポイントから二次会でマネしたいアイデアをまとめてみました。
目次
二次会の高砂と結婚式の高砂の違い
作り付けの高砂はないことが多い
結婚式では新郎新婦の要望に応じ会場側と相談しながら高砂が作れます。メインテーブルや最近SNSで見かけることが多い高砂ソファも会場に用意されていることがほとんどです。ですが、二次会の場合は通常のカフェやレストランを貸切ることが多いので、お店にあるものの中で考えなくてはなりません。結婚式のようなイメージで高砂を用意したい場合は二次会の会場作りに特化して対応しているお店を選ぶことがよいでしょう。
自分たちで準備することが多い
同じ敷地内で二次会を開催する場合は、結婚式場がウェルカムスペースに使ったアイテムや装花を二次会会場に移動させてくれるケースが多いです。違う会場の場合、自分たちで会場の装飾を用意しておいたり、結婚式で使ったアイテムの移動をしなくてはいけません。そのぶん、自由に会場装飾をできるメリットはあります。結婚式当日の新郎新婦は忙しく自分たちが高砂の準備をすることは難しくなるため、幹事やお手伝いをしてくれる友人に頼むことになります。
二次会で高砂を作るときの進め方
飾り付けをお願いする人
幹事や二次会をいっしょに開催してくれる友人が中心となって飾り付けをすることになります。任せっきりにするのではなく、飾りつけに使ってほしい小物や高砂のイメージは伝えることが大切です。二次会会場で新たに使うものや結婚式場から持っていくものをリスト化しておきましょう。幹事にお願いする場合は、二次会の準備と進行で負担が大きくなるので大掛かりな装飾をお願いするときは事前に相談をしておきましょう。
会場が準備できるアイテムを確認
高砂となるテーブルや椅子の用意は可能になりますが、装飾や装花は持ち込むことになります。会場によって準備できるアイテムは異なりますので会場を決める際に何が用意してもらえるのかチェックを。また、高砂の準備を依頼することは可能か確認しておき、自分たちが二次会に持ち込むもの、会場が用意できるものなどをお互い共有しておきましょう。
二次会で高砂を作るときの節約のポイント
結婚式で使った装花の持ち込み
結婚式で使った高砂の装花を持ち帰ることができるので、幹事や友人たちに頼んで装花を持って二次会会場に移動してもらいましょう。持っていく場合は受け取りの間違えがないように誰が何を二次会に持っていくのかを結婚式場のプランナーに伝えておきます。持ち運ぶときはブーケタイプにしてもらい、簡単に運べる状態にしておくと運ぶ人の負担を少なくできます。二次会会場ではスムーズに準備ができるよう誰が飾るのかを決めておくとよいでしょう。
スペースを小さめに作る
二次会は立食スタイルで歓談やゲームが入ることも多く、新郎新婦が座っている時間が結婚式より短くなってきます。座る時間が短いぶん、高砂を小さめにすることで装飾する場所も少なくなるので、装飾にかかる費用を抑えることができます。装花を持ち込む場合、大きいテーブルよりも小さいテーブルのほうが花のボリュームを大きく見せることができるので節約しながら豪華さをだせるというメリットもあります。
アイテムを手作りする
新郎新婦のこだわりアイテムを手作りすることで、二次会もオリジナルの空間ができます。手作りアイテムは、高砂前に飾るガーランドや高砂に置いて使うマーキーライト、キャンドル、イニシャルオブジェなどがあります。100円ショップで材料を揃えることもできるので、費用を抑えながら二次会の高砂に合ったアイテムを作ることができ自分たちらしさをだすことができます。
二次会の高砂アイデア
イニシャルオブジェと星ライトがポイントのかわいい高砂
大きめのテーブルの半分を使いイニシャルオブジェをランダムにディスプレイすることでおしゃれな空間に。チュールに絡めたライトがキラキラして華やかに見えます。
バルーンアーチで高砂バックもボリュームある空間に
テーブルや椅子が会場のシンプルなものでもバルーン使いでボリュームをだすことで素敵な空間になります。
結婚式の装花を持ちこんで二次会高砂に飾り付け
二次会の高砂に結婚式の装花を。テーブルをコンパクトにしているのでボリュームだしつつ、ボールライトを使ってポップにアレンジ。
グリーンを使ったナチュラルな高砂
ユーカリ、パンパスグラス、プロテアなどグリーンを中心にコーディネート。床にもユーカリをたっぷり使いボリュームある装飾でナチュラル感をさらにだして雰囲気にまとまりを。
二次会の高砂の作り方とアイデアのまとめ
二次会の高砂は結婚式会場のように装飾されている会場は少ないと思います。その分、自由に高砂を飾り付けできることがメリットです。ほとんどの場合、自分たちで準備することになりますので、幹事や二次会を手伝ってくれる友人にお願いをしておきましょう。「こういう風にしたい」とイメージを伝えておくことでお願いされた方もスムーズに高砂を飾ることができるので、事前に共有をしておくことも忘れずに。高砂のアイテムは装花など結婚式で使ったものを二次会でも使うことが可能です。また、手作りアイテムを持ちこむことで節約しながら自分たちのオリジナルな空間を作れます。アイデアを詰め込んだ素敵な高砂作りをして、楽しい二次会にしてください。