@aki_kt_wd – instagram
ナチュラルウエディングと言うと、ガーデンウエディングやグリーンいっぱいの装飾をイメージする方が多いのではないでしょうか。最近は「新郎新婦もゲストも自然体で楽しめる、アットホームなパーティになるよう工夫された結婚式」の演出全般を言います。ガーデン付きの一軒家レストランを会場に選んだ卒花aki.さん(@aki_kt_wd)と旦那様。二人が目指した、ゲストにとって居心地がいいナチュラルな空間の演出とは。
aki.さんのガーデンウエディングの演出とプログラムを大公開!一軒家を丸ごとゲストと楽しむ魅力【前編】
目次
ナチュラルウエディングのお手本にしたいaki.さんの装飾アイデア
「ゲストにとって居心地がよく、結婚式のテーマが伝わるような装花や装飾を…」と考えて、頭を悩ませているプレ花嫁さんは多いのではないでしょうか。
最近結婚式の装飾テーマのアイデアとして、よく聞く「ナチュラルウエディング」。卒花aki.さんのイメージと会場の雰囲気がマッチした、透明感のある会場の装花・装飾をご紹介します。
テーマは「白・コールド・グリーン」「透明感」
aki.さんのInstagramより:会場イメージは
「白!ゴールド!グリーン!」「とうめいかん!!!!!」「アネモネ!!」「白いホワホワ!!笑」「→だけど冬っぽくならないように!」とお願いしました。
招待状でも使用したテーマフラワー“アネモネ”
aki.さんのInstagramより:アネモネには悲しい恋にまつわる神話があるけれど…凛として力強くて、だけど可愛さもあるアネモネが大好きで、絶対に使いたい!と招待状でも使用していたお花。
ちなみに、暑さには弱いお花らしく、時期的にギリギリかもしれないとの事でしたが、無事可愛い可愛いたくさんのアネモネに囲まれて幸せだった~。
装花は結構時期に左右されるようなので、絶対使いたいお花がある方は早めに相談された方が良さそうです…。
ペーパーアイテムはすべてテイストを揃えてDIY
エスコートカード&席礼
aki.さんのInstagramより:お気に入りのDIYしたエスコートカード、こんなに可愛く飾ってもらえました。
ペーパーアイテムはたくさんになると、持ち帰ってもらうのも大変なので(しかも捨てづらいけど捨てるし笑。)できるだけコンパクトに!と思ったので、席次表は作らず、エスコートカードに!メッセージカードを添えて、ゲスト自身に見つけてもらうようにしました。
aki.さんのInstagramより:ペーパーアイテムの中でも、一番最初にデザインを決めてた席札!写真では伝わらないけど、紙選びもこだわりました。少しザラザラした質感で、細かいシルバーが入ってて自然光でチラチラ光る感じが…♡
二人のロゴ「エンブレム」はアイテムの統一感を出すのに便利
aki.さん:ロゴを作る、というのはDIYする上で統一感も出るし、とてもいいなと思って参考にさせてもらいました。
aki.さんのInstagramより:作ってよかった、イニシャルスタンプ 。めちゃくちゃ多用しました 笑
ちなみに、某ショッピングサイトのハンコ屋さんでつくりました。自分で考えたデザインを入稿するだけ!1週間ほどで届きました。オーダーすると結構なお値段みたいやけど、こちら600円ほどでできました。
ガーデンの装飾
挙式用アーチはパーティ後半にはフォトブースに変身
aki.さんのInstagramより:ガーデンの装飾に関しては、最初からわりとイメージが固まっていたので、打ち合わせもサクサク進みました 。とくに!このアーチは素材感やお花の配置までこだわった一番のお気に入り!披露宴後半のガーデンに出るタイミングでフォトスペースに変身~。
キャンドルの「冬っぽくならない」技あり演出アイデア
aki.さんのInstagramより:会場には二階からガーデンに降りる階段があって、手すり部分?にも装花台があります。
私達はお花ではなく、水に浮かべるキャンドルを置いてもらいました。
お花屋さんの提案で、ゴールドのラメを浮かべたキャンドルは、太陽光でキラキラしてキャンドルなのに涼しげで…これぞとうめいかんや!!と。
aki.さんのInstagramより:とくに水に浮かべるキャンドル!ガーデンにも置いてもらったのですが、キャンドル使いたい…でも冬っぽくなるのは…とゆう矛盾(わがまま)を、みごとに解決。ぜひズームしてください~!キラキラなんです~。
広いガーデン&一軒家のハウスウエディング装飾のイメージの作り方
実は、一軒家のハウスウエディングでよく聞く悩みが、ガーデン付き一軒家の広大なスペースをどう装飾するか。どこまで装飾するか。装飾する空間が多いほど、考えて決めなければならない装飾アイデアは増え、そしてそれに伴う費用もかかります。そのあたりの現実的なお話を、aki.さんに詳しく伺いました。
装飾&装花イメージの伝え方
担当フローリストへの伝え方
aki.さん:instaをはじめ、イメージに近い写真を結婚式に関わるもの、関わらないもの問わず、たくさん用意していきました。また、私はイメージが固まっていて、先にDIYを始めていたので、招待状などDIYしたものを持って行って、自分の好きな雰囲気を伝えるようにしました。
「アイテムフェア」で実物を見ながら決定
実物を見てリアルに演出・装飾が想像できる
aki.さんのInstagramより:昨日は式場のアイテムフェアに参加してきました。私は午後の部に申し込んだので、模擬披露宴の後、式場内の各ブースに行ってお話を聞いたり、試食させてもらったりしました。
プランナーさんからも「フェア特典があるのでそこでいろいろ決めると良いですよ!」と聞いてたので、フローリストさんもカメラマンさんも、心には決めてたけどあえて打合せでは決めずにいました。結果、ケーキ、フローリストさん、カメラマンさん、プチギフトを決めて特典ゲット 笑。あと、午後挙式予定の方は、会場の陽の入り方とかも見られるので午後おススメです。
アイテムフェアとは?
