結婚式をやりたくない理由と解決策!後悔はする?しない?

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結婚式をやりたくない理由と解決策をまとめました。一昔前までは結婚式をしたくない男性の話しはありましたが、最近では女性側でも「結婚式をしたくない」と思う方も増えています。男女とも結婚式をしたくないと思う理由は何故でしょう?また、相手が結婚式をしたくない場合の解決先もこの記事でご紹介します。

結婚式をしたくない理由

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結婚式をしたくないと思う主な理由をご紹介。

結婚式をする金銭的な余裕がない

結婚式をしたくない理由のトップは「金銭的な問題」。結婚式はスタイルにもよりますが、200万円~400万円と高額なイベントとなります。親族からの援助負担、ゲストへのご祝儀負担、自分たちの自己負担などを考えた場合に、結婚式をしたくないと考えるカップルが多いようです。

結婚式の準備が面倒

結婚式の準備はとにかく大変。会場の下見からスタートして、招待状を書いて送って、衣装を選んで、演出を決めて、ペーパーアイテムを作ってなどなど。仕事をしながら、仕事終わりは家で準備をして、週末は会場と打ち合わせをしてと結構大変。周りの友人の経験談を聞いて、結婚式をしたくないと思うそうです。

結婚式をする時間がない

上記で紹介したのは、「時間はあるけど、準備が面倒」なパターンでしたが、今回は本当に「時間がないから、結婚式をしたくない」パターン。仕事が忙しかったりして、そもそも結婚式の準備に全然時間がさけない方に多く見られる理由です。結婚式の準備は会場との打ち合わせが5~7回、多い人で10回以上あります。時間がない人にとっては、この打ち合わせの回数が結婚式をしたくない理由に繋がります。

結婚式で注目されるのが恥ずかしい

両家親族、会社関係、友人などを招待すると、結婚式のゲストは70人、多いときは100人以上になったりします。人前が苦手な人は、大人数の前で3時間近くみられるのが恥ずかしいと思う人もいるようです。

結婚式に呼びたいゲストがいない

結婚式では、新郎新婦でゲストの人数を合わせるのが一般的です。ただしどちらかが親族が少なかったり、結婚式に呼べる友人が2~3人程度しかいない場合、相手とのゲストのバランスを考え、結婚式をしたくないと思うこともあります。

ゲストの負担が気になる

ご祝儀に加え、遠方だと移動費用や宿泊費用がかかるもの。親族になると10万円以上の出費になったりもします。ゲストに負担をかけたくないとから結婚式をしたくないと考えるカップルも少なくありません。

結婚式をせずに後悔した理由

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結婚式をしたくない人の中には、周りに説得をされて結婚式をした人もいれば、意見を貫き通して結婚式をしなかった人もいます。結婚式をしない選択肢を選んだカップルは、どんな後悔を抱いているのでしょうか。

周りへの結婚報告が面倒だった

結婚式はお世話になった方々への、結婚披露の場であります。結婚式をしない場合は、お世話になった方々一人一人に挨拶に行くことになります。親族でのお食事会や会社関係の人への挨拶など、セッティングや手土産、挨拶への時間づくりが大変だったという方も多いです。結婚式をすれば一度に全員に披露して挨拶もできるので、その点便利だったりします。

結婚した実感がわかない

結婚式は多くの人から祝福の言葉を頂いたり、みんなの前で挨拶をすることもあるので、自然と結婚をした実感が持ちやすくなります。結婚式をしないと、カップル時代からの延長線の毎日でしかないので、あまり結婚をした実感が持てないと言います。

親に花嫁姿を見せられなかった

自分が結婚式をしたくないという人は多いですが、親の立場では「晴れ姿をみたい」と思うのが親心。親の希望を叶えてやれず、ときおり寂しそうに親から結婚式に関して触れられると後悔を感じるようです。

けじめがつかない

結婚式をするとお世話になった方々の前で結婚の宣言をするので、夫婦としてのけじめになります。結婚式を挙げていないカップルのほうが、挙げているカップルよりも離婚率が高いと言いますが、この「けじめ」の部分に差があるのではないでしょうか。

結婚式の話題になった時に困る

結婚をしていると、「結婚式はした?」「どんな結婚式だった?」と聞かれることが多いです。また、友人同士で結婚式の話しになることも。その時に自分だけ結婚式をしていないと、寂しい気持ちになります。

