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結婚したカップルの中には、結婚式に親がいることで、「恥ずかしい」と感じる人がいます。
ただでさえ慣れない儀式に緊張するのに、恥ずかしさまで感じてしまったら、結婚式を楽しむことはできませんよね。
結婚式で親に見られて恥ずかしいと思う場面や、恥ずかしさを回避するためのアイデアをご紹介します。
これから結婚式を予定している方にとって、成功のヒントになれば幸いです。
目次
親の前で結婚式をするのは恥ずかしい?
家族や友人など、多くの人に見守られる結婚式を恥ずかしいと感じる人もいるでしょう。
結婚の誓いや感謝を伝えるシーンなど、自分をよく知る親の前だからこそ、より恥ずかしさを感じてしまうのかもしれませんね。
ですが、親の前で行う結婚式は恥ずかしいけれど、これまで育ててくれた親に対して、結婚式で感謝を伝えたい人は多いはずです。
親が参加する結婚式のどこに恥ずかしさがあるのかを知り、親がいても恥ずかしくない結婚式を目指しましょう。
結婚式で親に見られると恥ずかしいと思う場面
結婚式の演出には、親に見られると恥ずかしいものがあります。親の前で行う結婚式の演出で「恥ずかしい」と感じやすい場面をみていきましょう。
誓いの言葉
結婚式では、キリスト教式や神前式など、結婚の誓いを述べるシーンがあり、この時に恥ずかしさを感じる人も少なくありません。
自分の親の前で永遠の愛を誓うのは、確かに恥ずかしいものです。愛の言葉は、二人だけのものにしておきたい、人に聞かれるものではない、と思ってしまうのでしょう。
誓いのキス
誓いの言葉に続いて恥ずかしさを感じるのは、誓いのキスでしょう。「親の前でキスをするのはちょっと…」と思う人は多いはずです。
挨拶のようにキスをする文化のない日本人にとっては、人前はもちろん、親の前でキスをすることに恥ずかしさを感じてしまうのも無理はないでしょう。
花嫁の手紙
花嫁の手紙は、結婚式の定番になりつつありますが、この演出に恥ずかしさを感じる人も多いです。感謝の気持ちを大勢の前で伝えるのは照れくさいような気持ちになるのだと思います。
感謝の気持ちがあれば、わざわざ恥ずかしい思いをして、手紙を読み上げる必要はないかもしれませんね。
親の前でも恥ずかしいと思わない結婚式のアイデア
せっかくの結婚式が恥ずかしかった思い出に包まれるのは勿体ないですよね。親の前でも恥ずかしいと思わない、結婚式のアイデアをご紹介します。
結婚式のスタイルを変える
儀式的な演出が恥ずかしいと感じるなら、結婚式のスタイルを工夫すると良いでしょう。
家族や親しい友人など、気の知れた人だけを招待して、アットホームな式にすると良いかもしれません。少人数の結婚式なら、特別な演出をしなくても、和やかな雰囲気で進めることができますよ。
結婚式ではなく食事会にする
結婚式という形にこだわらず、結婚の報告を兼ねた食事会にしてしまうのもアリです。食事会は、結婚式のようなセレモニーをする必要はなく、カジュアルな空間を演出できます。
リラックスして食事会を行えば、美味しい料理を食べながら親との会話も楽しめるので、恥ずかしさを感じることはないでしょう。
演出の代替案を考える
「結婚式で親に見られるのは恥ずかしい」と思う演出は、代わりの演出を考えてみましょう。
例えば、
- 誓いのキス→唇にではなく、頬やおでこにする。手と手を重ねる、ハグをするなど。
- 花嫁の手紙→ゲストの前では読まず、花束やプレゼントに添えて渡すだけにする。
結婚式に形式はあっても、厳守しなければならない決まりはそれほど多くありません。そのため、内容や演出はアレンジすることが可能です。
二人だけで決められなければ、式場のプランナーに相談してみても良いかもしれませんね。
結婚式に親を呼ばない
結婚式はしたいけれど、「親に見られるのは恥ずかしくて耐えられない!」という場合、親を呼ばないという選択もあるでしょう。
親や兄弟など、家族や親戚には結婚の報告をして、二人だけの挙式や友人だけを招待したパーティーにするなどの方法もあります。
ただし、結婚式は親に感謝を伝える場とも言われているので、理解が得られないと難しいかもしれません。計画をする際は慎重に行う必要がありそうですね。
親にとって恥ずかしい結婚式もある
結婚式で「恥ずかしい」と感じるのは、子供である新郎新婦だけではありません。親にとって恥ずかしい結婚式もあります。
例えば、新郎のスピーチで極度の緊張が伝わり、言葉遣いに間違いなどがあると、親は顔から火が出るほど恥ずかしくなってしまうものです。
また、意外かもしれませんが、感謝の手紙は恥ずかしいと感じる親も少なくありません。さらに、子供の友人が行う余興内容によっては、恥ずかしさを感じることもあるでしょう。
新郎新婦も親も恥ずかしいと思わない結婚式を実現しよう!
結婚式には、誓いの言葉やキスなど、親に見られることで恥ずかしさを感じてしまう演出がいくつかありました。
ですが、せっかく結婚式を挙げるなら、二人の門出を親に見守ってほしいですよね。そのためには、恥ずかしいと思わないように工夫することが大事です。
思い切って結婚式のスタイルを変えてみる、演出の代替案を探すなど、親に見られても恥ずかしくないものを考えましょう。
主役の二人も親も、双方が満足できる方法を見つけて、素敵な結婚式を叶えてくださいね。