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「二人だけの結婚式」「少人数の結婚式」「大人数の結婚式」の3つのスタイルそれぞれの魅力をご紹介します。各結婚式スタイルにそれぞれの魅力とメリットがあるので、自分たちのイメージに合ったものを選びましょう。
目次
二人だけの結婚式の魅力
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ゲストを誰も招待せず、二人だけで行う結婚式の特徴、メリット、費用などをご紹介します。
二人だけで行う結婚式の特徴
二人だけで行う結婚式は挙式のみだったり、写真だけを撮るフォトウエディングだったりします。「派手な結婚式はしたくないけど、ナシ婚も嫌」というカップルにぴったりのスタイルだと言えます。二人だけの結婚式を選ぶカップルの多くは、新婚旅行もかねた国内リゾートや海外リゾートで結婚式を行う場合も多いようです。
二人だけの結婚式のメリット
- 結婚式の日程が決めやすい
- 短期間で行うこともできる
- 準備がほとんどない
- 低費用で行える
- シンプルに結婚式を行える
- 当日写真撮影にあてられる時間が長い
- 結婚式の準備で喧嘩をすることがない
二人だけの結婚式は低費用、短期間、自由に決められるというメリットが大きいです。
二人だけの結婚式はこんなカップル向き
- 結婚式をしたくないけど、親や将来子供に見せる写真は残したい
- 新婚旅行と一緒に挙式のみを行いたい
- 費用を抑えて結婚式をしたい
- 再婚で結婚式を行うのは気が引ける
- 準備なしの短期間で結婚式を行いたい
2人だけの結婚式は、シンプルで気軽に結婚式を行いたいカップルに、ぴったりだと言えます。
二人だけの結婚式にかかる費用
一般的な結婚式が350万円程度かかるのと比較して、二人だけでの結婚式は10分の1程度の金額で行えます。
二人だけで行う国内リゾート婚の場合の費用
フォトウエディングなら10万円以下で行うことも可能です。挙式のみの場合なら10万円~20万円程度で二人だけの結婚式が行えます。ドレスや写真撮影のグレードアップを行う場合も多く、その場合は30万円程度を想定しておくと良いでしょう。
二人だけで行う海外リゾート婚の場合の費用
ハワイを例に費用をご紹介します。フォトウエディングなら10万円程度で行うことが可能です。挙式のみの場合は、選ぶプランによって大きく金額が異なりますが、20万円~50万円で行うことができます。旅費と結婚式費用を合わせて、80万円~で行うことも可能です。
少人数の結婚式の魅力
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家族やごく一部の大切な人だけを招待して行う少人数結婚式の特徴、メリット、費用などをご紹介します。
少人数の結婚式の特徴
ゲスト30名以下で行われる結婚式が、少人数結婚式の分類に入ります。少人数の結婚式のゲストは、家族や親族のみが中心、もしくはそこにごく一部の大切な人のみが招待されます。結婚式のスタイルは、挙式のみ、お食事会のみ、挙式+お食事会で行われることが多いですが、中には披露宴を行う場合もあります。また、家族との少人数結婚式とは別で、友人のみの披露宴パーティーを行うカップルもいます。
少人数の結婚式のメリット
- 大切なゲストに最大限のおもてなしができる
- ゲストとの会話を楽しむことができる
- アットホームな結婚式にできる
- 準備が楽
- 一人一人と新郎新婦でお写真が撮れる
- 演出よりもお料理に費用をかけられる
少人数の結婚式はゲストを最大限におもてなしできる点に大きなメリットがあります。
少人数の結婚式はこんなカップル向き
- 大切な人との時間を大切にしたい
- お世話になった人に最大限のおもてなしがしたい
- 両親に気を使わせず、結婚式を楽しんでもらいたい
- 費用を抑えた結婚式にしたい
- 人前で目立ちたくない
- 家族と友人を分けて結婚式を行いたい
少人数の結婚式は、特にお世話になった人に感謝を伝えたいというカップルにぴったりです。
少人数の結婚式にかかる費用
結婚式では親族のご祝儀平均が高いので、親族のみで行う少人数結婚式の場合は、自己負担ゼロもしくは黒字で行える場合もあります。
ゲスト10人の少人数結婚式の場合の費用
こだわりがなく、挙式のみを行う場合は10万円以下で行える会場もあります。衣装やお食事にこだわった会場を選ぶなら、50万円~100万円程度かかると考えましょう。少人数婚なら結婚式場の安い平日を選ぶカップルも多く、様々な割引プランを利用することができる場合も多いです。
ゲスト30人の少人数結婚式の場合の費用
ゲストが30人の場合は、演出を取り入れるカップルもいます。シンプルな結婚式にすれば100万円以下で結婚式を行うことも可能ですが、基本的には150万~200万円程度と考えると良いでしょう。
大人数の結婚式の魅力
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親族や友人、会社関係の方もみんな招待をして行う大人数結婚式の特徴、メリット、費用などをご紹介します。
大人数の結婚式の特徴
親族から友人や会社関係の方など、お世話になった全ての人を招待して行う大人数結婚式。100人近くのゲストを招待するので、結婚式にかかる費用も高く、盛大なパーティーになります。披露宴スタイルの結婚式を選ぶカップルが多いですが、最近では大人数の結婚式でも1.5次会スタイルを選ぶカップルもいます。
大人数の結婚式のメリット
- 呼びたい人を全て招待できる
- 親孝行になる
- お色直しを行ったり好きな演出を取り入れられる
- もらえるご祝儀の数が増える
大人数の結婚式は、一度に周りの全員に結婚の披露ができ、やりたい演出もできるというメリットが大きいです。
大人数の結婚式はこんなカップル向き
- お世話になった人たちに結婚のお披露目がしたい
- 人生でお世話になった方々を両親にも紹介したい
- やりたい演出が沢山ある
- 準備が大変でも苦に思わない
- 費用の負担が生じても問題ない
大人数での結婚式は、結婚式への憧れが高く、やりたいこと内容が沢山あるカップル向きだと言えます。
大人数の結婚式にかかる費用
結婚式にかかる費用の平均金額は354.9万円です。しかし、この金額には少人数婚の費用から大人数婚までの費用が含まれた金額の平均となります。大人数の結婚式の場合は、400万円以上かかると考えて良いでしょう。大人数の結婚式の場合は、ゲスト一人一人と新郎新婦が話せる時間が少ないので、お料理や演出などに費用をかけて、ゲストをおもてなししてあげることが大切です。
データ参照:リクルート ブライダル総研 結婚トレンド調査2019
「二人だけ・少人数・大人数」自分たちに合った結婚式を選んで
「二人だけの結婚式」「少人数の結婚式」「大人数の結婚式」とそれぞれに魅力があります。結婚式のスタイルは十人十色。結婚式場を決める際に一番初めに行うことは、カップルでイメージを共有すること。どんな結婚式にしたいかを話し合ってから、結婚式のスタイルを決めることが大切です。シンプルに行いたいなら「二人だけの結婚式」。家族に感謝を伝える、アットホームな結婚式にしたいなら「少人数の結婚式」。お世話になった人達全員で盛大にパーティーを行いたいなら「大人数の結婚式」がおすすめです。二人で話し合って、自分たちの希望するスタイルを選びましょう。
少人数や大人数の結婚式なら、1.5次会という選択肢もあります。披露宴と二次会の中間のようなパーティースタイルで、自分たちらしい結婚式を行えますよ。気になったら一度相談を。