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最近の結婚式では、演出やゲストへのおもてなしに手作り小物を作るプレ花嫁が増えています。自分たちのこだわりを入れたデザインができるので、結婚式をさらに特別感あるものにできますね。そんな手作り小物を和装の結婚式で作るときにはどのような小物があるのでしょうか。和装の結婚式で作られることの多い小物や手作り小物を使うシーンや場所などご紹介いたします。
目次
和装の結婚式でどんな小物が手作りできる?
赤い糸
赤い糸は和装でおこなう結婚式の定番撮影アイテム。「LOVE」「寿」「ハート」などの文字や形をワイヤーで作ったアイテムです。太めの赤い糸に針金を差し込んで作りたいデザインに。お二人の名前や結婚式の日付、大切にしている言葉などで作るとオリジナリティがある小物にできます。
和風ガーランド
プ和装にぴったりのアイテムで、和柄の折り紙や友禅千代紙で作ります。文字は「結婚しました」「ありがとう」など日本語で書いたガーランドを使うカップルが多いです。前撮り写真を年賀状に使うときは「謹賀新年」もおすすめ。折り紙をきれいにじゃばらに折っておくことやグルーガン(接着剤)を使って円の形が崩れないように作ることがポイントです。
髪飾り
和装の髪飾りには生花を使う方も多いですが、結婚式後に残る記念アイテムとして髪飾りを手作りするプレ花嫁もいます。造花を使ったヘッドドレスは生花のように萎えてしまわないので、状態を気にせず使える小物です。この他に「つまみ細工」という花びらのような髪飾りも手作りできます。絹や綿、オーガンジーなどの正方形の小さな布を合わせて作れます。
折鶴
鶴は昔から縁起のよい動物とされています。きれいな色の和紙や折り紙で作るとお祝いの席を彩り華やかな印象に。「祝い鶴」という折り方で折ると普通の鶴より豪華に見えます。たくさん作って会場装飾や演出に使える小物です。
招待状
結婚式の招待状はゲストの手に届く最初のおもてなしとなるので、手作りで考える方も。作成に時間がかかるので、準備期間は余裕を持っておきましょう。純和風で古典的なデザインから和風モダンな洗練された印象のデザインまで幅広く作れます。
扇子プロップス
扇子を広げた状態に文字や絵を描くことで和装に映えるフォトジェニックなアイテム。「夫」「妻」や「お二人の名前」を使うことが多いです。水引きや造花などをお好みの場所にグルーガン(接着剤)を使い固定させできます。扇子は夏がオンシーズンなので100円ショップではそれ以外の時期に取り扱わないこともあるようなので、販売時期には気をつけておきましょう。
ウェルカムボード
ウェルカムボードは結婚式のテーマに合わせて手作りされることが多く、和風にすることで和装婚ならではの雅なデザインにできます。春なら桜、秋にはもみじのような季節をあしらうことも素敵です。「寿」や「結」のような漢字をデザインに取り入れるとより和風に仕上がります。
手作り小物を和装の結婚式で演出するシーンや場所
前撮り
プ赤い糸や和風ガーランド、扇子プロップスは前撮りにぴったりなアイテムです。ポーズを考えるのが恥ずかしいカップルでも、手作り小物を使うと自然と写真映えします。自分たちが手作りした小物がいっしょに写真に残ることも記念の一つになります。
ゲストテーブル
扇子や折鶴は置くだけで和風の雰囲気を高め、ゲストテーブルのアクセントに。ゲストの目につくところに和の手作り小物を添えておもてなしをしましょう。
高砂
新郎新婦がメインに座る高砂にも手作り小物は映えます。折鶴カーテンは高砂バックに飾ると華やかさをだせ、和の雰囲気におしゃれさをだします。和風ガーランドは高砂の前に装飾してかわいく見せて。装花に合わせた色合いにして高砂に統一感をだしましょう。
花嫁アイテム
髪飾りやボールブーケなど花嫁の身につけるアイテムを手作りします。衣装とのバランスや色合いに気をつけて手作りしましょう。
プチギフト
結婚式が終わるときのお見送りで渡すプチギフトに手作りで和テイストを入れます。ラッピングに水引にしたり、手作りサンキュータグを和風にすることで和装婚の印象がゲストに残ります。
和装の結婚式で使う手作り小物をチープに見せないポイント
時間を十分取って作る
式の日が近くなるごとに結婚式の準備に追われるので、手作りアイテムをゆっくり作成している時間が取れなくなることもあります。手作りするアイテムのリストアップをおこない、試作アイテムを作ってみて、実際どのくらい時間がかかるか事前に確認をしておきましょう。
会場とのバランス
最近では100円ショップでお手ごろに揃うことも多い手作りアイテム。ですが、手作りアイテムの材料がチープなものばかりだと豪華な会場とクオリティが合わないことになることも。例えば、装飾で目立つようなところに使う造花や和紙は手芸店や大型雑貨店で購入し、グルーガンのような接着剤を100円ショップなどで揃えることもよいでしょう。
完成したあとのチェック
ゲストテーブルに置く手作り小物はゲストに間近で見られます。完成した小物は彼や両親など身近な人にチェックしてもらい意見を聞いておきましょう。チェックを念入りにすることで完成度が高く見栄えもよいものになり、お二人らしさやゲストへ感謝の気持ちを表すことができます。
和装の結婚式で手作り小物を作って素敵に演出してみよう
結婚式をお二人らしいオリジナルな演出できる手作り小物。和装婚では赤い糸、和風ガーランド、折鶴といった小物で結婚式を華やかに見せてくれます。材料も和紙や千代紙を使って、新郎新婦の衣装と合わせて統一感をだすことがポイントです。手作りアイテムを使うシーンは「前撮り」「ゲストテーブル」「高砂」「花嫁アイテム」とさまざま。中でも前撮りは作った小物を写真といっしょに残せるので結婚式が終わったあとも記念になります。作るときに気をつけておきたいことは、チープに見えないようにすること。材料の使い方や会場に装飾するときはクオリティが会場に合っているかチェックしましょう。自分たちのスタイルに合わせた手作り小物で素敵な和装の結婚式してください。