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ゲストが「最悪なガーデンウエディング」と感じる原因や要因をご紹介します。最悪のガーデンウエディングと言わせないための対策もまとめているので、ガーデンウエディングを考えているカップルは参考にしてください。
目次
ガーデンウエディングは最悪になりやすい?
外で行われるガーデンウエディング。海外風の結婚式スタイルに、憧れるカップルも少なくはありません。しかし、日本は外国と比較して、四季がはっきりとしている気候です。夏は暑いし、冬は本当に寒い。梅雨もある上、台風が上陸する可能性もあります。
天気に左右されやすい日本は、外国よりもガーデンウエディングを行うリスクが高いと言えます。通常の結婚式よりも、ガーデンウエディングが最悪になりやすい理由を、次の項目で見ていきましょう。
最悪なガーデンウエディングと感じる原因
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ゲストが「最悪なガーデンウエディング」と感じるのは下記のような場合です。
途中で雨が降り出す
ガーデンウエディングでの雨は、ゲスト・新郎新婦ともに最悪だと感じる原因になります。特に、ガーデンウエディング途中で雨が降り出して、服も濡れ、化粧も髪型も崩れると、より最悪だと感じてしまいます。
暑すぎる・寒すぎる
梅雨明けのムシムシした時期や、夏の炎天下で行われるガーデンウエディングは特にゲストから最悪の印象を持たれます。真冬は当然として秋の終わりの肌寒い時期も、ブランケットにくるまって結婚式に参加をする状態となり、最悪だと思われやすいです。
風が強すぎる
雨の日はガーデンウエディングが中止になることもありますが、風がある程度あってもそのまま実施されることが多いです。髪の毛が乱れたり、スカートがめくれたりと、風は最悪だと感じる大きな原因になります。
虫が多い
暑い真夏を避け、梅雨明けの比較的涼しい時期にガーデンウエディングを選ぶカップルが多いです。ただ、梅雨明けのじめっとした時期には虫も多いもの。虫が苦手なゲストにとっては最悪の状態となります。
料理と飲物にほこりやゴミが入る
ガーデンウエディングは外で行われるので、風でほこりやゴミが飛んでくることも普通です。お料理やドリンクにほこりやごみが入ると、最悪ですよね。
立ちっぱなしで疲れる
立食型のガーデンウエディングの場合、立ちっぱなしで疲れるゲストが続出します。高確率で年配のゲストや、ヒールの女性ゲストには最悪だと思われます。
花粉症には辛い
花粉症で1日中外で過ごすことほど辛いことはありません。薬を飲んだら頭がぼーっとして、眠くなることも。鼻を噛み過ぎると、化粧もよれよれになります。花粉症の人にとっては、ガーデンウエディングは最悪だと言えます。
酔っ払いゲストがプールに投げ合いをする
ガーデンウエディングの会場に、プールや噴水のあるところも多いです。これは一歩間違えると酔っ払いの最高の遊び場にもなります。せっかくの結婚式で、酔っ払いの悪ふざけが起きては、見ている側からしては最悪ですね。
最悪なガーデンウエディングにならないための対策
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上記で紹介した、ガーデンウエディングを最悪に感じる原因の対策方法をご紹介します。
雨の場合の対策をしっかりする
ほとんどの結婚式場は、雨対策を行っています。新郎新婦が軽い雨なら外で行いたいという意思があっても、会場のアドバイスに従って、屋内に変更をすることも考えよう。また、急な雨で屋根を張っても、地面がすでにドロドロになっていたり、横から雨が入ってくることもあります。屋内への移動は早めの判断をしましょう。
過ごしやすい時期を選ぼう
ガーデンウエディングに適した時期は場所にもよりますが、3月中旬~5月、9月下旬~11月だとされています。しかし、3月、4月、11月は肌寒い可能性があり、9月は暑く、台風が上陸する可能性も高いです。ゲストにも快適と思ってもらうためには、特に5月や10月の過ごしやすい時期で行うのがおすすめです。もし気候が不安なら、うちわやカイロの準備をしておくと、ゲストに喜ばれます。
風対策を事前にプランナーさんに確認
天気は事前に予想できても、当日の風に関しては予想が難しい部分もあります。不安な場合は、事前にプランナーさんに会場が行える、風の日対策に関して確認をしましょう。
当日はゲスト用の虫よけスプレーを忘れずに
当日ゲストが使えるように、新郎新婦で虫よけスプレーを購入しましょう。受付や、ガーデンウエディング会場においてあげることで、ゲストも使いやすく、虫対策もしっかりと行えます。
お食事中のゲスト参加型演出は避けて
食べている途中のお皿を置いておくと、ほこりなどがお料理につく可能性を高めます。ゲストに席を立ってもらう演出は、お料理の時間を避けて行うことをおすすめします。
ゲスト着席用の椅子の準備は多めに
もし立食パーティーを行う際は、会場の隅にゲストが着席できる椅子を多めに設置してあげましょう。ただし、立っているゲストや座っているゲストがバラバラに存在をすると、結婚式のメリハリが薄れます。できれば、着席テーブルスタイルを選ぶ方が、ゲストにも喜ばれて、演出もメリハリをつけて行えます。
花粉症の時期は避けて
春と秋の花粉の時期を避けたほうが、花粉症の人には喜ばれます。特に新郎新婦が花粉症の場合は気を付けて。
プールへの落下防止にはスタッフの協力が一番
プールへの落下防止に限りませんが、酔っ払いの行動抑止には結婚式場スタッフの協力が必須です。気になる人がいれば、隙を見てスタッフに伝え、対応をしてもらいましょう。
ゲストも満足するガーデンウエディングのアイデア集
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「最悪のガーデンウエディング」と思われたくないけど、どうしてもガーデンウエディングをやりたい。そんなカップルにおすすめのアイデアをいくつかご紹介します。
挙式のみをガーデンで行う
挙式のみをガーデンで行い、披露宴を屋内で行うスタイルなら、万が一の時も対策がとりやすいです。過ごしやすい室内でゲストがお食事を楽しめるので、結婚式を存分に楽しめます。
ケーキカットをガーデンで行う
ケーキカットでゲストが席を立つのは、5分~10分程度。これくらいの時間なら、少し暑かったり、寒かったりしても気軽にガーデンに出られます。
デザートビュッフェのみをガーデンで行う
ゲストの年齢層が若ければ、デザートビュッフェの演出をガーデンで行うのも良いでしょう。ただし、ご年配の方や目上の方は中々外まで取りに行きにくいので、そういう方への配慮は必要になってきます。
集合写真だけをガーデンで行う
集合写真は外で撮影をしたほうが、綺麗な写真に仕上がります。ガーデンのある結婚式場なら、みんなで外で撮影をするのがおすすめです。
最悪よりも最高なガーデンウエディングにしよう
ゲストが最悪だと感じる、ガーデンウエディングに関してご紹介してきましたが、どれも対策のとれるものばかりです。新郎新婦が事前に会場としっかり打ち合わせをして、しっかりと対策を行えば、ゲストも満足できる結婚式にできます。ガーデンウエディングに不安を感じるなら、この記事で紹介したアイデアを取り入れてみましょう。新郎新婦の想いも叶う、ゲストも「最高!」と言えるガーデンウエディングにしてください。