© iStock.com/LindaYolanda
夏に結婚式をしたいと考えていても、気温が高く、ゲストに迷惑がかかるのではないかと心配する方も多いのではないでしょうか。
実際、7月・8月の結婚式は迷惑で困ると感じてしまうゲストはいるようです。だからこそ、夏の結婚式はゲストへの配慮が重要になります。
7月・8月の結婚式で迷惑だと思われやすいポイントを知って、ゲストに配慮した夏の結婚式を叶えましょう。
目次
なぜ7月・8月の結婚式が迷惑だと感じられるのか?
そもそもなぜ、7月や8月の結婚式が迷惑だと思われてしまうのでしょうか。
日本における7月・8月は、1年の中でも特に気温が高く、暑い時期です。真夏の気候が結婚式に与える影響もあり、参加ゲストの懸念材料となってしまうようです。
また、7月8月は、長期休暇やお盆休みなどで他の予定も入りやすく、出費やスケジュール面でも結婚式があると迷惑と感じられてしまうこともあります。
ゲストにとって、夏の結婚式は迷惑だ!と感じてしまうポイントについて、具体的にみていきましょう。
7月・8月の結婚式が迷惑な理由:気温が高い!
7月・8月の結婚式が迷惑だと思われる最大の理由が「暑さ」です。立っているだけで暑さを感じてしまう時期に結婚式、と考えるだけで億劫になってしまう人もいるでしょう。特に、屋外でのセレモニーは勘弁してほしいですね。
7月・8月の結婚式が迷惑な理由:既に予定がある
7月・8月は夏休みシーズンで、長期休暇を取得する人も多いでしょう。そのため、旅行などの予定が既に決まっていることも少なくありません。
特に8月のお盆の時期は、帰省やお墓参りなどで何かと忙しいもの。そんな時期に結婚式となれば、迷惑だと感じてしまうのも仕方のないことかもしれませんね。
7月・8月の結婚式が迷惑な理由:天気が変わりやすい
日本の夏は、急な雨や台風が多いシーズンです。結婚式が終わった途端、夕立やゲリラ豪雨になってしまうことも考えられます。
また、8月は台風が発生する可能性も高くなるので、天気を読むのが難しいでしょう。悪天候の結婚式に憂鬱さを感じるのも無理はありません。
7月・8月の結婚式が迷惑な理由:服装が負担になる
7月や8月の結婚式に参加することは、ゲストにとって過酷です。真夏の暑い時期に、ドレスやスーツを着用しなければならず、不快に感じる人も少なくありません。
真夏の結婚式は、ドレスコードをカジュアルにするなどの配慮があるといいかもしれませんね。
7月・8月の結婚式が迷惑な理由:ハイシーズン料金
7月・8月は夏休みシーズンのため、新幹線や飛行機などの交通機関の料金が高く設定されています。また、ホテルなどの宿泊料金もハイシーズン料金に設定されていることが多いです。
遠方から来るゲストにはお車代を渡しますが、ゲストの中には、自分でホテルを予約する人もいるでしょう。そうなると、ゲストの金銭的な負担が大きくなり、実は迷惑に思っていた、なんてことがあるかもしれません。
7月・8月の結婚式の迷惑を軽減する工夫
7月・8月の結婚式を迷惑だと感じさせないためには、どうすれば良いのでしょうか。おもてなしを意識した、結婚式の工夫ポイントをご紹介します。
結婚式にはおもてなしの要素は必要ですが、迷惑と感じられる要員がある場合はより強くおもてなしを意識し、配慮する必要があるでしょう。
ウェルカムスペースを活用
ゲストにおもてなしが伝わりやすい、ウェルカムスペースを活用しましょう。冷たいウェルカムドリンクを用意したり、冷たいおしぼり、うちわやセンスなどを準備しておくなど、暑さを紛らわせるような演出をしておくと喜ばれますよ。
アメニティグッズの充実
アメニティグッズを充実させるのも重要なポイントです。例えば、化粧室に汗拭きシート、制汗スプレー、あぶら取り紙などを準備しておくのもいいでしょう。こうした細やかな配慮が、ゲストの満足度に繋がります。
シャトルバスの手配
夏は、少しの移動でも暑さを感じます。できるだけゲストの移動を少なくするための配慮も大切ですね。最寄り駅と結婚式場を結ぶシャトルバスを手配して、ゲストを送迎するのも一つの方法です。
シャトルバスを利用すれば、タクシーで余計な費用を使う必要がなくなり、天候が悪くなった場合も、ゲストにとって助かることでしょう。
室内の演出を選ぶ
7月・8月の真夏の結婚式では、屋外のセレモニーは避けましょう。炎天下の中、挙式を見守ったり、ガーデンパーティーのような演出をされると、迷惑に感じるだけでなく、熱中症の危険もあります。
夏の結婚式は、涼しく快適な空間で行い、ゲストにリラックスしてもらえるよう配慮することが大事ですね。
7月・8月の結婚式が迷惑にならないよう配慮しよう
7月・8月の結婚式は、その暑さや休暇シーズンにより、ゲストにとっては迷惑だと感じてしまうことがあります。
しかし、夏の結婚式を上手く乗り切ったカップルも実際にいます。大切なのは、迷惑をかけないように、ゲストをおもてなしすることです。
冷たいドリンクや豊富なアメニティを用意するなど、自分がゲストの立場だったら、と考えてもてなしましょう。
ゲストへの配慮が十分にできていれば、たとえ真夏の結婚式でも、ゲストに迷惑をかけることはありません。
ゲストが迷惑だと感じてしまう部分を知り、しっかりと対策しておくことが重要ですね。