結婚式場の選び方で後悔しない!式場の選び方の5つのポイント!

プランナーと打ち合わせ© iStock.com/courtneyk

結婚式の準備で一番最初の難関が、式場探しです。

「なんとなく気に入ったところが見つかれば……」とお考えの方もいらっしゃるかもしれませんが、大まかなイメージがまったく無い状態で会場探しをスタートすると、かなり苦労してしまうかもしれませんよ。

結婚式場の選び方のポイントを押さえておけば、お二人にとってピッタリな会場をスムーズに見つけることができますよ。

どのような点に気をつけて探すべきか、詳しくご紹介していきましょう!

結婚式場選びを始める前にすること

事前準備を怠らなければ、結婚式場選びがお二人にとって負担になってしまうことを、ある程度防ぐことができます。

では、どのような準備を進めればよろしいのでしょうか。詳しくご紹介していきます。

1、挙式のスタイルを選ぶ

教会式、神前式、人前式など、挙式のスタイルはさまざま。取り入れる形式によって、自ずと会場の方向性も定まります。

ガチガチに決めるとまでは行かなくても、チャペルで挙げたいか、神社で挙げたいかぐらいにはイメージをはっきりさせることが最低限必要です。

まずはどのようにしてゲストにお祝いをしてもらいたいか、どんなスタイルで誓いを建てるのが理想なのかを定めましょう。

2、予算範囲を決める

人生の門出を祝う式が、今後の生活を曇らせることに繋がってしまうのは御免被りたいですよね。

ご祝儀で費用がいくらか浮くとしても、無理のない範囲で予算を立てることが大切です。

「これ以上はムリ!」という上限を設けることで、費用がかさみそうになっても踏みとどますことができますよ。

3、ゲストの大まかな人数を割り出す

挙式スタイルと予算が決まったら、ゲストの人数を割り出します。

あまり多すぎると費用が膨れ上がってしまいますので、この段階では絶対に呼びたいゲストは何人いるのか確認する程度にとどめておきましょう。

4、会場のジャンルを決める

最後に、会場のジャンルを決めます。

フォーマルな雰囲気で挙げたいならホテル、堅実な式にしたいなら専用式場、開放的な雰囲気にしたいならガーデンウエディングに対応している式場など、新郎新婦によって選択肢は無限大です。

裏を返せば、それだけ膨大な数の候補があるということ。「どんな結婚式にしたいか」で会場のジャンルは自ずと定まりますので、お二人の考えをきっちりとすり合わせておく必要がありますよ。

5、希望の日にちをいくつか決める

日柄は特に気にしないという場合でも、大まかな月は決めておきましょう。

日によっては予約がいっぱいというケースも考えられますので、念のためいくつか候補を出しておくと、不測の事態にも対応することができますよ。


事前準備が終わったら、いよいよ会場見学です。次からは、結婚式場の選び方のポイントをご紹介していきますよ。

結婚式場の選び方①:料理の質

結婚式の料理© iStock.com/undefined

ゲストの満足度に一番強く結びつくのが、料理のクオリティです。式の演出がどれだけ凝っていようと、料理の質が低ければゲストはガッカリしてしまうことでしょう。

最近では、「結婚式=ゲストへの感謝を伝える儀式」という考えが高まっています。

ゲストへのおもてなしを伝えるのに最も適しているのが料理ですので、手を抜かずに選ぶようにしましょう。

結婚式場の選び方②:アクセスの良さ

ゲストはもちろん、新郎新婦にとっても負担にならない立地の会場を選びましょう。

最寄駅からタクシーを使わないとたどり着けないような場所や、徒歩圏内でもアップダウンが激しい道を通らなければならない会場は、極力避けるべきです。

ロケーションはもちろん重要ですが、式が始まる前に疲れ果ててしまっては元も子もありませんので、交通の便の良い会場を選ぶようにしましょう。

結婚式場の選び方③:会場の充実度

写真だけでは分からない雰囲気や、設備の充実度合いも会場決定の重要なポイントです。

よく見ると会場のセットがあまり綺麗ではないこともありますし、子連れや妊婦の友人を招待しようと考えていても、会場の設備がそういった条件に対応していないケースも考えられます。

式の時間のほぼすべてを過ごす場所ですので、判断は慎重になるに越したことはありませんよ。

結婚式場の選び方④:希望する日取りに式を挙げられるか

結婚式の日© iStock.com/matt_benoit

せっかく理想的な会場を見つけても、希望する日取りが予約いっぱいなこともあります。

「ここだ!」と決断した後に予約が取れないことが判明してはあまりに悲しすぎますので、早めの段階で確認しておくのがいいでしょう。

結婚式場の選び方⑤:スタッフの印象

雰囲気や立地が良くても、スタッフの印象があまり良くない式場で結婚式を挙げるのはかなり不安ですよね。

「たまたまタイミングが悪かったのかも……」と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、式場見学というわずかな時間で悪印象を与えるということの意味を考えるようにしましょう。

何となく嫌だな、という直感は案外当たることも多いので、自分の勘は蔑ろにしないのが吉ですよ。

先輩花嫁に聞いてみた!結婚式場を選ぶときに重視したポイント

「ゼクシィトレンド調査2019」によると、結婚式場を決定する際に重視したポイントとして、以下の項目が上位に挙げられています。

披露宴・披露パーティ会場を訪問・決定する際の重視点
1位 料理
2位 交通の便が良いこと
3位 披露宴・披露パーティ会場の雰囲気がいいこと
4位 希望する日取りに行えること
5位 希望する場所、地域にあること
6位 価格が手ごろであること
7位 チャペル・神殿等の挙式会場の雰囲気が良いこと
8位 会場の従業員の接客態度が良いこと
9位 婚礼担当者の接客が良いこと
10位 ロビーや外観などの雰囲気が良いこと

この結果を大まかに分類すると、結婚式場を選ぶ際に必要な見極めポイントは、

  1. 料理
  2. 立地
  3. 会場の雰囲気
  4. 日取り
  5. スタッフの印象
  6. 価格

の6点ということになります。

このうち、価格については事前に予算範囲を固めることもできますが、その他の点については現地に足を運んだり、会場に問い合わせたりと、実際に行動を起こさなければ分からないことばかりですよね。

結婚式場を効率よく選ぶために必要なのは、

  • 事前準備
  • 会場見学での見極め

ということを頭に入れておきましょう。

また、同じく「ゼクシィトレンド調査2019」によると、会場見学の訪問件数の平均は2.0件という結果が出ています。

1件目で決めたという回答が43.9%と最も多いですが、中には10件目以上と答えたカップルも……。

何件目で決まるかということは、それこそ実際に行動してみるまで分かりません。

ですが、「式場選びには手間がかかるものだ」と最初に思っておけば心労もさほど酷くなりませんし、効率のいい選び方ができれば1件目で終わることだってあるのです。

一生に一度の結婚式、どうせなら楽しく準備したいですよね。自分自身とパートナーが明るい気持ちで式場選びができるよう、メンタル面のケアにも気遣いながら準備を進めましょう!

データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019

選び方のポイントを押さえれば、結婚式場探しは難しくない!

幸せな結婚式© iStock.com/kkshepel

「なんとなく良さげな式場があったらいいな」というような漠然とした気持ちで臨むと、式場選びは困難を極めるかもしれません。

なので、まずは理想をある程度固め、パートナーとの意見のすり合わせを十分に済ませてから結婚式場を探すのが大切です。

結婚式場の選び方のポイントをしっかり押さえ、お二人の希望にぴったりと寄り添える会場に巡り合えるよう頑張ってくださいね!

関連するキーワード