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結婚式の定番演出の一つに、花嫁の手紙を朗読する、というものがありますよね。
結婚式の終盤、花嫁が両親やお世話になった人への感謝を綴った手紙を読み上げる演出ですが、近年これらの演出をいらないと感じる人も増えてきているようです。
花嫁の手紙の必要性や、花嫁の手紙をいらないと思う理由について、詳しくご紹介していきましょう。
目次
花嫁の手紙とは
花嫁の手紙とは、花嫁が両親への手紙を読み上げるという結婚式の演出を指します。
美しい花嫁衣裳を身にまとい、両親やお世話になった人への感謝を涙ながらに語る姿は多くのゲストの涙を誘い、人気の高い演出になっていますよ。
では、実際に結婚式の演出で花嫁からの手紙を実施した人は、どれぐらいの割合でいらっしゃるのでしょうか。次からご紹介していきます。
花嫁からの手紙を読んだ人の割合はどれくらい?
「ゼクシィトレンド調査2019」によると、結婚式に取り入れた演出として以下のような調査結果が出ています。
披露宴・披露パーティに関して実施した演出 | |
1位 | (ウエディングケーキを互いに食べさせあう)ファーストバイト |
2位 | 花嫁の手紙を読む |
3位 | 生い立ち紹介などを映像演出で行う |
4位 | ジャンルを問わず好きなBGMを選ぶ |
5位 | 会場装花を持ち帰れるようにする |
6位 | テーブルごとに記念撮影 |
7位 | 親に花束を贈呈する |
8位 | 親に花束以外のものを贈呈する |
9位 | 入退場の際、親・親族・知人にエスコートしてもらう |
10位 | 招待客一人ひとりにメッセージを書く |
花嫁の手紙は、なんと2位という結果になったようです。非常に人気が高く、取り入れられる機会が多いということが分かりますね。
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
花嫁の手紙はいる?いらない?
結婚式の演出として人気が高い花嫁の手紙ですが、実は近年、いらないと感じる人も増えてきているそう。
「定番の演出だと分かっているんだけどあんまりやりたくない……」「絶対に取り入れなきゃいけないの?」と悩んでしまう方もいらっしゃるかもしれませんね。
ですが、たとえ花嫁の手紙がどんなにオーソドックスな演出だったとしても、必ず取り入れなければいけないということはありません。
必要だ、やりたいと思ったのなら取り入れるに越したことはありませんし、嫌なら思い切ってカットしてしまいましょう!
花嫁の手紙はいらないと思う理由
花嫁の手紙はいらないと思う理由としてよく挙げられるのは、
- 親への感謝を会場中に聞かせる意味がわからない
- 泣いて式の進行に支障が出るかもしれない演出は避けたい
- 涙を誘う行動を意図的にしたくない
- 人前で手紙を読むのは恥ずかしい
- 日ごろから感謝の気持ちを伝えているので手紙で伝える必要性を感じられない
というような意見です。
こういった思いを抱えてまで無理に実施する必要はありませんので、パートナーと話し合って削るか否かを決めましょう。
花嫁の手紙がいらないなら別の演出に置き換えても
もし花嫁の手紙がいらないなら、別の演出に置き換えてみるのもおすすめです。
例えば、感謝の気持ちをムービーにして会場で流したり、感謝の思いは一言二言に留めて手紙を手渡しするのもいいでしょう。
もちろん、感謝を伝える趣旨以外の演出を入れ込んでも良いですし、削った時間を丸々歓談の時間に充てても構いません。
やりたくない演出で時間を埋めるよりも、楽しいアイデアを取り入れた結婚式を作り上げることに力を注ぎましょう!
花嫁の手紙がいらないと感じる人もいる
花嫁の手紙がいらないと感じる人は、決して珍しくはないようです。
なので、たとえ周りの友人がみんな結婚式で花嫁の手紙を読んでいた、という状況であっても、ご自身がやりたくないと思うなら省いてしまってもまったく問題ありませんよ。
お二人が思う最高の結婚式を実現させるために、必要ないと判断した演出は思い切って削ってみるのも手ですよ。