引き出物が安くてがっかり!安っぽくてがっかりされる引き出物とは?

引き出物© iStock.com/tolgart

引き出物は結婚式に欠かせないアイテムですが、ゲストが引き出物でがっかりしてしまうケースが多く見られます。安いと感じさせてしまう品はもちろんのこと、他にどんな引き出物がゲストをがっかりさせてしまうのでしょうか?

引き出物でがっかりすることがある?

結婚式のがっかりエピソードと聞くと、どうしても式の内容そのものに意識が向きがちです。ですが、意外なことに「引き出物のせいでがっかりしてしまった結婚式」というケースが数多く存在しているようです。

では、ゲストは一体どのような引き出物をもらってがっかりしてしまったのでしょうか。様々なパターンをご紹介していきます!

もらってがっかりした引き出物:明らかに安い

プレゼントは明らかに安いマグカップ© iStock.com/leungchopan

ひとめ見て分かるほどに安い品が引き出物では、がっかり感もかなり強いでしょう。では、どのような品物がゲストに安そうだと思われてしまうのでしょうか。

送料込み3000円以下と思われるカタログギフト

カタログそのものがすでにペラペラ、中を見ると案の定安っぽい物ばかりで何も選べない……。あまりの貧相さに辟易し、注文すらしなかったというゲストもいるほど。

このようなカタログの特徴として、送料・手数料込み3000円以下のプランを使っていることが挙げられます。せっかくご祝儀を包んだのに、明らかに安い引き出物ばかりの品が並ぶカタログを渡されては、がっかりするのも仕方がないことでしょう。

無銘のタオル

名産品やブランド物のタオルならともかく、無銘のタオルを引き出物として渡されては、あっけに取られるような気持ちになってしまいますよね。本当に社会人としての常識がある?と疑いの目で見てしまいそうです。

なんの変哲もないマグカップ

先ほどのタオルと同様、なんの変哲もないマグカップを渡されても困ってしまいます。家で使う分が間に合っている場合は特に、箪笥の肥やしまっしぐらになってしまう可能性大です。

後から調べたら100円ショップで売られていた……

どことなく安っぽい気はするけどまあいいかと使っていた引き出物が、100円ショップで売られているのを発見した日には、思わず膝から力が抜けてしまいそうです。いくら何でも100円の品を出されたら、今後の付き合いを考えてしまいそうです。

写真立て

高級そうなわけでも、これといってデザインが優れているわけでもない写真立てを引き出物として出されたら、がっかりよりもむしろ驚きが勝るのでは。

恐らく「今日の写真を飾って思い出に!」ということなのかもしれませんが、よっぽど仲が良くない限り、他人の結婚式の写真を家に飾る人はいないのではないでしょうか。

赤飯だけが……

それなりの重さがある!とわくわくして開けてみたら、中には赤飯だけが入っていたというパターンも。他に何かがセットになっているわけでなく、赤飯単体なら、かなり安い金額しか引き出物に割かなかったんだな……。と遠い目をしてしまいそうです。

もらってがっかりした引き出物:使い道がない

せっかく用意してくれても、これはどうやっても使えない……。という引き出物も。捨てるのもなんだか気が引けますし、扱いに困ってしまいますよね。

新郎新婦の写真・名前入りグッズ

これは恐らく、使い道がない引き出物No.1の品なのでは?オーソドックスな物では食器、ちょっとひねってTシャツなど色々なアイテムがあるようですが、どちらにしたって使えません。ゲストの立場に立って考えれば、使いにくいことに気がつくはずなのですが……。

レンジや食洗器に対応していない食器

いくらデザインが良かったとしても、電子レンジや食洗器に対応していない食器は、使いにくいことこの上ありません。特に金箔などがあしらわれた皿は、うっかり間違えてレンジにかけると火花が散って大変危険です。

お酒専用食器・灰皿

嗜好品にまつわる引き出物は、ゲストをがっかりさせる可能性が常に付きまといます。なぜなら、それを嗜まない人が一定数いるから。全員がお酒好きだったり、喫煙者だということが確実ではない限り、選ぶのはやめておきましょう。

鯛型の砂糖

地域や時代によっては縁起物として当たり前だったのかもしれませんが、言ってしまえば砂糖の塊です。一体どのようにして消費すればいいのか、頭を抱えてしまいそうですよね。

もらってがっかりした引き出物:好みに合わない

妙な取っ手のついたカップ© iStock.com/Waldemarus

ゲストのことよりも新郎新婦の個性を優先してしまったのだろうか、という引き出物は大変がっかりとしてしまいます。全員の好みに合うアイテムを選ぶのは至難の業ですし、ほぼ不可能ではありますが、あまりにも我を出した引き出物は好みに合わず使い辛いです。

香りの好みや肌に合わない美容グッズ

高級ブランドのグッズだとしても、好みの香りでなかったり、肌に合わなければそれまでです。1品程度ならまだしもすべてが美容グッズで構成された引き出物は、もらうとがっかりしてしまいますよね。

奇抜過ぎるデザインの食器

これはどんな場面で使うの?という食器も困りもの。柄などのデザインのみならず、形まで奇抜な食器では、きっと新郎新婦自身にも使い道が分からないのではないでしょうか。

キャラクターもののグッズ

イラストがワンポイントだけあしらわれていたり、それと分からない程度にデザインに組み込まれているならまだしも、キャラクターを前面に出したグッズが引き出物だと扱いに困ります。

個々の好みやゲストの年代を考えたら、キャラクターグッズを選ぶという失策は犯さないと思うのですが……。

もらってがっかりした引き出物:重すぎる

中身を確認する以前に、そもそも持ち帰るのに一苦労するほど重い引き出物にはうんざりしてしまいます。特に女性ゲストは、腕力や服装の関係で持ち帰るのがより大変ですよね。

土鍋

見映えが良く質が高い品なのかもしれませんが、とにかく重い!もう置いて帰ってしまおうか、という誘惑に駆られてしまいそうです。

大きすぎる一枚皿

持ち帰りが大変な上に、家での使い道もない……。というケースは特に最悪です。苦労して運んだ品物が使えないものだった時のがっかり感、想像するだけで空しさがこみ上げますね。

瓶入りのお酒

瓶+液体という、重いものと重いもののコンボ。お酒が好きなゲストならまだ許せるかもしれませんが、普段あまり飲まないという方にとってはがっかりな品でしょう。

引き出物そのものが無いことも……

完全に論外のケースですが、驚くことに引き出物自体が無かったということも!会費制ならともかく、ご祝儀制でこれをされたら、関係を絶つ道もうっすら頭に浮かんでしまいそうです。

ゲストにとってご祝儀を包むことは、程度の差はあれど負担であることには変わりありません。その気持ちに応える意味でも、引き出物は絶対に用意すべきアイテム。用意をしないという選択肢は、常識から著しく外れる行為なので絶対にやめましょう。

安い・使えない引き出物でゲストをがっかりさせないように

プレゼントに喜ぶ女性© iStock.com/Deagreez

引き出物選びは難しく、全員を満足させることはほぼ不可能と言っていいでしょう。ですが、できる限りゲストをがっかりさせてしまわないよう、最大限の努力は必要です。

自分たちの衣装や演出にお金をかけるのもいいですが、せっかく出席してくれたゲストをがっかりさせてはいけません。引き出物にかけるお金はケチらず、そしてゲストが使い道に困るがっかりな安い引き出物は選ばないように心がけましょう。

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