© iStock.com/andreswd
結婚式の演出として人気の高いムービー上映ですが、中にはいらないと感じる方もいらっしゃることでしょう。
ですが、定番の演出を取り入れないことで何か不都合が起きないか、心配だという意見も少なくありません。
結婚式のムービーがいらないと思う理由と、ムービーを演出に取り入れないリスクを天秤にかけと上で、最終的な判断をする必要がありますよ。
目次
結婚式のムービーをいらないと思う理由:身内だけの結婚式だから
最近流行りの家族婚でのムービー上映、「今さら必要ないんじゃ?」と感じ、演出に取り入れなかったという意見もあります。
参加人数が多くないという事も手伝い、余計に必要性が見出せなくなってしまうのかもしれません。
また、ゲストの中で家族の割合が圧倒的に多い場で、結婚までの流れをまとめたムービーを流すことが恥ずかしいという方もいらっしゃるようです。
結婚式のムービーをいらないと思う理由:編集が大変
プロに依頼せず、自分でムービーを編集しようとすると、慣れていない人にとってはかなりの重労働になってしまいます。
時間に追われ、結婚式の前日まで作業をしているときに限って不具合が起きたり、いざ式場に持って行ったらうまく再生されなかったりと、トラブルが想定されるのも難点。
そういったリスクを鑑みると、「結婚式のムービーはいらないな」という結論に至ってしまうようです。
結婚式のムービーをいらないと思う理由:歓談など他のことに時間を割きたい
ムービーを流す意義を見出せず、だったら歓談や他の演出に時間を割きたい!と思うのだそう。
大げさでなく、ゲスト中心のアットホームな結婚式にしたい
演出をたくさん盛り込んだにぎやかな式にしたい
など、ムービー以外のことに力を入れたいと考えたら、確かに必要性は薄くなってしまうかもしれませんね。
結婚式のムービーをいらないと思う理由:プロに頼むと費用が高い
ムービーの制作をプロに依頼すると、それなりの費用が掛かります。安くても2~3万円、依頼相手によっては10万円ほどのお金が必要になってしまうことも。
予算に余裕があるなら特別大きな問題ではありませんが、なるべく費用を削りたいと思っている時にこの出費はかなり痛いのではないでしょうか。
結婚式のムービーをいらないと思う理由:自分の写真や動画を公開するのが恥ずかしい
大勢のゲストが見守る中、自分の写真や動画を公開するのがたまらなく恥ずかしいと感じ、ムービーは上映したくないと感じるのだそう。
大きなスクリーンに映し出されることも相まって、とにかくやめてほしいという気持ちが打ち勝ってしまうようですよ。
結婚式にムービー演出を取り入れないリスク
結婚式の演出にムービーを取り入れるか否かの選択は自由ですが、まずはムービーを流さないリスクを知っておく必要があるでしょう。
その上で、ムービーの上映をするかの判断を下す必要がありますよ。
間が持たない
歓談中心の緩やかな式にしようとした結果、食事会のような雰囲気になって間が持たなかった!ということがあるそう。
派手な演出はともかく、せめてムービーぐらいは流せばよかったと後悔することもあるようなので、プログラムのバランスをしっかりと考えておく必要がありますよ。
印象に残らない
ムービーが無い上に他の演出も控えめにしてしまうと、印象の薄い結婚式になってしまうそう。
また、ムービーを流さないことに加えてお二人の紹介も無いとなると、新郎側のゲストは新婦のことを、新婦側のゲストは新郎のことをよく知らないままお開きになってしまうケースもあるそう。
ムービーを取り入れないにしても、席次に自己紹介を載せたり、司会の方から軽く紹介をしてもらうなど、工夫が必要になると思われます。
ゲストが時間を持て余す
主にお色直しの中座などで考えられるケースですが、新郎新婦が席を外している最中、歓談だけではゲストが時間を持て余してしまう場合があります。
口数が多くないゲストが集まったテーブルなどは特に、会話が途切れてすこし気まずい雰囲気が漂ってしまうかもしれません。
リスクを考え、結婚式の演出にムービーがいらないか否かを決めよう
結婚式にムービーはいらないと考える人は決して少数派ではなく、特段珍しいわけでもありません。
ですが、代わりになるような演出を組み込んだり、ゲストが楽しめるような工夫をしないと、残念な結果を招いてしまう可能性が無きにしも非ずです。
リスクを考えた上で、結婚式の演出にムービーを取り入れるか否かを判断しましょう。