相手が結婚式をしたくないときの解決策

相手が結婚式をしたくないときの解決策© iStock.com/iammotos

カップルのどちらかだけが「結婚式をしたくない」と思っている時の、解決策をご紹介します。

「結婚式をする金銭的な余裕がない」時の解決策

豪華な披露宴だけが、結婚式ではありません。フォトウエディングや、二人だけの海外挙式、少人数婚など、結婚式のスタイルは様々です。最近では10万円程度で、挙式だけを挙げられる場合も。お金を理由に結婚式をしたくない相手には、低予算でも実現できる結婚式を提案してみましょう。また、披露宴を行うにしても、最近では出費0円で叶うプランを用意している会場もあるので、二人で見学会に行くと良いですよ。

結婚式の準備が面倒な時の解決策

準備が面倒で結婚式をしたくない場合は、準備内容を目に見えるスケジュールで見せてあげると良いです。確かに結婚式は色々準備が大変ですが、計画的に行えばそこまで日常に負担を与えません。また多少お金がかかっても、会場にお願いできる部分はお願いをすることで、各段に結婚式の準備は楽になりますよ。

時間がないときの解決策

時間がないから結婚式をしたくない人には、時間のある方が準備をしてあげるようにしましょう。「準備は任せて!打ち合わせへの参加は衣装選びの1-2回だけでも大丈夫」と相手の負担を減らしてあげることで、解決できる場合が多いようです。結婚式場によっては遠方カップル用に、打ち合わせ1~2回で叶う結婚式に対応をしている場所もあるので、そういう会場を選ぶのも一つの手です。

結婚式で注目されるのが恥ずかしいときの解決策

結婚式で注目されることが恥ずかしい場合は、新郎新婦をよりゲストに近い立ち位置にしてあげると良いです。例えば、挙式なしのお食事会にしたり、高砂席をなくして、新郎新婦がゲストと長テーブルに座ったりするスタイルもあります。スピーチも最小限にして、アットホームな雰囲気の結婚式にすれば、注目をされたくない人でも気が楽です。

結婚式に呼びたいゲストがいないときの解決策

新郎新婦のゲスト数は必ず合わせるべき!という考えを無くせば解決します。中にはゲスト10対40などの差がある場合もあるので、気にしないでください。また、無理にゲストを招待しなくても、親族のみの少人数婚にする人も多くいます。親族とごく親しい2~3人の友人のみで結婚式を行うのもありです。

ゲストの負担が気になるときの解決策

ゲストに負担をかけたくないから結婚式をしたくない相手には、「〇〇(友人や親族)の結婚式に呼ばれたら自分は負担に感じる?」と聞いてみてください。本当に仲良い友人なら、お金よりもお祝いしたいという気持ちのほうが大きいはずです。最近の結婚式ではゲストへの負担が少ない会費制結婚式もあるので、ゲストのことを考えるならそういう結婚式スタイルもおすすめです。

自分が結婚式をしたくないときにやるべきこと

自分が結婚式をしたくないときにやるべきこと© iStock.com/Eoneren

いろいろ考えてもやっぱり自分は結婚式をしたくない!そう思う方へのアドバイスをまとめました。

理由を明確に話す

結婚式をやりたくない理由が漠然だと、相手にそれを理解してもらえません。出来れば、紙などに自分の結婚式をしたくない明確な理由をまとめて、相手に理解をしてもらえるように伝える必要があります。

感情的にならない

「結婚式をしたい!」と「結婚式をしたくない!」の感情がぶつかると、どうしても喧嘩になりやすいです。ついつい感情的になり、思っていないことを口にすることも。感情的に話す内容は何も相手に伝わりません。本当に自分の気持ちを相手に伝えたいなら、感情的にならずに話し合う必要があります。

メリット・デメリットを話し合う

結婚式をすることにはメリットもデメリットもあります。二人でしっかりと話し合って、将来後悔をしない選択肢を心がけましょう。

やってもいい条件を話し合ってみる

絶対に結婚式をしたくない場合は仕方ありません。しかし、そうでない場合は「海外挙式ならやってもよい」「少人数婚ならやっても良い」「会費制結婚式ならやってもよい」など、自分が結婚式をしても良いと思える条件を、相手に伝えてあげましょう。

結婚式の準備中に結婚式をやりたくなくなった時の対処法

結婚式の準備中に結婚式をやりたくなくなった時の対処法© iStock.com/tomazl

結婚式が決まっているのに、途中で結婚式をやりたくなった場合です。その対処法を教えます。

結婚式をしたくない原因を言語化する

結婚式の会場も押さえてあり、日程も決まっていて、ゲストにも連絡済。その状況でいきなり「結婚式をしたくない」と言い出しても、周りもびっくりです。もしかしたらやりたくなくなった理由は漠然としていませんか?結婚式をしたくないと思う理由を紙に書き出すと、気持ちを整理できますよ。

