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ブーケトスは、花嫁がゲストに向かって後ろ向きにブーケを投げる、結婚式を象徴するシーンです。おそらく、結婚式のブーケトスに憧れを持つ人も多いでしょう。
しかし、実際のブーケトスで失敗してしまった、という方も少なくありません。そこで、ブーケトスの失敗例と注意点、さらに、ブーケトスに代わる演出アイディアについてご紹介したいと思います。
目次
ブーケトスの失敗はある?
結婚式で見かけることの多いブーケトス。実施に参加したことがある人もいると思います。花嫁が投げたブーケを受け取る人は誰なのか、と参加ゲストが盛り上がる演出の一つですよね。
そんなブーケトスですが、実は距離や力加減など、注意点がたくさんあることをご存知でしたか?ポイントをしっかり押さえておかないと、ブーケトスを失敗する可能性もあるのです。
また、ブーケトスの失敗は物理的な問題ばかりではありません。ブーケトスは、未婚女性のゲストに幸せを分ける儀式ですが、中には、選出されることに抵抗を感じる人もいます。
簡単な演出に感じられるブーケトスですが、様々な部分に配慮しなければ、失敗に終わってしまう可能性が高くなるのかもしれませんね。
ブーケトスの失敗例
では、ブーケトスにはどのような失敗があるのかを、具体的にみていきましょう。
- 力が入りすぎて高く上がる
- 力加減がわからず届かない
- ブーケが空中でバラバラに
- 室内で行うと天井に当たる
- 未婚女性のゲストが少ない
ブーケトスの失敗でありがちなのが、距離感や力の入れ方がわからず投げてしまうことです。それによって、高く舞い上がってしまったり、ゲストに届かずにボトっと落ちてしまったりすることもあります。
また、勢い任せに投げたために、ブーケが空中でバラバラになった、室内で行ったことにより、天井にぶつかってしまった、という失敗もあるようです。
それ以外にも、未婚女性の人数を確認しなかったことで失敗に繋がるケースもあります。例えば、未婚女性のゲストがいなくて盛り上がらなかった、未婚女性が少なく、さらし者のようになってしまったなど。
ブーケトスは、やり方においても、ゲストに対しても、事前確認を怠ったことで失敗を引き起こしてしまう、といえるでしょう。
ブーケトスの失敗を防ぐ注意点
ブーケトスをするなら、誰だって失敗したくはありませんよね。ブーケトスを失敗しないために気をつけておきたいことについてみていきましょう。
- 挙式スタイルに適しているか考える
- ブーケトス専用のブーケを準備する
- 事前にブーケトスの練習をしておく
- ゲストと花嫁の立ち位置を確認する
- 未婚女性のゲストへ配慮を忘れない
ブーケトスの演出を取り入れたいと思ったら、まずは自分たちの挙式スタイルに合っているかを考えてください。
ブーケトスは、後ろ向きに腕を上げてブーケを投げるので、洋装で行う教会式や人前式に適しています。また、ブーケトスにはある程度の空間が必要なので、ガーデンや広めのテラスなどの屋外で行うと良いでしょう。
花嫁が持つブーケは重さがあるので、ブーケトスには専用の小ぶりなブーケを用意すると良いですね。そして、距離感や重量感を確かめるためにも、前もって練習しておくことをおすすめします。
さらに忘れてはいけないのが、未婚女性のゲストの確認です。人数はもちろん、中にはブーケトスが恥ずかしいという人もいますので、事前にしっかりチェックしておきましょう。場合によっては、未婚女性に限らず、ゲスト全員が参加できるイベントにしてしまうのもアリです。
ブーケトスの代わりになる演出
ブーケトスをしたいと思っても、会場の大きさやゲストによっては叶わない場合もあるでしょう。そんなときのために参考にしてほしい、ブーケトスの代用アイディアをご紹介します。
例えば、
- ブーケプルズ
- プレゼントトス
- ハッピートラジェ
- ブロッコリートス
などはいかがでしょう。
ブーケトスの代わりにお花を使った演出がしたければ、ブーケにつけた数本のリボンをゲストに引いてもらうブーケプルズがおすすめです。
また、ぬいぐるみやお菓子を包んだプレゼントトスや、ケーキに仕込んだトラジェが当たった人がプレゼントをもらえるハッピートラジェは、場所を選ばず、ゲストの男女比や結婚の有無に関係なく実施できるでしょう。
さらに、男性版のブーケトスとして、ブロッコリートスもあります。男性ゲストに盛り上がってもらい、ブロッコリーを受け取った人には、調理して提供するのもアリかもしれませんね。
ブーケトスの失敗を避けて結婚式を盛り上げよう!
結婚式の象徴ともいえるブーケトスですが、いざ本番でブーケトスに失敗すると、気まずい空気が流れてしまいます。
ブーケトスは、花嫁が投げてゲストがキャッチするだけの簡単な作業に感じられますが、実は色々な面に配慮が必要な演出なのです。
ブーケトスの失敗例や気をつけるべき点、ブーケトスの代わりになる演出を知って、結婚式をハッピーに盛り上げましょう。