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結婚式の準備で頭を悩ませることの一つが、招待する友達の人数です。少人数の式なら問題無いのですが、新郎のゲストと大きな偏りが出てしまった!という時は大変ですよね。
「友達が少ない」「結婚式に呼べるような友達がいない」という問題を、どうやって解決していけばいいのでしょうか。結婚式に友達は何人呼ぶべきか、もしあまり呼べなかった時はどうするのかなど、さまざまな疑問にお答えしていきます!
目次
結婚式に友達は何人呼ぶ?
結婚式に呼ぶ友人の数は、全国平均で26.2人というデータがあります。ということは、単純計算で新郎側と新婦側、それぞれ平均13人の友人を呼んでいるということになりますね。
ですが、すべての人がこの人数に達するというわけではありません。だからといって深く気にすることではないのですが、あまりに少ないと「私って友達少ないんだな……」と落ち込んでしまう気持ちが湧いてくるのも仕方がないことでしょう。
では、結婚式に呼ぶ友達が少ないとどのような弊害があるのでしょうか。
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
結婚式に呼ぶ友達が少ないときの悩み
結婚式に呼ぶ友達が少ないとどんな悩みが出てくるのか、ご紹介していきます。
相手側のゲストとの人数差が辛い
相手側は何人もの友達が出席しているのに、こちらはその半分もいないというパターンだと、人数差が強く意識されて落ち込んでしまいます。だからといってゲストを削ってほしいとお願いするのも難しく、苦しくなってしまいます。
見映えが悪いから挙げたくないと思ってしまう
招待客リストを作る段階からすでに憂鬱になってしまうという人も。そのうちに結婚式そのもの自体嫌になり、なにもやりたくないと考え始めてしまうようです。
今までの自分の人生を振り返って苦しくなる
結婚式に呼べる友達がいないという現実に直面し、自分の人生に思いを馳せて悲しくなってしまうというパターンもあります。結婚式の悩みのはずだったのに、いつの間にか生きることの苦しみにまで発展してしまっていて非常に気の毒です。
親戚からどう思われているかが怖い
こんなに少ない友達しか呼べないなんて!などと思われていないかと心配になります。自分側の親戚ならまだいいですが、相手側の親戚がどう考えているかが恐ろしいですよね。
友達はいるけど結婚式には呼べないというパターンも
結婚式に呼ぶ友達が少ないというのは、なにも友達が少ないからという理由だけではありません。その一部をご紹介していきます。
結婚式に呼ぶほどの仲ではない
広く浅い付き合い方をしてきたため、友達はむしろ多い方なのに結婚式には呼べないというトラブルも起こるようです。インターネットやSNSに友達が多い方の場合はなおさらではないでしょうか。
多すぎて逆に困ってしまう
あの子を呼んだらこの子にも声をかけないと、でもそうするとそっちの子が……!というお悩みを抱える方も。交友関係が広いが故の問題です。
呼びたい友達に小さい子どもが……
呼びたいと思っていた友達が何人も育児中だと、なかなか声をかけづらいですよね。無理はしてほしくないと思うと、招待するのをためらってしまいます。
軒並み遠方に住んでいる
就職や転勤で地元を離れたという方に多いのですが、せっかく結婚式に呼びたい友達がいても全員が住んでいる場所が式場と離れていて呼べない、というケースもあるようです。
反対に、友達がみんな地元を出て遠くへ行ってしまった、という時も同じ問題が起こります。
結婚式に呼べる友達が少ない時はこんな式にしてみては?
なにも大々的にお祝いをするだけが結婚式ではありません。ゲストの数が少ないと感じた時は、その人数に見合うスタイルの式にすればいいのです。いくつかのアイデアをご紹介していきましょう!
親族中心で
新郎が何人、新婦が何人……。と指折り数えるほど呼ぶ友達の人数に悩むくらいなら、いっそ親族しか呼ばないという手も。にぎやかさには欠けるかもしれませんが、アットホームでゆったりとした雰囲気の結婚式にすることができますよ。
海外リゾート婚
新婚旅行を兼ねて、海外リゾート地での挙式も検討してみては?二人きり、もしくはお互いの両親だけ呼び、開放的な気分でお祝いするのも素敵ですよね。
フォトウエディングにしてみても
挙式や披露宴は行わず、写真だけ撮るというカップルもいらっしゃいます。華やかなイベントが苦手という方にもおすすめです。
レストランでライトに
結婚式と食事会のあわいのような式にしてみてもいいのではないでしょうか。美味しい料理とゆるやかな空気感で、心地いい雰囲気の式になること間違いなしです。
船上ウエディングで!
クルージングを楽しみながら挙げる式も、華やかさがあっていいですね。何人ものゲストがいる結婚式では味わえない、特別な時間を過ごせそうです。
結婚式にどうしても友達を呼ばないといけない時は代行サービスも
何がなんでも結婚式に友達を呼ばなきゃいけない!という窮地に立たされた時、最終手段として友達代行サービスの利用という手もあります。では、代行の方々は一体どんなことをしてくれるのでしょうか?
まずは事前打ち合わせ
名前や学校、依頼者とどうやって出会ったのか、どの程度仲が良いのかなど、始めに人物設定の打ち合わせをします。また、基本的な質問の受け答え例などの共有も行うようです。
例:「〇〇ちゃんとはどこで友達になったの?」
依頼者との接触
式の途中、不自然ではない程度に依頼者と会話をしたり、写真を撮ったりしてくれます。あまり出しゃばらず、かと言って遠ざかりもせず、絶妙な距離感を保ってくれるようです。
ゲスト間の立ち回り
あまり黙りこくっていては不審に思われてしまうので、うまく調子を合わせながら同じテーブルのゲストと会話もしてくれるとのこと。また、新郎新婦の両親へお酒を注ぎに行ったりもしてくれるようです。
結婚式に呼べる友達が何人でもいいじゃない!と割り切る気持ちも大事
結婚式に呼べる友達が少ないからといって、それで人間の価値が決まるわけではありません。たとえ少ししかいなかったとしても、結婚するような年齢になってもなお付き合いが途切れない友達がいる、という事実だけでじゅうぶん素敵ですよ!
何人もの友達に囲まれて挙げる式は確かに華やかに感じられますが、そういった式と比較して気に病むことはありません。大切なのは人数ではなく、あなたとどれだけの関係を築いた相手なのか、という点に尽きるのですから。
心の底から祝ってほしい友達を結婚式に呼ぼう
友達をあと何人呼ばなきゃ!と躍起になって無理に呼ぶと、人数合わせだということが相手にも確実にバレます。相手もいい気分はしないですし、何より失礼な行為ですよね。
結婚式に友達が少ない・友達は何人ぐらい必要と気にすることはありません。心の底から祝ってほしい、感謝の気持ちを伝えたいと思う大切な友達だけを呼ぶようにしましょう。