【成功事例あり】スピード婚だと離婚率は高くなる?短い交際期間でも幸せな結婚ができるのか

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スピード婚とは、交際開始から間をあけずに入籍することを指します。

それだけビビッと来たのなら相当相性が良かったんだろうと感じる反面、相手のことをよく知らずに結婚した結果すぐに離婚してしまうのでは?という懸念が残るのもまた事実。

果たして、スピード婚だと離婚率は高くなってしまうのでしょうか。詳しくご紹介していきます。

スピード婚の定義って?

「スピード婚」という言葉は耳にするものの、具体的な定義はよく知らないという方も多いのでは?

それもそのはず、「交際期間が〇〇以内ならスピード婚に当てはまる!」というような明確な決まりごとは存在しないのです。

ですが、世間的なイメージを総合すると、交際期間が1年に満たない場合をスピード婚と認識する方が多数いらっしゃるそう。

人生最大の決断とも言われる結婚を短期間の交際で決めてしまうことで、すぐに離婚してしまうのでは?という不安の声も大きいスピード婚ですが、本当に離婚率は高くなるのでしょうか。

結婚までの交際期間が短いと離婚率は高くなる?

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決断が早いことを、考えなしだと感じてしまう方もいらっしゃることでしょう。

その先入観があるからこそ、「よく考えないで結婚すると離婚しやすい」というイメージに繋がってしまうのではないでしょうか。

確かに、短い交際期間で結婚した後すぐに離婚してしまうカップルの数はそれなりに多いようですが、かと言って絶対にうまく行かないということもありません。

加えて、5年、10年と付き合った末の結婚だとしても、結果的にスピード離婚してしまったという例もあるのです。

したがって、大切なのは交際期間ではなく「いかに濃い付き合いをしてきたか」という点だと考えられるでしょう。

とは言え、スピード婚後に離婚をしてしまわないために、原因となる芽を摘んでおくに越したことはありません。

予防策の前に、まずはスピード婚後に離婚してしまう理由からご紹介していきます。

スピード婚後に離婚してしまう理由:相手と合わない部分がたくさん見えてきた

気が合う、相性がいいと思って結婚しても、後々ほころびが見えてきてしまうことも。

例えば、

  • 性格
  • 金銭感覚
  • 家事に対する価値観
  • 趣味を許容できるか

などは、むしろ合っていなければ一緒に暮らしていくのが難しくなってしまうでしょう。「気は合ったけど、それ以外は合わなかった」となれば、もはや離婚は免れませんよ。

スピード婚後に離婚してしまう理由:子どもを産む・産まないで衝突

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結婚前にきっちり決めずにいると、後で大きなトラブルになってしまう部分です。

片方が欲しくないと思っている状況では生まれてくる子どもが気の毒ですが、かと言って欲しいと強く思っているのに諦められるかと聞かれたら答えはNOでしょう。

特に、女性は年齢を重ねるほどに出産のリスクが高まってしまうこともありますので、スピード婚のちスピード離婚を決断しても無理はありません。

スピード婚後に離婚してしまう理由:借金が発覚

こちらに関しては、借金の理由に焦点が当たるかと思われます。

奨学金や車のローンなどなら問題ありませんが、ギャンブルなどが原因でできた借金が何万円もあるとなれば、今後の結婚生活に対する不安はこの上なく大きくなってしまいますよね。

また、理由はやむを得ないものであっても、一緒に背負うにはあまりに大きな借金が発覚する場合もあります。

下手をすると今後の人生を悪い方向に揺るがす危険性も高いため、離婚が頭をよぎるのは仕方ないことではないでしょうか。

スピード婚後に離婚してしまう理由:義家族との関わりが苦痛

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結婚するまでに義家族とほとんど関わったことがなく、いざ蓋を開けてみたらとんでもない人々だった!というケースも。

