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結婚式二次会でオリジナルムービーを流したいけれど、どのようなムービーがよいのか悩んでしまいます。映像演出をするのであれば、ゲストにも楽しんでもらいたい。会場が盛り上がるようなムービーを流したいと考えるカップルも多いはず。素敵な二次会にするために、ムービーを流すときに気をつける点や、会場を盛り上げるおもしろいものや感動もののムービーアイデアをまとめてみました。
目次
結婚式二次会でムービーを流すときに注意すること
二次会のコンセプトに合わせる
どんな二次会にしたいかによってムービーの内容も変わってきます。落ち着いた雰囲気にしたいのであれば、アットホームでなごやかなムービーを。賑やかな二次会であれば、その場を盛り上げるおもしろいムービーを流すなど、お二人がイメージする二次会のコンセプトに合わせたものを用意しましょう。
ムービーの制作を自作にするか、プロに頼むか決める
ムービーを制作するのには時間がかかります。自作の場合、準備や撮影、編集全てを自分達でやらなくてはいけません。時間に余裕を持って早めに準備しましょう。自作ムービーは大変なイメージがありますが、制作にかかる費用が安く押さえられ、お二人らしいオリジナルムービーを作ることができるのがメリットです。もしお二人が自作で作るのが難しい場合は、制作会社に依頼しましょう。制作会社の場合は、対応も早く、映像もきれいに仕上がります。デメリットは、自作するより費用が高めで、定型の中からムービーを選ぶパターンが多く、内容の自由度が低くオリジナリティが出しづらいかもしれません。どちらで作るかは、お二人に合った方法を選びましょう。
ムービーの長さ
ムービーの長さには気をつけましょう。長すぎてしまうと、どんなによい映像でもゲストは飽きてしまいます。二次会で流す映像なら、一本5分程度がよいでしょう。ムービーの本数が多すぎてもよくありません。二次会はお食事や歓談を楽しむ場ということを忘れずに、流す本数を決めるとよいでしょう。ゲストが楽しめるよう、プログラムの内容を考えながら多くても3本程度にしておきましょう。ムービーは、見る人が飽きないよう時間の工夫も必要です。
DVDに焼いておく
ムービーが準備できたら、DVDに焼いておきましょう。会場にもよりますが、DVDの映像をプロジェクターに流す方法が一般的です。最近では、パソコンを持込み、そのまま上映する方法もありますが、すぐに起動しないなどのトラブルが起こることもあります。映像を入れたDVDが出来上がったらきちんと流せるか一度会場で確認しておきましょう。トラブルを防ぐためDVDを2枚用意しておくと当日も安心です。
動画とスクリーンのルールを守る
ムービーを制作する前に、会場のスクリーンのサイズを確認しておきましょう。サイズを間違えてしまうと、映像や文字が見切れる場合があります。サイズに合わせ、写真や文字は画面の80%以内に収まるように編集するとよいでしょう。編集が終わったら、動画のファイル形式も確認しましょう。映像編集をしたデーターをただDVDに焼くだけでは、再生できません。再生できるようにするには、一般のDVDプレーヤーで再生できる形式(DVD-Video形式 )に変換することを忘れないようにしましょう。
おもしろムービーアイデア
ゲストがつい笑ってしまう、盛り上げるムービーアイデアをいくつかご紹介します。
ドラマや映画、みんながよく知る映像のパロディームービー
新郎新婦が好きなドラマや映画、映像を使って、オープニングやエンディングムービーを作ります。新郎新婦が主人公になりきって出演するのもおもしろいでしょう。パロディを作るときは、みんなが知っているものを選ぶようにしましょう。
チャレンジムービー
新郎新婦が面白いことや難しいことにチャレンジしていくムービー。途中でゲストへ向けてチャレンジをお願いして映像が終わるというゲストへのサプライズ方法も。ゲストを巻き込んだムービーは会場も盛り上がります。
感動ものムービーアイデア
ほっこりした和やかな二次会に向いている感動ムービーアイデアをいくつかご紹介します。
ゲストへサプライズムービー
ゲストが新郎新婦にムービーを送ることが多いですが、ゲストに向けたサプライズムービーもおすすめです。ゲストとの思い出の写真といっしょにメッセージコメントを流してみるのもよいでしょう。
挙式、披露宴のダイジェストムービー
結婚式に参加できなかったゲストにも喜ばれるダイジェストムービー。披露宴と二次会が同じ日の場合、ムービーを制作する時間がないということもあります。そんなときは、披露宴のエンドロールで流した映像を使う方法や、写真を選ぶだけで簡単にムービーを作成できるアプリもあるので上手に活用しましょう。
生い立ちムービー
定番の生い立ちムービー。お二人の生い立ちといっしょに参加してくれているゲストとの出会いや関係を含めたムービーもおすすめ。生い立ちムービーは、フォーマルでもカジュアルでも、どちらの二次会でも盛り上がります。
トリセツムービー
ゲストに向けた新郎新婦の取扱説明書のムービーもおすすめです。ゲストが知らないお二人を知ることで会場も盛り上がります。サプライズとして、新婦が新郎に向けたトリセツムービーもいかがでしょうか。
二次会のムービーアイデアのまとめ
結婚式の二次会でのムービーは、会場を盛り上げるための演出の一つです。ムービーを制作するときは、長すぎないよう時間を意識しましょう。事前準備として、会場のスクリーンの大きさや、きちんと流れるかを確認しておくと当日も安心してムービーを流すことができます。お二人がイメージする二次会のコンセプトに合わせた素敵なムービーで、会場を盛り上げましょう。