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結婚式で定番となっているアイテム、イニシャルオブジェ。お二人のイニシャルをモチーフにした木のオブジェに、オリジナルの飾りつけをして会場内に飾ったり、前撮り撮影のアイテムとして活用するのがとても人気になっています。そんなイニシャルオブジェを製作費1000円以内で作ってみました。ぜひ作り方の参考にしてみてください。
イニシャルオブジェの作り方
準備するアイテム
・イニシャルモチーフ
・リボン
・お花
・パール
・瞬間接着剤
・はさみ
・やすり
イニシャルモチーフは300円ショップで2つで300円、1つ150円でした。モチーフを飾る装飾品はすべて100円ショップで購入しました。瞬間接着剤はグルーガンで代用できます。
イニシャルモチーフをやすりで整える
<やすり前>→<やすり後>
「木」でできている物だと、木のささくれがある場合が多いので、ケガをしないよう、全体を滑らかにします。小さい穴の部分や細かい部分は棒状の「爪やすり」を使用するときれいに磨けます。「爪やすり」は100円ショップで購入できるので、細かい作業が苦手な方は購入しておいてもよいでしょう。
イニシャルに装飾する
今回は新郎・新婦の「服装」をイメージして、それぞれのイニシャルに装飾します。新郎オブジェはリボンで「ネクタイ」とパールで「ボタン」をイメージ、新婦イニシャルはレースとパールで「ウエディングドレス」をイメージします。
接着剤をつける前に、オブジェに飾りをのせて完成をイメージしながら配置を決めておきましょう。
新婦オブジェの「リボン」は、小さいリボンと大きいリボンを重ね合わせて、ボリュームを出します。2つのリボンを分解してリボンを重ね、分解したリボンの中央を上にかぶせます。パールは転がりやすいので、「オブジェ」に接着剤を付けてから乗せるように付けると上手にできます。
「&」オブジェには、「ブーケ」をイメージして、「パール」と「白いバラ」を装飾します。バラの周りにバランスよくパールを付けて華やかにします。イニシャルオブジェの中央に置く「&」はバランスをとる役目。単独で目立ちすぎないシンプルな装飾を心がけましょう。
イニシャルオブジェ完成
イニシャルに100円ショップでそろえた装飾を少しつけるだけで、ウエディングに使えるモチーフに早変わり。作成時間も1時間かかりませんでした。今回、購入した「木」のイニシャルをそのまま使用しましたが、「木」に色を塗ってから装飾してもよいでしょう。
イニシャルオブジェのアイデア
イニシャルオブジェを手作りするのはとても簡単ですが、出来上がりをおしゃれにることはとても難しいと思います。成功のかぎは、まずはじめにどんなイニシャルオブジェにするかイメージをかためることです。そこで手作りできそうな、簡単なアイデアを集めました。
新郎新婦をイメージ
手作りアイテムのデザインも新郎新婦でしたが、一番わかりやすく、チャレンジしやすいアイデアです。新郎を表現する装飾で代表的なものは、シルクハットとネクタイ。花嫁はベールとブーケが多いようです。
木の素材をそのまま活かしたアットホームなイニシャルオブジェ。となりにぬいぐるみを置いてもなじむデザインです。
フラワーモチーフのイニシャルオブジェ
シンプルでナチュラルなウエディングにもぴったり。お気に入りの造花を選んでつけるだけなので簡単。3つ並べた時のお花のバランスを考えて作りましょう。
好きな花と花びらでオブジェ全体に貼り付けます。選ぶ花によって印象が変わりそうです。シーズンにあったお花を選べばゲストが季節感を感じられる結婚式になりそう。
シンプルに色を塗るだけ
シンプルに色を塗るだけでもさまになるのがイニシャルオブジェ。単独で飾っても、周辺にウエディングアイテムを飾ってもバランスがとれるのでおすすめです。カラーを上手に塗るには、はじめにホワイトを塗ってからカラーをのせるとよいそうです。色は重ね塗りが基本。3~4度塗りするときれいになります。
シックな色を塗れば大人ウエディングにぴったりな雰囲気に。側面をゴールドに塗ることで、豪華な印象になります。周りに飾るアイテムもゴールドで揃えると統一感がでます。
手作りイニシャルオブジェのまとめ
簡単に作れるので、花嫁DIY初心者にもおすすめしたい手作りイニシャルオブジェ。簡単だからこそ、やすりで丸みを作ったり、何度も色を塗ったり、丁寧なのりづけなどが大事になってきます。せっかく手作りしても、手作り感がでてしまっては残念。心をこめて丁寧に作りましょう。上手に作るコツは、作業する前のイメージ。出来上がりのイメージをかためてから、作業に取り掛かると上手に作れます。ぜひチャレンジしてみてください。