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結婚式の演出と言えば、なにを思い浮かべますか?
ブーケトス、ファーストバイト、花嫁の手紙……。ですが、実際に結婚式を挙げてみた結果「この演出はいらなかったな」と感じることも多いのだとか。
では一体、どのような演出が結婚式にはいらないと思われてしまうのでしょうか。詳しくご紹介していきます。
目次
挙式・披露宴で実施した演出は?
先輩花嫁は、結婚式にどのような演出を取り入れたのでしょうか。「ゼクシィトレンド調査2019」の調査結果を見ていきましょう。
挙式 | |
1位 | 親からベールダウンをしてもらう |
2位 | フラワーシャワー、ライスシャワー |
3位 | 挙式時の音楽・BGMを自分たちで選ぶ |
4位 | 親に花束を贈呈する |
5位 | ブーケトス、ブーケプルズ |
6位 | 親に花束以外のものを贈呈する |
7位 | 列席者の子どもにリングボーイ・フラワーガールなどを務めてもらう |
8位 | 挙式のテーマやコンセプトを決める |
9位 | 自然光や照明などを利用した光の演出 |
10位 | 結婚宣言の文面を自分たちでつくる |
披露宴 | |
1位 | (ウエディングケーキを互いに食べさせあう)ファーストバイト |
2位 | 花嫁の手紙を読む |
3位 | 生い立ち紹介などを映像演出で行う |
4位 | ジャンルを問わず好きなBGMを選ぶ |
5位 | 会場装花を持ち帰れるようにする |
6位 | テーブルごとに写真撮影 |
7位 | 親に花束を贈呈する |
8位 | 親に花束以外のものを贈呈する |
9位 | 入退場の際、親・親族・知人にエスコートしてもらう |
10位 | 招待客一人ひとりにメッセージを書く |
結婚式の演出としてオーソドックスなものが多く挙げられていますが、中には「この演出は必要なかったかも?」と感じた演出もあるのだとか。
では、結婚式でいらないと感じる演出としてどのようなものが考えられるのでしょうか。次で詳しくご紹介していきます。
結婚式のいらない演出:ブーケトス
結婚式と言えば!という演出ですが、いらないという意見が目立つのもまた事実です。
これは未婚の女性のみで行われることが多い演出ですが、
- 「見せしめになっているようで不快」
- 「未婚ということが後ろめたくなる」
と感じる人も多く、新郎新婦というよりはゲストからいらないと思われることが多いそうですよ。
結婚式のいらない演出:ファーストバイト
ウエディングケーキを新郎新婦が食べさせあう演出ですが、人前で食べさせあうことも、クリームが顔につくことも恥ずかしいという声もあるそう。
加えて、この演出に込められている「花婿は花嫁を一生食べさせる、花嫁は花婿に美味しいごはんを作り続ける」という意味が前時代的に感じられて嫌だという方もいらっしゃるようです。
また、ゲスト目線での意見としては「何の時間かわからない、微妙な空気が流れる」というものもありました。
結婚式のいらない演出:花嫁からの手紙
両親にこれまでの感謝を伝えるという感動的な演出ではありますが、「そもそも個人的に伝えればいいのであって、結婚式でわざわざ読み上げる意味がわからない」という声も。
何となく泣き所をコントロールされているような気持ちになり、素直に胸を打たれることができなくなってしまうのではないでしょうか。
結婚式のいらない演出:スピーチ
スマートにまとまった聞きごたえのあるスピーチならいざ知らず、10分も20分も続くスピーチをされてしまっては興ざめです。
また、スピーチする人数があまりに多いと、他の演出も削らなくてはならなくなりますよ。
結婚式のいらない演出:ゲストによる余興
ゲスト全員が楽しめるような余興を考えるのは至難の業です。内輪ノリで終わることも多く、その間話の意味が分からないゲストは退屈な時間を過ごすことでしょう。
つまらないだけならまだいいのですが、下品な内容で気分を損ねたという意見もありました。
結婚式のいらない演出:キャンドルサービス
人数が多い結婚式には向かない演出です。食事の際にキャンドルサービスが始まり、自分がどんな料理を食べているのかあまり分からなかったという残念なケースも……。
ゲスト数や他の演出との兼ね合いを考えて、取り入れるか否かを判断しましょう。
結婚式のいらない演出:複数回に渡るお色直し
結婚式の醍醐味のひとつに、新郎新婦とゲストの交流があります。しかし、お色直しを何度も行ってしまうと、主役が不在のまま式が進行することになってしまいますよね。
これではただのファッションショーになってしまいますし、衣装代も馬鹿になりません。
お色直しは一回、どんなに多くても二回程度に留めておかないと、後悔する結果になってしまうかもしれませんよ。
結婚式の演出でいる/いらないを判断するポイントは?
- 結婚式の演出として必要か不要かを判断するポイントは、
- ゲストに不快感を与える可能性のある演出
特段やりたいと思わない、慣例に従ってするだけの演出
は、例え古くからの慣習だとしても思い切って削る事です。
その穴を、新郎新婦とゲストが思う存分楽しめるような演出や時間に充てることで、より思い出深い結婚式にすることができますよ。
いらないと感じた結婚式の演出は削っていい!
結婚式の演出は、必ずしも一般的なプログラムに沿わないといけないという決まりはありません。
いらないと感じた結婚式の演出は思い切って削り、別の演出に置き換えたり、ゲストとの交流の時間に充てましょう。
そうすることで、より心に残るオリジナリティ溢れた結婚式にすることができますよ