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結婚式を盛り上げてくれる余興ですが、依頼されたゲストの中には、迷惑だと感じてしまう人もいます。実は、結婚式の余興依頼でゲストに迷惑がかかる原因は、新郎新婦からの頼み方にあるのです。
そこで、結婚式の余興をお願いする際に、依頼相手に迷惑がかからない方法をご紹介します。これから結婚式を予定している方はぜひ、参考にしてくださいね。
目次
結婚式の余興依頼は迷惑になる?
結婚式の余興を頼まれて迷惑だと感じたことのあるゲストは案外多いもの。中には、余興を依頼されたことが原因で結婚式自体の欠席を考えてしまう人もいるようです。
結婚式の余興は、内容決めや練習などの準備が必要で、ゲストの時間を奪うことになってしまいます。それに、結婚式という晴れ舞台での余興ですから、プレッシャーや負担を感じてしまうのも無理はないでしょう。
結婚式の余興依頼で迷惑なものとは?
どのような結婚式の余興を頼まれると迷惑になってしまうのでしょうか。迷惑な余興の頼み方やケースをご紹介します。
余興の依頼が雑
大雑把な依頼は相手に迷惑がかかります。余興をしてほしいことだけ伝えられても、時間や内容などの情報がなければ、依頼相手は困惑してしまいます。
結婚式の余興を依頼する際は、他に依頼している人の情報や持ち時間など、詳しい内容をしっかりと伝えましょう。
クオリティの高さを求められる
クオリティの高い余興を依頼されるのも、ゲストにとっては迷惑です。質の高さを求めるということは、準備や練習など、どれなりに時間が必要になるでしょう。
なるべくクオリティの高い余興をお願いしたい気持ちはわかりますが、依頼する際は、相手にとって無理のない内容や伝え方を心がけるようにしてくださいね。
プレッシャーをかけられる
結婚式の余興を依頼する際、「あなた一人にしか頼んでないから!」などとプレッシャーをかけられるのも迷惑ですね。
プレッシャーをかけられると、絶対に失敗できないという気持ちになり、相手の負担になってしまいます。自分がお願いしている立場であることを忘れないよう注意しましょう。
大勢での練習が必要
結婚式で旧友が集まり、そのメンバーに余興をお願いするケースもあるでしょう。ですが、その場合、一度考え直してください。余興をするということは、メンバーが集まる時間が必要があるのです。
学生時代の友人などは、卒業後散り散りになっていることも多いはずです。そんな中、余興のために時間を割いて連絡を取り合ったり、練習したりするのは大変でしょう。
大勢で準備が必要な余興を依頼する際は、居住地や連絡方法を考慮し、相手に迷惑のかからない内容をお願いするといいかもしれませんよ。
昔の特技を依頼される
部活や習い事など、学生時代に得意だったものがあるかもしれません。ですが、昔の特技を依頼されるのも迷惑な話です。
昔上手くできたことでも、今はできなくなっていたり、大人になって得意なことが変わったりすることもあります。当時の思い出だけで、今も得意だと判断しない方が良いでしょう。
直前の依頼は勘弁して
案外多いのが、結婚式間近の余興依頼です。結婚式に招待され、余興については一切打診がなかったのに、突然お願いされ迷惑だった、という人もいます。
急な依頼は迷惑ですし、人にお願いする姿勢ではありません。短期間での準備は相手の負担になることはもちろん、「プログラムを埋めるために頼んできたのではないか?」と不信感を抱かれてしまう可能性もあります。
余興の依頼は、期間に余裕を持って伝えるように配慮しましょう。
そもそも人前が苦手
人前が苦手な方にとって、余興の依頼は迷惑に感じるかもしれません。結婚式の余興をするとなると、ゲストの視線を一斉に浴びることになります。
誰かと一緒にできるならまだしも、一人でやってほしいと依頼された場合は、考えただけで苦痛になってしまうはずです。
結婚式の余興を依頼するなら、お願いしたい内容に合った人選をすることも大切でしょう。
結婚式の余興依頼で迷惑をかけない方法
結婚式の余興依頼で迷惑をかけないためには、相手への配慮が欠かせません。
日頃の付き合いの深さや信頼関係があれば、余興依頼を快く引き受けてくれるはずです。そんな大事な積み重ねをせず、自分たちの都合だけで要求するのは虫が良すぎます。
結婚式の余興をお願いするなら、「あなただからやってほしい」という思いをしっかりと伝え、最低限のマナーを守り、心配りを忘れないようにしましょう。
相手の立場になり、迷惑のかからない方法で依頼することが重要ですね。
新郎新婦が感じる迷惑な余興もある!
結婚式の余興が迷惑だと感じるのは、ゲストに限ったことではありません。結婚式の主役である、新郎新婦にとって迷惑な余興もあるのです。
例えば、身内ネタや下品な内容、予定外の人が乱入するなど、迷惑になってしまう可能性がある余興もあるでしょう。
結婚式というおめでたい場が、余興によって台無しにならないよう、依頼する際は十分に注意しておいた方が良さそうですね。
迷惑をかけず結婚式の余興を成功させよう!
結婚式の余興は、ゲストにとっても新郎新婦にとっても迷惑になり得るものです。
余興を依頼する場合は、詳細の連絡や、時間に余裕を持って伝えるなど、ゲストに迷惑をかけないよう配慮することが大切です。そうしておくことで、自分たちにとっても嬉しい余興になりますよ。
結婚式の余興をお願いする相手は、友人や同僚など、気心の知れた人が多いと思いますが、「親しき中にも礼儀あり」の言葉を忘れずに、相手のことを考えて依頼すると良いかもしれませんね。