© iStock.com/soje
結婚式の準備の中でも、特に結婚式場選びに悩むという声も多く聞きます。
できれば理想をすべて叶えられる式場にしたいと思う反面、なかなか思うような式場に巡り合えないというジレンマもありますよね。
もし結婚式場をどこにするか悩んでしまったら、どのように解決すべきなのでしょうか。
目次
結婚式場選びの決め手は?
結婚式場を選ぶ際、どのようなポイントが決め手になるのでしょうか。
「ゼクシィトレンド調査2019」によると、「披露宴・披露パーティ会場を訪問・決定する際の重視点」は下表の通りです。
披露宴・披露パーティ会場を訪問・決定する際の重視点 | |
1位 | 料理 |
2位 | 交通の便が良いこと |
3位 | 披露宴・披露パーティ会場の雰囲気がいいこと |
4位 | 希望する日取りに行えること |
5位 | 希望する場所、地域にあること |
6位 | 価格が手ごろであること |
7位 | チャペル・神殿等の挙式会場の雰囲気が良いこと |
8位 | 会場の従業員の接客態度が良いこと |
9位 | 婚礼担当者の接客が良いこと |
10位 | ロビーや外観などの雰囲気が良いこと |
ゲストに関わる料理や交通の便もさることながら、新郎新婦自身の希望を叶えられるか否かも重要な点になっていることがわかりますね。
とは言え、結婚式場選びでの悩みどころはカップルによってさまざま。どのような点がネックとなって悩んでしまうのか、例をご紹介していきます。
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
結婚式場選びで悩むこと:プランナーに不安を感じる
結婚式の当日まで二人三脚で準備を進めて行くパートナー、それがプランナーです。が、契約を正式に結ぶ前から言動や接客態度に不安を覚えてしまうことも。
意思の疎通が取りにくかったり、どことなく雑な雰囲気が伝わってきたり……。中には、杞憂かと思って見ないふりをした結果、契約後に状況がさらに悪化してしまうケースもあるそう。
なんとなく信用できないと感じたら、一旦立ち止まって考え直すのが得策でしょう。
結婚式場選びで悩むこと:内装がイマイチ
他の要素がどれだけ良くても、結婚式の時間のほとんどを過ごすことになる空間の内装がイマイチだと、決め手に欠けてしまいますよね。
単純に趣味が合わないことはもちろん、施設が古くて内装にもところどころ綻びが見えるというパターンも考えられます。
結婚式場選びで悩むこと:料理があまり美味しくない
ゲストの満足度に大きく関わるのは、やはり料理でしょうか。自分たちをお祝いしに来てくれたゲストに微妙な料理を提供したくはないと思うのは、当然の心理ですよね。
そのため、試食の際に料理があまり美味しくないと感じてしまう式場だと、本当にここでいいのかと頭を悩ませてしまうようです。
結婚式場選びで悩むこと:希望の日程が押さえられない
理想をすべて満たした式場でも、希望の日程に結婚式を挙げられないとなると、どうすればいいのか分からなくなってしまいそうです。
こだわりが強くなければ日にちをずらせばいい話ですが、希望の日取りへの思い入れが強ければ強いほど、迷いは大きくなってしまうのではないでしょうか。
結婚式場選びで悩むこと:ドレスの種類が少ない
ありすぎても困ってしまいそうですが、種類があまりに少ないと、自分に合ったデザインやサイズ感のドレスがあるか不安になってしまいます。
持ち込みOKの式場なら対処のしようがありますが、ドレスが持ち込めなかったり、持ち込み料がかかってしまうケースだと、この式場でいいのかと悩んでしまいそうです。
結婚式場選びで悩むこと:予算がオーバーしてしまう
少し足が出るくらいならどうにかやり繰りできそうですが、大幅に予算オーバーしてしまいそうな場合、諦めるべきか悩んでしまうそう。
無理せず無難な費用の式場で挙げようと思う気持ちと、一生に一度の結婚式だから諦めがつかないという気持ちの間で、心が揺れてしまうという方も多いのではないでしょうか。
結婚式場選びで悩むこと:良い式場がないorどの式場も良く見えてしまう
あれこれと候補を出してはいるものの、なかなか良いと思える式場に巡り合えないというパターンもあることでしょう。
反対に、比較検討するうちにどの式場も良さそうに思えてしまい、結局絞り込めずに頭を抱えてしまうという方も。
希望に合う式場が見つからないのも大変ですが、良い式場がありすぎるのも困りものですよね。
結婚式場選びで悩んでしまったら?
式場選びには悩みが付きもの。ですが、少しの工夫を凝らすことで、式場の決定がスムーズになるかもしれませんよ。詳しくご紹介していきましょう。
特典に惑わされない
「〇月〇日までの特典があります!」という宣伝文句に心惹かれてしまうこともあるでしょう。
ですが、特典を優先したばかりに思い描いた結婚式ができないとなったら元も子もありません。
特典はあくまでもオマケで、本質はご自分たちにとって理想的な結婚式ができるかどうかが重要だということを忘れないようにしましょう。
ゲスト目線に立って選んでみる
どうしても悩んでしまうなら、ゲストにとってより良い式場はどれかという視点で考えてみるのもアリ。
絞り込んだ後の最終決定の際などに、この判断基準を使ってみてもよさそうです。
口コミなどユーザーの声を調べてみる
式場サイトの口コミやSNSの投稿など、実際にその式場を利用したことのある人の意見を探してみるのもいいですね。
より「生」に近い意見を知れるので、調べておいて損はありませんよ。
結婚式で重要視するポイントを改めて洗い出す
試行錯誤を繰り返すうち、スタート地点を見失ってしまうのはままあることです。
一度冷静になり、初心に立ち返って「自分たちはどんな結婚式にしたいと思っているのか」という軸で、重要視するポイントを改めて洗い出してみましょう。
結婚式場選びで悩まないために
ぶっつけ本番で挑むのではなく、気に入った会場をピックアップしたら、ある程度絞り込みをかけてから式場探しに移りましょう。
候補を絞り込むことで、一回一回のブライダルフェアを密度の濃い時間にすることができますし、何件も回る手間を省くことも可能ですよ。
なお、もしも「どこから手をつければいいのか分からない!」というお悩みがあるようでしたら、結婚式の相談カウンターを利用してみてはいかがでしょうか。
式場そのものの紹介だけでなく、ドレスや演出のトレンドや、喜ばれやすい引き出物など、結婚式にまつわる情報を多角的に紹介してもらえます。
相談カウンターは基本的に無料ですので、利用しない手はありませんよ。
結婚式場選びは悩むものと考えておこう!
苦労せずサクッと式場が決まると思いながら作業に取り掛かると、うまく行かなかった時に焦りが出てしまいます。
ですが、「結婚式場選びは悩むものだ」と前もって考えておくことで、いくらか気持ちにゆとりが出てきますよ。
スケジュールに余裕をもって取り組み、早く決まれば運が良かったぐらいの心構えでいれば、かなり気が楽になりますよ。