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結婚式の準備は大変だと相場が決まっていますが、具体的にどのような作業に苦労してしまうのでしょうか。
大変なポイントを前もって知っておけば、備えることも難しくはありません。
結婚式準備で大変に感じるのはどのような点なのかをご紹介していきますので、少しでも準備の負担が軽くなるよう、ご活用してみてくださいね。
目次
結婚式の準備にはどれくらい時間がかかる?
結婚式準備のスタート地点を「式場探し」として考えると、準備には平均で9.5ヵ月ほどの時間がかかるそうです。
1年近くもの準備期間があるのでそこまで大変ではなさそうにも思えますが、特に残りの2~3ヵ月は一気にやることが増えるので、慌ただしいスケジュールになることも多いのだとか。
準備の予定がタイトになればそれだけ大変な思いをすることになりますし、そもそもスケジュールの進行が難航することも珍しくはありませんよ。
ですが、あらかじめ何が大変なのかを知っておくことで、少しでも負担を軽くするための工夫ができるかもしれません。
次からは、結婚式の準備で大変なことの例をご紹介していきます。
データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019
結婚式の準備で大変なこと:スケジュール組み
いつ・どんなことから準備を始めていいか、始めたはいいがどういう配分で作業を進めればいいのかが、皆目見当もつかないという状況になってしまうことも。
結婚式に慣れ切っているという方はかなり少数派なため、初めて直面するイベント事にどう太刀打ちすればいいのかが分からなくなってしまっても、それは仕方のないことではないでしょうか。
結婚式の準備で大変なこと:式場選び
たくさんの式場を回っているうちにどこを選べばいいのか分からなくなったり、逆に希望の条件通りの式場に巡り合えなかったりと、式場選びに難航してしまうケースは少なくありません。
どうしても悩んでしまうようなら、お二人だけで抱え込まずに結婚式の相談カウンターを相談してみるのもおすすめですよ。
式場の紹介だけでなく、結婚式にまつわるさまざまな情報を無料で提供してもらえるという大きなメリットがあります。
結婚式の準備で大変なこと:両家とのコミュニケーション
結婚式は新郎新婦のみではなく、両家の両親も大きくかかわるイベントです。そのため、準備を進めていくのと同時進行で、両家とのコミュニケーションも成立させなければいけません。
お互いがお互いの親とだけ連絡し合うわけにもいきませんが、中には義家族から嫌な思いをさせられてしまうことも。
パートナーが守ってくれれば先も見えますが、そうでなければ結婚そのものを後悔してしまいそうですよね。
結婚式の準備で大変なこと:パートナーが協力してくれない
結婚式に乗り気ではない一方が、もう一方に作業を押し付けてなにも手伝ってくれない、というケースも多く耳にします。
結婚式は一人では成し得ないことなのに、自分ばかりあれこれと押し付けられてしまっては、パートナーに絶望してしまいそうです。
結婚式の準備で大変なこと:式場との意思の疎通に難あり
結婚式準備の大変さの要因は、身内だけではありません。プランナーとどうにも話がかみ合わず、意思の疎通がかなり難しくて苦労したという場合もあるとのこと。
普段のコミュニケーションから不安だらけだと、当日も何かミスをされるのではと信用できなくなってしまいます。
式の日程まで時間があればプランナー変更が賢明ですが、もうあまり日にちがないという場合は、念のためやり取りをすべて記録しておきましょう。
当日にトラブルがあった際、証拠として使うことができますよ。
結婚式の準備で大変なこと:ブーケなどのアイテムが決まらない
ブーケ、装花、引出物、ペーパーアイテム……。結婚式に必要なアイテムの数はかなり多く、だからこそ選ぶのに一苦労してしまうこともあるそう。
特に引出物は選ぶのが難しく、一体どんなアイテムならゲストに喜んでもらえるのか、あれこれと迷ってしまいそうです。
結婚式の準備で大変なこと:手作り作業に追われる毎日
手作りにこだわった式を計画しているケースでありがちなのが、アイテム作りで日々の生活がかなり圧迫されてしまうこと。
理想を追求するのは悪いことではありませんが、そのせいで寝不足になったり、イライラしてケンカになっては台無しです。
スケジュールに余裕がない時は特に、あまり手作りにこだわりすぎない方がいいかもしれませんね。
結婚式の準備でケンカが増えるケースもあるので注意!
結婚式の準備中に、ケンカが増えてしまったという声をよく耳にします。
初めてのイベントの準備を、仕事など日常のことをこなしながら進めるのですから、余裕もなくなってしまうことでしょう。
ですが、心がどんどん狭まっていくのに身を任せるばかりでは何も解決しません。まずはパートナーときっちり話し合い、協力体制を築き上げることが不可欠です。
そのためには、
- パートナーとのコミュニケーションを疎かにしない
- あれもこれもと欲張りすぎない
- 一方だけに負担を掛けない
- 相手に意見を聞く時はある程度情報を絞り込んでからにする
など、お互いに工夫しながら準備を進める必要がありますよ。
せっかくのハッピーなイベントですから、できるだけケンカにならないよう、心穏やかに準備ができるのが理想的ですよね。
結婚式の準備はそもそも大変なものと考えておこう
結婚式は、人生でそう何度も経験するものではありません。だからこそ、準備に苦戦してしまったという意見がたくさんあるのでしょう。
なので、発想を逆転させて「結婚式の準備は大変なのが当たり前」というスタンスでいれば、もし作業が難航しても「まあそういうものだしな」と比較的心穏やかでいることができます。
結婚式の当日まで忙しい日々が続くかと思いますが、パートナーと協力し合い、着実に準備を進めていきましょう。