延期やキャンセルを考える

結婚式がどうにもやりたくない、このまま進めても周りに迷惑をかけてしまう場合は、延期やキャンセルと考えるのも一つです。相手や家族に相談をした上で、一度会場にも相談をしてみてください。

決断したら、できるだけ早く親や関係者に報告をする

色々悩んで、周りにも相談をして、それでも「やっぱりこのまま結婚式をしたくない!」で結婚式の延期やキャンセルを決断したら、必ずすぐに親に報告をしたうえで、会場にも報告をします。その後プランナーさんと話し合って、ゲストへの連絡を入れます。

マリッジブルーの可能性を考える

結婚式をしたくなくなった理由はなぜでしょう?中には「相手の浮気が発覚した」など、重い内容が原因の場合もありますが、多くの場合は「漠然とやりたくないと思っている」ことがあります。

もしかしたら、結婚が決まってから環境の変化や、結婚式へのプレッシャーでマリッジブルーになっていませんか?人間の脳は変化に弱く、結婚のように人生が大きく変わるイベントでは、知らず知らずのうちにストレスを感じてしまいます。マリッジブルーなら少し休む時間を作りましょう。気持ちを落ち着かせることで、また結婚式を楽しみに思えるようになってきますよ。

結婚式をしないメリットは?

結婚式をしないことで得られるメリットもありますよ。

新居や旅行にお金をかけられる

結婚式はゲストからご祝儀を頂いても、自己負担額が100万円以上になる場合も多いです。それくらいのお金があれば、豪華に1週間楽園で新婚旅行を楽しんだり、ふかふかの豪華ベッドを買えたりできます。

結婚式の準備にともなう夫婦喧嘩を避けられる

結婚式の準備中に、喧嘩をする夫婦が多いのは事実。両家の意見を聞いたり、お金や準備でもめたり、ゲストの招待で揉めたりと喧嘩の原因はいろいろ。そんな喧嘩も、結婚式をしなければ起きません。穏やかに新婚生活を送れるメリットがあります。

友人から個別にお祝いをしてもらえる

結婚式をしない分、友人から個別にお食事に誘ってもらって、お祝いをしてもらえる場合も多いです。結婚式だと一人一人のゲストと過ごせる時間が限られているので、それと比較すると、大切なひとからゆっくり祝ってもらえる時間も幸せです。

自分たちらしい結婚式の可能性を考える

自分たちらしい結婚式の可能性を考える© iStock.com/happy8790

世の中にはいろんな結婚式のスタイルがあります。自分たちの固定概念にある結婚式スタイルを思い浮かべて、「結婚式をしたくない」と考えず、自分たちらしいスタイルを選んでみてはいかがでしょうか?

現代ではナシ婚も結構多い!

日本の入籍数に対する、結婚式の実施数は半数だと言われています。高齢結婚や再婚なども増えているので、その分の入籍数もカウントされていますが、それでも結婚式を挙げないカップルは少なくはないと言えます。結婚式をしないことは親世代には驚かれますが、案外若い世代にはナシ婚でもそこまでびっくりされません。なので、夫婦で意見が統一しているのなら、ナシ婚を選ぶのも一つだと思います。しかし、少しでも結婚式をしたい気持ちがあるのなら、次に紹介する1.5次会形式の結婚式もおすすめですよ。

費用や準備負担を抑えられる1.5次会がおすすめ

結婚式をしたくない気持ちが費用や準備の心配だけなら、もう少し気楽に行える結婚式スタイルを考えてみてはいかがでしょうか?最近では披露宴をしたくないカップルに、もう少しカジュアルな感じで行える1.5次会スタイルが人気です。

1.5次会はかしこまった着席フルコース料理から、みんなでワイワイ過ごせる立食ビュッフェ料理も選べるので、費用面も準備の面も低負担で行えますよ。

1.5次会.com Webアドバイザー

結婚式をしたくないあなたへ

「結婚式をしたくない」というあなたの気持ちは、本当の気持ち?それとも漠然とした気持ち?1ミリくらいは「結婚式をしてもよいかな~」と思う気持ち?

結婚式をして後悔する人はあまり聞きませんが、結婚式をしなくて後悔したという話しはよく聞きます。人間「やった失敗よりも、やらなかった後悔のほうが大きい」と言いますが、結婚式も同じくです。「絶対に結婚式をしたくない」という意思があれば仕方ありませんが、まだ気持ちが少しあるなら結婚式をやる方向で考えてみてはいかがでしょうか?最初は結婚式をしたくなかった人も、「やってよかった!」という人がほとんどですよ♪

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