結婚式を楽しい・楽しい結婚式と感じてもらうためにはどんな工夫が必要?

新婦と友人© iStock.com/kkshepel

一生に一度の結婚式、新郎新婦とゲストにとって思い出深い式にしたいですよね。ですが、結婚式を楽しいものにするためには、まずそれなりの土台作りが必要です。

ゲスト側だけに楽しさが偏っても、主催者側の独りよがりな式になってしまっても、それは真に楽しい結婚式とは言えません。

両者にとって素敵だと感じられるような式にするために、どのような工夫が必要になるのでしょうか。

楽しい結婚式にしたい!

結婚式の準備を進めていくうち、「こんな結婚式にしたいな」という大まかなビジョンが浮かんでくるかと思います。

お世話になった相手に感謝を伝える感動的な式だったり、シックな雰囲気で統一した式だったりと、どんな結婚式にするかは新郎新婦次第ですよね。

中でも、楽しい雰囲気の結婚式にしたいと考える方は多いのではないでしょうか。

では、そもそも「楽しさ」とはどのような要素の上に成り立っているのか。それはズバリ、ストレスの少なさだと考えられます。

どんなに良い式だったとしても、心にわだかまりが残るような出来事や演出があっては、せっかくの楽しさは半減、最悪消滅してしまうでしょう。

演出などに趣向を凝らすのももちろん重要ですが、それ以前に「楽しさを100%享受できる環境」を整えることが大切なポイントになりますよ。

では、ゲストのストレスを軽減させるためには、具体的にどのような工夫が必要なのでしょうか。次から詳しくご紹介していきます。

楽しい結婚式に必要なこと:気候が安定している時期を選ぶ

春の結婚式© iStock.com/wundervisuals

真夏や真冬、梅雨など過ごしにくい時期の結婚式では、招待状が来た時点で憂鬱な気分になってしまいます。

せっかくのドレスアップが、会場に着くまでに崩れてしまうことが決まっているような天候なら、モチベーションもかなり低下してしまうことでしょう。

そのため、可能な限り気候が安定している春や秋を選ぶのが吉ですよ。

楽しい結婚式に必要なこと:交通アクセスの良い式場にする

交通アクセスが悪い会場だと、たどり着いた時点でゲストはヘトヘトになってしまうことでしょう。帰りの事を考えると、さらに気持ちが沈んでしまいそうです。

会場を選ぶ際はロケーションよりも交通の便の良さを重視し、どうしても譲れない場合はタクシーチケットや送迎用の車を手配しましょう。

楽しい結婚式に必要なこと:宿泊施設やお車代の事前通知

宿泊施設の案内や、お車代の有無を知らされないまま式の当日が迫ってしまうと、「ゲストが各自手配しろってこと?」というようにゲストは不安を覚えてしまいます。

事前にしっかりと説明しておかないと、ゲストから不信感を買ってしまう可能性があるので気をつけましょう。

楽しい結婚式に必要なこと:ゲストのアレルギーなどを調べる

結婚式の料理© iStock.com/mtoome

最近では、招待状にアレルギー確認の欄が設けてあることが増えているようです。

食事を心おきなく楽しんでもらうためにも、アレルギーの確認と、代わりに手配する料理のメニューについてのチェックを怠らないようにしましょう。

楽しい結婚式に必要なこと:ウェルカムスペースの充実

待ち時間をどれだけ楽しんでもらえるかで、披露宴に向かうゲストの期待感の高まり方が変わります。

ウェルカムドリンクを充実させたり、楽しんでもらえるような装飾を施して、ウェルカムスペースを充実させてみてくださいね。

楽しい結婚式に必要なこと:不快になる演出は避ける

特に最近多いのが、「ブーケトスは独身であることを晒されているようでどうにも嫌だ」という意見です。

また、「余興は内輪ノリや下品な内容になることもあって楽しめないし、自分たちで準備するのもかなりの負担」という意見もあるそう。

もちろん、これらの主張はすべての人々に当てはまるわけではありませんが、対象となるゲストには、それとなく不快では無いかを聞いておけるのが理想的ですよ。

楽しい結婚式に必要なこと:ゲストとの交流時間を確保する

新郎新婦とゲスト© iStock.com/Paul-Bradbury

ゲストが結婚式に参加する理由の大半を占めているのが、「新郎新婦をお祝いしたい」という気持ちです。

全員と時間を取って会話するのは難しいですが、演出やお色直しばかりを優先して、一言程度しか言葉を交わせないというのは困りもの。

やりたいことをすべて我慢する必要はありませんが、なるべくゲストとの交流時間を設ける努力をすることで、より楽しんでもらえるかもしれませんよ。

楽しい結婚式に必要なこと:扱いに困る引き出物は選ばない

よくあるのが、新郎新婦の名前や顔写真が入っていて扱いに困ってしまった、というケース。

いくら仲が良かったとしても、他人の情報が満載のグッズでは普段使いもできませんので、タンスの肥やしになってしまうことが容易に想像できます。

また、土鍋など持ち運びに大変苦労するような品で宅配サービスも無いという場合も、ゲストにかなりの負担が掛かってしまうでしょう。

万人が喜ぶ引き出物を選ぶのは難しいですが、少なくとも相手にとってかなりの迷惑にならないようなアイテムを選ぶよう心がけましょう。

新郎新婦とゲストが結婚式を楽しいと感じるために

楽しい結婚式© iStock.com/Halfpoint

これまでに、ゲストがストレスを感じないような工夫を解説してきましたが、だからといって新郎新婦自身の楽しさを犠牲にしては、結婚式をする意味が半減してしまいます。

決して「新郎新婦が我慢する=ゲストが楽しい」という図式ではありませんので、バランスを見ながら組み立てて行きましょう。

無理のない範囲で、相手の立場になったおもてなしをすれば、その結婚式は楽しいものになること間違いなしですよ!

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