結婚式当日に会場で使用するアイテムを実際に見たり、料理が試食できるフェアのこと。
会場と提携している複数のフローリストやカメラマンなどの専門スタッフからアイテムの詳細の説明を聞くことができたり、実際の作品を見ることが可能です。
その場で具体的に打ち合わせを進めることができたり、実物を見ることで効率よくウエディングアイテムの準備を進めやすくなっています。また、一度に多くのアイテムを検討することができるので、事前の打ち合わせで決定した結婚式のテーマにそって、統一感のあるコーディネートを具体的に考えられるのです。模擬披露宴では実際のパーティの様子が確認できるので、自分達の演出やゲストの立ち位置を考えるのにとても参考になります。
気になる装花・装飾の費用面での工夫は?
aki.さん:アレンジで再利用できるように考える。例えば入口の装花、式で使用したアーチは夜のガーデンでは、移動してフォトブースにしてもらいました。
後は、本当に必要な装飾か考える事。案外、式場の雰囲気だけでごちゃごちゃ装飾しない方が良かったりする気がします。笑
ハウスウエディングにぴったり!ナチュラルテイストなウエディングドレス
ゲストと触れ合うために動きやすさ重視
aki.さん:ゲストの数も上限いっぱいだったのですが、できるだけたくさんのゲストのもとへ挨拶に行きたいと思っていたのと、ガーデンでの動きやすさを考えて選びました。
個人アトリエのドレスの良さとは
他の人とは被らない自分らしいオリジナリティ
aki.さん:元々、人と被らないようにオーダーも考えていたので、個人アトリエを中心にInstagramで探し回っていたところ、ひとめぼれしました。
作り手の人柄と熱意が伝わりドレスへの深まる愛
aki.さんのInstagramより:可愛い!と思っても似合わなかったり、オススメされて着て見るもののなんとなくしっくりこなかったり、自分の思い浮かべる会場のイメージと違ったり。今思えば、会場の装飾を考える妄想の中でちゃっかり着ていたドレス笑。そうか、これが 「運命のドレス(@gooby_weddingdress.)」なのかと。
でも、やっぱり一番の決め手になったのは、作り手さんの人柄かもしれない。人柄なんて言うほど、全然知らんのやけど。なんとなく、この人のドレスが着たい!と思った、不思議な感覚。素敵ドレスをさらに素敵に着られるように(私のたくましい上半身を華奢に見せてほしいとゆう無理難題を叶えてもらうために)オーダーでアレンジを加えてもらう事に。
お色直しなしで思い切ったイメージチェンジ・アイデア
「1着でアレンジと言うとリボンを巻いたり、上から羽織ったり?が多いけど…大好きなドレス、ありのままで着たい!だけど雰囲気も変えたい…」と考えに考えたaki.さんがたどり着いた、お色直しのイメージチェンジ。
aki.さん:お色直しではもう一着ドレスを着る予定で探していたのですが、こだわりが強すぎて6件まわってもこれ!というものが見つからず…。
だったら本当に気に入ったドレスをアレンジして着よう!と思ったときに、会場のアイテムフェアで見せてもらったショルダーブーケの写真を思い出しました。
aki.さんのInstagramより:探しても探しても1着目以降、これ!とトキメク運命のドレスに出会えず。
悩んでる間に、いや、無理に2着着る必要ないやん、って。式するって決めた理由を思い返せば、ドレス姿を見に来てもらうんちゃうしって笑。それなら納得せずになんとなく着るよりも、お気に入りを最大限に活かして着たい!その時思い出したのが、初めて会場に行ったときに見たショルダーブーケ。これや!と。
ナチュラルウエディングで大切にしたい「ゲストへの感謝の気持ち」
ゲストになって参加して見たくなるほど魅力的なaki.さんのウエディング、いかがでしたでしょうか。結婚式を通じてaki.さんが一番強く感じたことが印象的でした。
aki.さん:両親はもちろん、友人、職場の人、普段は直接口にしない感謝を伝える機会になりました。また、改めてたくさんの方に支えてもらっているんだなと実感しました。
ナチュラルウエディングの成功の秘訣を聞いてみました。
aki.さん:なんでもゲスト目線で考える事!こんな式だったら楽しいな~とか、こんな気遣いがあったらうれしいな~とか…目線を変えると新しいアイデアが浮かぶ気がします。楽しそうなゲストの顔を見ていると結果的に自分たちもハッピーになれるし、一石二鳥です(^^♪
会場決定から準備期間が約8カ月あったというaki.さんの結婚式。そんなaki.さんでも
aki.さん:まだまだ時間があると思っていると本当に一瞬です笑。
とのこと。自由度が高く、いろいろなシチュエーションでのパーティが思いきり楽しめるハウスウエディングは、反面準備しなければいけないことがたくさんあります。aki.さんのアドバイス通り、ぜひ早めの準備を心がけましょう。
真似したい、お手本にしたい、見ていると元気が出る、aki.(@aki_kt_wd)さんのInstagram。ぜひ皆さんも参考にしてくださいね。