6月の結婚式を迷惑だと思われないために工夫できることは?

6月の結婚式© iStock.com/fstop123

結婚式の計画を立てる段階で迷ってしまうことの一つに、何月に挙げればいいのかという点が考えられます。

最も理想的なのは春か秋に行う事ですが、様々な事情から実現が難しいこともあるでしょう。

では、特別暑くも寒くもない、6月の結婚式なら迷惑をゲストに掛けることなく実施することができるのではないでしょうか。詳しく見ていきましょう。

結婚式を挙げるのに人気の月は?

結婚式と言えば「ジューンブライド」を連想する方も多いのでは?そう、6月に結婚式を挙げることを指した言葉です。

ですが、「ゼクシィトレンド調査2019」の調査結果を見ると、意外にも6月の結婚式はあまり人気が無いことがわかります。ランキングを見ていきましょう。

  • 1位……11月(12.7%)
  • 2位……10月(11.4%)
  • 3位……3月(11.1%)
  • 4位……9月(9.7%)
  • 5位……5月(8.6%)
  • 6位……6月(8.5%)

6月の結婚式の割合は6位、人気があるとも極端に低いとも言えない、なんとも微妙な順位なことがわかりますね。

では、なぜ「ジューンブライド」という特別呼称がある月の結婚式にもかかわらず、6月はさして人気が無いのでしょうか。

データ参照:ゼクシィ結婚トレンド調査2019

6月の結婚式が迷惑になってしまう原因は「梅雨」!

紫陽花© iStock.com/ganchan4050

6月の結婚式がイマイチ不人気な理由として、大半を占めるのが「梅雨」でしょう。

たとえ気温に問題が無くても、梅雨を考慮して演出の幅が狭まってしまいますし、何より来ていただくゲストに負担を掛けてしまうことになります。

事実、6月の結婚式を迷惑だと感じるゲスト側の声も少なくはありません。

新郎新婦とゲストの両者にとってあまりメリットのない時期だからこそ、6月の結婚式はさほど人気が高くないのでしょう。

ですが、それでも「どうしても6月に結婚式を挙げたい!」と考える方もいらっしゃることでしょう。

その場合、どのような工夫をすれば、ゲストに迷惑だと思われないようにすることができるのでしょうか。

6月の結婚式が迷惑にならない工夫:会場へのアクセスを最大限考慮

移動中のゲストが雨で濡れてしまわないよう、最寄駅から式場までのアクセスを最大限考慮しましょう。

可能な限りドアtoドアになる会場を目指し、必要があればタクシーチケットなどの配布も検討します。

仮にどれだけロケーションが良い式場を見つけたとしても、アクセスが悪い場合は候補から外す決断が必要になりますよ。

6月の結婚式が迷惑にならない工夫:涼し気なウェルカムドリンクを用意

グラス© iStock.com/Jeryco

夏本番に比べるとかなり気温は低いとはいえ、地域によってはじっとりとした暑さを感じてしまうことも。

そのため、気候に合わせた涼し気なウェルカムドリンクを用意しておけば、ゲストも快適な気持ちで式の開始を待つことができるでしょう。

冷たいものはもちろんのこと、見た目にも涼しいドリンクを選べるとなおポイントが高いですよ。6月のジトっとした暑さを感じさせないような工夫をしてみてくださいね。

6月の結婚式が迷惑にならない工夫:アメニティにタオルなどを準備

雨に濡れた体を拭うために、アメニティにタオルを置いておくことで、ゲストも風邪を引いてしまう心配なく式を迎えることができるでしょう。

暑くなりそうな日なら、濡れたおしぼりなどを用意してみてもいいかもしれませんね。

なお、汗対策グッズなども用意しておけば、不快感無くすっきりとした気分になってもらえますよ。

6月の結婚式が迷惑にならない工夫:傘預かりのアナウンスを招待状に記載

受付での混雑を避けるため、傘預かりに関するアナウンスをあらかじめ招待状に記載しておくと、スムーズに入場してもらうことができますよ。

招待状の中に、傘を見分けるためのカードなどを同封しておくのもいいかもしれませんね。受付で受け渡しをする手間が省けますので、ゲストにとっても負担が少なくなります。

6月の結婚式が迷惑にならない工夫:屋外での演出は避ける

フラワーシャワー© iStock.com/kzenon

雨が降ることを見越し、最初から屋外での演出を避けておいた方が、当日の予定変更などでバタバタしてしまうこともありません。

なお、仮に屋外での演出を計画したとしても、雨天時に無理矢理決行することはやめましょう。

ゲストに最も迷惑だと思われる行動の一つですので、関係を崩したくないのなら絶対に避けてくださいね。

ゲストに迷惑だと思われないようなアイデアで6月の結婚式を成功させよう!

6月の結婚式=迷惑」というわけではなく、それなりのリスクが想定される季節なのにノープランで臨んでしまうことが、結果的に迷惑に繋がります。

ゲストに不快感を与えないためにも、雨対策を万全にした状態で当日を迎えましょう。

きっと、新郎新婦とゲストの両者にとって思い出深い結婚式にすることができますよ。

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