スピード婚の期間や定義とは?スピード婚を選ぶカップルの6つの特徴!

スピード婚© iStock.com/Spiderstock

スピード婚とはどれくらいの期間の結婚を指すのでしょうか。また、どのようなカップルがスピード婚を選ぶのでしょうか。スピード婚の期間や定義、スピード婚を選ぶカップルの特徴6つをご紹介します。

併せて、スピード婚のメリットとデメリットも見ていきましょう。

スピード婚に該当する期間はどれぐらい?

スピード婚とは、交際開始から結婚までの期間が短い結婚のことを言います。主に交際がスタートしてから1年に満たない期間で結婚をした場合に、スピード婚と呼ばれることが多いようです。

スピード婚の定義ははっきりと決まっていない為、スピード婚を交際スタートから結婚までが「3ヵ月以内」と考える人もいれば、「1年未満」でもスピード婚と呼ぶ人もいます。

なお、お互いの知り合い期間が長くても、交際期間が短ければスピード婚と呼ばれます。最近では芸能界でも「交際0日」のスピード婚を行うカップルもおり、スピード婚が少しづつ増えている印象です。

スピード婚の特徴その1:妊娠がきっかけ

妊娠 スピード婚© iStock.com/mihailomilovanovic

スピード婚を選ぶカップルの特徴で一番多いのが「妊娠」をきっかけとした、いわゆる「おめでた婚」です。平成22年の厚生労働省の調べでは、結婚期間が妊娠期間より短い出生の割合が全国で25.3%という結果でした。

この結果から、女性の4人に1人はおめでた婚である計算となります。おめでた婚をしたカップルの中には、交際期間の短いカップルも含まれています。妊娠は、スピード婚のきっかけにもなると言えるでしょう。

データ参照:厚生労働省 平成22年度「出生に関する統計」の概況人口動態統計特殊報告

スピード婚の特徴その2:転勤がきっかけ

転勤 スピード婚© iStock.com/torwai

交際開始後すぐにどちらかが転勤になった際に、スピード婚をするカップルもいます。若い世代の場合は遠距離恋愛を選ぶこともありますが、ある程度の年齢を過ぎたカップルになると、結婚という選択肢を選ぶようです。

結婚はタイミングだと言われますが、転勤は結婚を決断するよいタイミングになるのではないでしょうか。

スピード婚の特徴その3:元彼(彼女)との復縁

元彼(彼女)との復縁© iStock.com/takasuu

ある程度の年齢を過ぎて元彼(彼女)と復縁をする場合、結婚を前提にお付き合いをするカップルも少なくありません。

この場合、1度は付き合ったことのある者同士なので、相手のこともよくわかっています。その為、結婚を決断する期間も短くなり、スピード婚に繋がりやすくなるのです。

スピード婚の特徴その4:年齢(晩婚)

晩婚 スピード婚© iStock.com/_yumehana

カップルのどちらか、もしくはお互いの年齢が高い場合に、スピード婚を選ぶ場合もあります。特に子供を望む場合は、年齢を考慮して結婚をするカップルも少なくありません。

ある程度年齢を重ねると、長くお付き合いをしなくても相手の良い点や欠点がわかるものです。その為、短い期間での交際でも、そのまま結婚を決断することができます。

スピード婚の特徴その5:お見合い結婚

お見合い結婚© iStock.com/BartekSzewczyk

お見合いはある程度、自分の求めている条件の相手と出会います。年齢や年収、学歴や趣味などは出会う前から情報がわかっている分、一般的な恋愛よりも自分にマッチした人を見つけやすいです。

また、結婚の意思が高い者同士でお見合いを行うので、出会って性格も合えば、短い期間でも結婚に繋がりやすいようです。お見合いに限りませんが、高い結婚意思を持った者同士が繋がった際に、スピード婚に繋がりやすくなります。

スピード婚の特徴その6:マッチングアプリでの出会い

マッチングアプリでの出会い© iStock.com/Prostock-Studio

最近流行りのマッチングアプリもお見合い同様で、自分の条件に合った人と出会いやすいツールとなっています。

マッチングアプリでは「いつ頃までに結婚をしたいか」と選べる項目のあるアプリも多く、「今すぐ」と選択をしている者同士で繋がれば、スピード婚も可能です。

検索時に年齢や年収、学歴などを絞り込みできるので、最近ではマッチングアプリを活用して結婚相手を探す人も増えています。

スピード婚のメリットやデメリット

お互いに願望があれば、スピード婚であっても結婚できることはとても幸せなことです。ただし、スピード婚にはメリットもあれば、デメリットもあります。スピード婚は離婚率も高いと言われています。

結婚はあくまでもゴールではなく、スタートであることを忘れないでください。しっかりとスピード婚のメリットとデメリットを理解した上で、結婚の判断を行いましょう。

スピード婚のメリット

スピード婚が増えてきていますが、それでも世間ではまだスピード婚にはマイナスな印象を受けます。しかし、スピード婚にもしっかりとメリットがあるのです。スピード婚のメリットは下記の通りとなります。

  • 恋愛に悩む時間が減る
  • マリッジブルーになる可能性が低い
  • 新婚生活が新鮮

カップルの付き合いが長くなると、相手の欠点が見えたり、「結婚してくれるのかな?」と不安を頂いたりすることがあります。それがスピード婚をすることで、このような悩みから解放されるのです。

また、相手の欠点が見えないまま結婚をするので、マリッジブルーがなかったり、恋人同士の気分で新婚生活を過ごすことができます。

スピード婚のデメリット

スピード婚はどうしても不安はつきものです。結婚は二人だけでなく、家族をも巻き込むものなので、周りから心配されることも少なくありません。スピード婚のデメリットを見ていきましょう。

  • 周りに反対される可能性が高い
  • 相手の欠点を知らないまま結婚してしまう
  • 離婚する確率が高い

スピード婚の場合、両家に挨拶に行くと反対をされることもあります。両親からしたら、相手のことをちゃんと知らずに結婚をすることには不安を抱くものです。

実際、相手の欠点を知らずに結婚をしてしまうので、結婚後に「こんな人なの?」と思うこともしばしばあります。結婚は相手の欠点をも受け入れてするもの。結婚後に受け入れられない欠点を見つけることで、それが離婚に繋がってしまいます。

スピード婚であっても見極める目を持とう

スピード婚の特徴としては離婚率が高いと言われますが、スピード婚であっても長いお付き合いからの結婚であっても、上手くいくときはいくし、失敗するときは失敗をします。

結婚は期間よりも、相手を見極める目が大切なのではないでしょうか?

交際期間が短くても、自分が一緒に人生を歩んでいけると思えるような人であれば、スピード婚を選んでも幸せな結婚ができると思います。あとは、自分がどれほど柔軟に、相手と向き合えるかではないでしょうか。

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