パートナーが上手に盾になってくれると離婚には繋がりにくいようですが、義家族の肩を持たれた日には「もうやって行ける気がしない……」と気持ちが沈んでしまいそうです。

【成功例】短い交際期間で円満な結婚生活を送っている夫婦も

たとえ短い交際期間で結婚したとしても、円満な結婚生活を送っているご夫婦も数多くいらっしゃいます。その一例をご紹介していきましょう。

【体験談①】

出会った瞬間からお互いに惹かれていたようで、3回目のデートでプロポーズをされました。

私はそのまま結婚しても良かったのですが、両親に「いくらなんでも早すぎる!」と反対されてしまって……。まずは3ヵ月間同棲をしてから、という条件付きで認めてもらいました。

実際に暮らしてみたら相手の嫌なところが見えるかも、という不安もあったのですが、幸いなことに生活スタイルにも大きな差はなく、それどころか一人で暮らすよりも居心地が良いことに気がついたのです。

同棲を終え、気持ちが変わらないことをお互いの両親に伝えた事で、無事に結婚を認めてもらうことができました。

あれから12年、喧嘩することももちろんありますが、3人の子どもに囲まれて幸せな毎日を送っています。(40代前半/女性)

【体験談②】

友人の紹介や合コンではなかなか良い人に巡り合えず、5年ほど前に思い切って結婚相談所に登録しました。そこで出会ったのが、現在の妻です。

初めてお見合いをした時はお互いに緊張でガチガチだったのですが、2回、3回会う回数を重ねる度に「この人と結婚したい」という気持ちが強くなったのを覚えています。

嬉しいことに妻も同じ気持ちでいてくれたらしく、順調に成婚まで至りました。

交際期間が1年未満だったので不安もありましたが、お互いに知らないことが多いという点がプラスの方向に作用し、毎日が発見の連続で楽しい新婚生活を送りました。

今では知らないこともだいぶ少なくなりましたが、穏やかで安定した関係を築けていると思います。家に帰るのが楽しみになるなんて、独身時代には想像もできないことでした。(30代後半/男性)

【体験談③】

付き合い始めて半年ほどで妊娠が発覚し、その勢いで結婚しました。

交際期間が短かったので不安もありましたが、家事も積極的にこなしてくれましたし、子どもが小さい頃は夜泣きを一晩中あやしてくれることもしょっちゅうでした。

結婚から8年経ちましたが、気持ちが薄れる事はなく、むしろ日に日に愛情が募っていく気がします。

子どもがもう少し大きくなったら二人でゆっくり旅行をする約束なので、その日を心待ちにしています。(30代前半/女性)

スピード婚ですぐに離婚してしまわないためには?

スピード婚をした後すぐに離婚をしてしまわないためには、どのような点に気をつけて結婚を決めるべきなのでしょうか。

「これだけは!」という部分をご紹介していきましょう。

短期間でも同棲はしておこう

ただでさえ短い時間で結婚を決めるのですから、より深く相手を知るためにも同棲はしておいた方がいいでしょう。

いざ一緒に暮らしてみたら全然合わなかった、という悲劇を防ぐことにも繋がります。

家族計画については本音で話し合って

この点についてうやむやにしたり、結婚が流れるのを恐れて本音を偽ってしまうと、後で相当苦労することになります。

今後の人生を大きく左右する大切なことですので、お互いに本音で話し合うようにしましょう。

お金の使い方に注意!

湯水のように際限なく使ってしまったり、逆に使うべきところで変に出し渋ったりする相手には要注意。適切な金銭感覚で家計を回していくことができなくなる可能性大です。

「結婚したらきっと変わるはず……」という希望は、残念ながらほとんど叶うことはありません。

パートナーのお金の使い方が適切か見極め、あまりに酷いようなら結婚の再検討をおすすめします。

「嫌なこと・もの」に対する価値観が合うかチェック

好きなことよりも、「これだけは許せない」という部分が合わない方が苦労するという意見も。

前向きな部分だけでなく、後ろ向きな部分の価値観が合うかを見極めることも重要ですよ。

スピード婚=離婚率が高いとは必ずしも言い切れない

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短い交際期間の末に結婚して円満な関係を築けている夫婦もいれば、長く付き合っても離婚してしまうケースもあります。

要するに、離婚してしまう原因は結婚の決断のスピードではなく、当人たちの努力不足や思慮の浅はかさにあると考えていいでしょう。

「スピード婚は離婚率が高い」という理論は、必ずしも正しいとは限らないのです。

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